データとジオコーディング

ArcGIS for Microsoft 365 は、位置データの側面 (X 座標と Y 座標のペア、住所、場所の名前など) を地表の位置に変換し、それをマップに表示します。 この処理をジオコーディングと呼びます。

ArcGIS for Microsoft 365ArcGIS World Geocoding Service ArcGIS GeoEnrichment Service を使用し、データ内のポイント位置 (住所や座標など)、境界 (ポリゴン) 位置 (郵便番号、都市、州、省など) を検出します。 これらのサービスは、170 か国以上の位置データのリポジトリにアクセスします。

Standard ユーザーの場合、これらのサービスは、すべてのユーザーに対して確立されたデフォルト ロケーターを使用します。 ArcGIS アカウントにサイン インしている場合、ArcGIS for Microsoft 365 は組織に対して構成されたロケーターを使用し、データの座標をマップ上でより正確に指定します。 ロケーターの詳細については、「ロケーターの概要」をご参照ください。

最大の配置精度を確保するため、位置データをクリーン アップするか、そうでない場合は確認および構成を行い、これら 2 つの ArcGIS サービスで読み取れるようにする必要があります。 たとえば、マップにデータ レイヤーを追加するとき、データを適切に表現することができる位置情報の種類を選択します。 データの位置情報は、データと指定した位置情報との関連を作成するために使用されます。

ArcGIS for Microsoft 365 は、使用可能な最適な位置データに基づいてマップ上の位置を特定する機能を備えていますが、マップに追加する前にデータを綿密に整理して準備すればするほど、マップ上の結果が正確になる可能性が高くなります。 データに使用できる表記形式の詳細については、「サポートされる表記形式」をご参照ください。

関連トピック

データとジオコーディングの詳細については、次の表に挙げられたトピックをご参照ください。


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