リアルタイム解析で利用できる 。
[トラッキングの遅延と順序変更] ツール を使用して、フィーチャを出力データセットに書き込む前に遅延させて、タイムスタンプで並べ替えます。 このツールは、定義済みのタイム ウィンドウ内のフィーチャを Track ID タイムスタンプで並べ替えます。
例
ツールの使用例を次に示します:
- 場合によっては、セキュリティーとプライバシー上の懸念から、アプリケーションでリアルタイムのフィーチャの位置を非表示にする必要があります。 [トラッキングの遅延と順序変更] ツールはリアルタイムの位置の表示を遅延させることができます。
- 多くの場合、ベンダーおよびセンサーの API はトラッキングベースのデータを順序に関係なく提供します。 [トラッキングの遅延と順序変更] ツールは、定義済みのタイム ウィンドウ内でこのデータをタイムスタンプで並べ替えることができます。
- ベンダーおよびセンサーの API はフィーチャ データをバッチで提供します。 [トラッキングの遅延と順序変更] ツールは、完全なバッチを受信するまで処理を遅延させてから、イベントをタイムスタンプで並べ替えることができます。
使用上の注意
ツールを操作する際には、以下の点に注意してください:
このツールは、一意の Track ID が付与されたイベントのみを処理します。 このツールを使用するには、入力データセットで Track ID キー フィールドが識別される必要があります。
パラメーター
ツールには、次のパラメーターがあります:
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
タイム ウィンドウ内の最大フィーチャ数 | タイム ウィンドウ内でフィルターするために評価するフィーチャの最大数。 デフォルトは 60 です。 | Integer |
トラッキングの遅延と順序変更を行うタイム ウィンドウ | フィルターで各トラッキング観測データが評価される期間。 デフォルトは [30 秒] です。 | String |
検討事項および制限事項
ツールを使用する際には、以下の点を検討してください:
このツールは、定義された間隔の間に [タイム ウィンドウ内の最大フィーチャ数] の値を超えるトラッキング観測データを破棄します。 これらのイベントはキャッシュやキューに配置されません。 すべてのトラッキング観測データを維持することが重要な場合は、解析データを分岐して、同じデータをフィーチャ レイヤーまたはクラウド ストレージ出力にフィーチャとして格納することを検討してください。