スタイルの設定の変更

注意:

一部のワークフローでは、特定の権限が必要となる場合があります。 ユーザー タイプ、ロール、権限の詳細については、「アカウント」トピックをご参照ください。

Some of the options or features described in this workflow are available only to users with an ArcGIS organizational account.

マップ レイヤーのシンボル、色、その他のスタイル設定を変更およびカスタマイズすることができます。

データのスタイル設定の方法については「マップ レイヤーのスタイル設定」、スマート マッピングとデフォルトで適用されるスタイルについては「シンボル タイプ」をご参照ください。

使用できるスタイル設定オプションは、選択されたレイヤーのタイプ、使用されるシンボル タイプ (スマート マッピングとも飛ばれる)、選択されたデータ属性のタイプ、フィーチャのジオメトリック シェープ (ポイント、ライン、ポリゴン) によって異なります。

注意:

ArcGIS から追加したレイヤーのスタイル設定を変更できます。 これらのレイヤーへのスタイル変更は、ArcGIS for Microsoft 365 のインスタンスにローカルに適用され、元のマップ レイヤーとともに ArcGIS 組織アカウントには保存されません。

マップのスタイル設定を変更するには、次の手順を実行します。

  1. コンポーネントで、スタイルの適用ワークフローの手順を実行してください。
  2. シンボル タイプを選択します。
  3. [スタイル オプション] タブ スタイル オプション をクリックし、レイヤーの外観をカスタマイズします。

    レイヤー タイプ、シンボル タイプ、フィーチャ ジオメトリ、選択されたデータ属性に応じ、[スタイル オプション] タブにはさまざまなオプションが表示されます。

  4. 必要に応じて、次のいずれかの操作を行います。
  5. スタイルを適切に設定したら、[レイヤー プロパティ] タブ レイヤー プロパティ をクリックしてレイヤー設定を更新するか、[閉じる] 閉じる をクリックして [レイヤー] ウィンドウを閉じます。

シンボルのスタイル設定

使用されるジオメトリック シンボル スタイルを更新するには (ポイント、ライン、ポリゴン シンボルなど)、[シンボル設定] セクションを展開し、次のいずれかを実行します。

注意:

すべてのシンボル スタイル設定タイプで、すべてのオプションが利用できるわけではありません。

スタイル タイプ手順

形状、サイズ、塗りつぶし

形状は、[代表的なシンボル][ベクター シンボル][追加されたスタイル] という 3 つのカテゴリに分けられます。

マップ上のシンボルの形状を変更するには、ドロップダウン メニューから [形状] カテゴリを選択します。

  • カテゴリ メニューからシンボルを選択し、アイコンをクリックして選択します。
  • 必要に応じてピクセル値を入力し、形状のサイズを増減させます。
  • 必要に応じて、オプション テーブルから形状の塗りつぶし色を選択するか、RGB または 16 進数の色のカスタム値を指定します。
    ヒント:

    塗りつぶしの値を消去するには、[消去] ボタン 選択解除 をクリックします。

  • カスタム シンボルを追加するには、[追加されたスタイル] セクションで、[アップロードされたシンボル] 矢印ボタンをクリックしてショートカット メニューを表示し、PNG、SVG、または JPG 画像 (サイズ制限 80 KB) をアップロードします。

    カスタム シンボルを削除するには、[形状] カテゴリから新しいシンボルを選択するか、[追加されたスタイル] セクションの編集ボタン をクリックし、アップロードされたシンボルを選択して削除ボタン をクリックします。

カラー ランプ

  • 色の範囲を変更するには、[カラー ランプ] セクションを展開し、コレクションからランプを選択します。
  • [ランプ カラーの反転] ランプ カラーの反転 をクリックし、ランプの色の並びを変更できます。
    ヒント:

    カラー ランプにマウス ポインターを合わせると、その名前が表示されます。

サイズ範囲

  • [サイズ範囲] スライダーを調整し、最小および最大のシンボル サイズ値をピクセル単位で設定します。 ハンドルをドラッグするか、デフォルト値をクリックして新しい値を入力します。
  • [サイズを自動調整] をオンにし、マップの現在のズーム レベルに合わせてシンボルを最適化し、その他のズーム レベルでも自動調整します。

サーフェスの平滑化

  • オプション テーブルから [塗りつぶし] 色を選択するか、RGB または 16 進数の色のカスタム値を指定します。
  • 必要に応じ、0 (完全に透明) から 100 (完全に不透明) までの間で透過表示のパーセンテージを入力し、塗りつぶしに透過表示を適用します。
    ヒント:

    塗りつぶしの値を消去するには、[消去] ボタン 選択解除 をクリックします。

アウトラインの色と幅

  • オプション テーブルから [アウトライン] 色を選択するか、RGB または 16 進数の色のカスタム値を指定します。
  • 必要に応じ、0 (完全に透明) から 100 (完全に不透明) までの間で透過表示のパーセンテージを入力し、アウトラインに透過表示を適用します。
    注意:

    ポイント フィーチャのアウトライン値を消去するには、[消去] ボタン 選択解除 をクリックします。

  • 必要に応じてアウトラインのピクセル量を入力し、アウトラインの幅を増減させます。
  • 必要に応じて、パターンのドロップダウン メニューからライン パターンを選択します。

境界のスタイル設定

マップ レイヤーの境界の外観を変更するには、次のいずれかを実行します。

注意:

この機能は ArcGIS for Power BI でのみ使用できます。

スタイル タイプ手順

境界の表示

[境界の表示] 切り替えボタンをオンにします。 マップの境界を構成するオプションが表示されます。

サーフェスの平滑化

  • オプション テーブルから境界の [塗りつぶし] 色を選択するか、RGB または 16 進数の色のカスタム値を指定します。
  • 必要に応じ、0 (完全に透明) から 100 (完全に不透明) までの間で透過表示のパーセンテージを入力し、塗りつぶしに透過表示を適用します。
    ヒント:

    境界の塗りつぶしの値を消去するには、[消去] ボタン 選択解除 をクリックします。

アウトラインの色と幅

  • オプション テーブルから境界の [アウトライン] 色を選択するか、RGB または 16 進数の色のカスタム値を指定します。
  • 必要に応じ、0 (完全に透明) から 100 (完全に不透明) までの間で透過表示のパーセンテージを入力し、アウトラインに透過表示を適用します。
    注意:

    アウトラインの値を消去するには、[消去] ボタン 選択解除 をクリックします。

  • 必要に応じてアウトラインのピクセル量を入力し、アウトラインの幅を増減させます。
  • 必要に応じて、パターンのドロップダウン メニューからライン パターンを選択します。

ヒート マップ

ヒート マップを使用してスタイル設定されたレイヤーの外観を変更するには、次のいずれかを実行します。

スタイル タイプ手順

カラー ランプ

  • [カラー ランプ] を展開し、コレクションからランプを選択します。
  • [ランプ カラーの反転] ランプ カラーの反転 をクリックし、ランプの色の並びを変更できます。
    ヒント:

    カラー ランプにマウス ポインターを合わせると、その名前が表示されます。

影響範囲

  • [影響範囲] を展開し、使用可能なオプションを表示します。
  • スライダーを使用して、ヒート マップの外観を調整します。 クラスターを小さくして色の変化を大きくするには上部ハンドルを下にドラッグします。クラスターを大きくして色の変化を滑らかにするには下部ハンドルを上にドラッグします。

ぼかしの半径

[ぼかしの半径] スライダーを右に動かして歪みのフィールドを増やすか、左に動かして半径を小さくします。または、テキスト ボックスに半径の値を入力します。

注意:

ArcGIS for Power BI ユーザーは、数値を [サイズ] フィールド ウェルにドラッグして、ヒート マップのプロパティをより適切に定義できます。

サイズまたは色分類

サイズ色とサイズでスタイル設定されたレイヤーのデータ分類を更新するには、次のいずれかを実行します。

スタイル タイプ手順

サイズまたは色分類

[サイズ分類] または [色分類] を展開し、使用可能な設定を表示します。

データの分類

  • [データの分類] 切り替えボタンをオンにし、分類設定を有効にします。
    注意:

    この設定は、すべてのデータ タイプに対して有効になるわけではありません。

  • ドロップダウン メニューから 分類の [方法] オプションを選択します。
  • [クラス] 数を指定して、マップをさらに単純化します。または、標準偏差を使用する場合は、間隔を選択します。
    ヒント:

    [手動] 分類オプションを使用するには、ヒストグラムのハンドルを調整または移動します。

除数

[除数] ドロップダウン メニューから、未加工のデータを割合または比率に標準化または正規化するアクティブ レイヤーの数値属性を選択します。 正規化されたデータの例には、1 人あたりの x、1 平方キロメートルあたりの y、x/y の比率などがあります。 一方で、ローデータを標準化した後は、色を付けると見やすくなります。

ヒストグラム

  • ヒストグラムのグラフィックスに沿って境界ハンドルを調整し、データへの分類の適用方法を変更します。
  • ハンドルをドラッグするか、ハンドルの横にある数値をクリックして値を入力することができます。 ハンドルの位置を変えて、マップの視覚化への変化を調整します。
    注意:

    標準偏差 (またはシグマ) シグマ と計算された平均値 計算された平均値 は、最大、最小、中間 (平均) のデータ値の分布を示します。 これらの値は、ヒストグラム ハンドルを動かすと自動的に更新されます。

範囲外または値がないデータ

[値がない、または範囲外のフィーチャの表示] 切り替えボタンをオンにし、マップ上でデータが欠落している位置を描画するか外挿します。

クラスタリング

[クラスタリング] セクションを展開し、次のいずれかを実行します。

スタイル タイプ手順

クラスタリング

[クラスタリングの有効化] 切り替えボタンをオンにして、シンボル タイプに基づくデフォルトの構成オプションにポイント シンボルを集約します。

半径

  • 各クラスターにグループ化されるフィーチャの数を変更するには、[半径] スライダーを調整します。
  • スライダーを左に動かすとクラスター半径が小さくなり、各クラスター内でグループ化されるフィーチャ数が少なくなります。スライダーを右に動かすと半径が大きくなり、各クラスター内でグループ化されるフィーチャ数が多くなります。

テキストの色

クラスター シンボルの [テキストの色] 設定を変更するには、オプション テーブルから色を選択するか、RGB または 16 進数の色のカスタム値を指定します。

個別値

個別値メニューでは、タイプまたはタイプとサイズを使用してスタイル設定されたレイヤーのシンボルの外観をプレビューできます。 個別値設定を更新するには、次のいずれかを実行します。

スタイル タイプ手順

個別値

  • [個別値] セクションを展開し、マップに表示されている選択済みのデータ属性のカテゴリを表示します (使用されているカラー ランプ、各カテゴリの数など)。
  • カテゴリの横の削除ボタン をクリックすると、個別値リストからカテゴリを削除できます。
  • [追加] をクリックし、データ属性からカテゴリを選択し、個別値リストに追加します。
  • カラー ランプを変更するには、このトピックの「シンボルのスタイル設定」をご参照ください。

他のシンボルの表示

[他のシンボルの表示] 切り替えボタンをオンにし、個別値リストに含まれていない、データ属性のカテゴリをマップに表示します。

透過表示と回転

属性ごとに透過表示と回転を変更するには、次のいずれかを実行します。

スタイル タイプ手順

属性で変更

[属性で変更] セクションを展開し、使用可能な透過表示と回転の設定を表示します。

属性による透過表示

[属性による透過表示] 切り替えボタンをオンにします。 属性の透過表示を設定するオプションが表示されます。

フィールド (透過表示)

アクティブ レイヤーから、透過表示を適用する属性を選択します。

注意:

透過表示を適用できるのは、数値属性か日付属性のみです。

除数

[除数] ドロップダウン メニューから、透過表示のデータの標準化または正規化に使用するアクティブ レイヤーの数値属性を選択します。この属性は、たとえば、人口を面積で割ったり、費用を総人口で割ったりするために使用します。

透過表示範囲 (%)

  • データ スライダーか、ヒストグラムのハンドルを調整し、透過表示のグラデーションの範囲を変更します。
  • 左スライダーを左に動かすか、上部のヒストグラム ハンドルを上に動かして、属性の不透明度を増やします。 透過表示 0 パーセントは完全に不透明です。
  • 右スライダーを右に動かすか、下部のヒストグラム ハンドルを下に動かして、透過表示のグラデーション範囲を広げます。
  • スライダーまたはヒストグラム ハンドルを動かすと、現在の透過表示の設定を反映して、ヒストグラムのグラフィックスが自動的に更新されます。 標準偏差 (またはシグマ) シグマ と計算された平均値 計算された平均値 は、透過表示が適用されるデータ値の最大、最小、中間 (平均) 値の分布を示します。

属性による回転

[属性による回転] 切り替えボタンをオンにします。 属性の回転を設定するオプションが表示されます。

ヒント:

属性による回転は、ArcGIS for Power BI で ArcGIS フィーチャ レイヤーに対してのみ使用できます。

フィールド (回転)

回転を適用する属性を選択します。

ヒント:

属性が円形シンボルでスタイル設定されている場合、回転の情報は提供されません。

方向

[時計回り] 時計回り または [反時計回り] 反時計回り 回転のどちらを使用するか選択します。

  • [時計回り] - 角度は 12 時の位置から時計回りに計測されます。
  • [反時計回り] - 角度は、3 時の位置から反時計回りに計測されます。 この回転を使用するとき、シンボル (北を指しているとします) は、まず 0 度になるように 90 度時計回りに回転してから、属性に反時計回りの回転が適用されます。