注意:
この機能は、ArcGIS のフィーチャ レイヤーまたはデータを使用して作成されたレイヤーのみで使用できます。マップでは大量の地理データを表示でき、一般的にこれらのレイヤーは重なり合っています。 データのスタイル設定は、フィーチャを説明したり特定したりする場合に役立ちます。 ただし、マップに関する情報を伝えるにはシンボルや色以上のものが必要となります。このときに、フィーチャのラベリングが役立ちます。
ラベルはレイヤー内のフィーチャを説明する数個の短いテキストです。 ラベルのテキストは使用可能なレイヤーの属性から作られます。 表示する属性 (フィーチャの名前や種類) を選択します。
レイヤーでラベルを有効化すると、ArcGIS for Microsoft 365 は、マップ上または説明するフィーチャ上またはその近くにラベルを自動的に配置します。 テキスト サイズ、色、およびスタイルを変更して、それぞれのレイヤーのラベルを区別することができます。または、ラベル周辺にハロー効果を使用することで、ベースマップやその他のレイヤーのテキストと区別することもできます。 また、ラベルがマップに表示されるときのズーム レベルを指定することもできます。
ラベルを構成するには、次の手順を実行します。
- マップ ツールで [レイヤー] をクリックして [レイヤー] ウィンドウを開きます。
- [レイヤー プロパティ] タブ をクリックします。
- [アクティブなレイヤー] ドロップダウン メニューから、変更するレイヤーを選択します。
- [ラベル] セクションを展開し、[ラベルの有効化] 切り替えボタンをオンにします。
- アクティブなレイヤーのラベル設定を更新するには、次のいずれかを実行します。
- [ラベル フィールド] ドロップダウン メニューをクリックし、アクティブなレイヤーから、ラベル付けに使用するデータ属性を選択します。
注意:
一度にレイヤー上の 1 つの属性にラベルを付けることができます。
- フォント ファミリー、ポイント サイズ、フォント色、強調の設定など、ラベルの [フォント] 構成を指定します。
- 画像例から、フィーチャの位置を基準にしたラベルの [配置] オプションを指定します。
- [ハローの有効化] 切り替えボタンをオンにすると、テキスト周辺にハローのアウトラインが追加され、必要に応じてハローの色とサイズをピクセル単位で指定できます。
- [表示範囲] 値で、ラベルの最大および最小の表示範囲を設定します。 スライダー ハンドルを外側にドラッグして範囲を広げるか、内側にドラッグして範囲を狭めます。 スライダーの下にある縮尺識別子の矢印とラベルで (国、建物など)、現在のズーム レベルが表示されます。 より正確な縮尺を設定するには、縮尺識別子をクリックし、ドロップダウン メニューからズーム レベルを選択します。
変更を加えると、その内容がマップのラベルに即座に反映されます。
- [ラベル フィールド] ドロップダウン メニューをクリックし、アクティブなレイヤーから、ラベル付けに使用するデータ属性を選択します。
- [ラベルの有効化] 切り替えボタンをオフにし、選択したアクティブなレイヤーからラベルを削除します。
- [閉じる] をクリックし、[レイヤー] ウィンドウを閉じます。