リアルタイムのビッグ データ解析で使用できます。
[時間範囲によるフィルター処理] ツール は、指定した前の時間、後の時間、または時間範囲を使用してフィーチャをフィルター処理します。 指定した時間範囲によって、各フィーチャの [Start Time] キー フィールドの値が評価されます。 指定した時間範囲が True として評価するフィーチャが維持されます。
例
次に、時間範囲によるフィルター処理ツールの使用例を示します。
- あるリアルタイム解析は、[時間範囲によるフィルター処理] ツールを使用して、フィーチャの [Start Time] キー フィールドの値が After 2019-09-01 06:00 である場合にのみ、フィードからの受信レコードを維持します。
- あるビッグ データ解析は、[時間範囲によるフィルター処理] ツールを使用して、フィーチャの [Start Time] キー フィールドの値が Between 2019-09-01 15:00 to 2019-09-15 03:00 である場合にのみ、レコードを維持します。
使用上の注意
時間範囲によるフィルター処理ツールは、定義された [Start Time] キー フィールドの値に基づいてフィーチャをフィルター処理します。 Start Time キー フィールドは、フィードまたはソースを構成するときに指定します。 Start Time キー フィールドの指定方法の詳細については、「入力データの構成」をご参照ください。
パラメーター
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
入力レイヤー | フィルター処理されるレイヤー。 | フィーチャ |
時間範囲 | 受信データをフィルター処理するために評価される時間範囲。 各レコードが評価されます。 True と評価されたレコードが維持され、False と評価されたレコードが破棄されます。 [時間範囲] オプションには、[前]、[後]、および [間] があります。 時間ピッカーを使用して、単一の日時 ([前]、[後]) または日時の範囲 ([間]) を選択できます。 | String |
出力レイヤー
[時間範囲によるフィルター処理] ツールは、受信フィーチャを変更しません。出力レイヤーは受信フィーチャと同じフィールドおよび属性値を含みます。