マップ レイヤーのスタイル設定

マップを使用すると、重要な情報が地理的に表現され、データの理解を深めることができます。 ArcGIS for Microsoft 365 にはスタイル ツールが含まれており、強調したい情報や、説得力のあるさまざまな形でその情報を表示する方法を選択できます。 この機能は、マップの見た目を改善するだけでなく、データの性質や重要性を効果的に伝えるうえで役立ちます。

スタイルのそれぞれの決定事項によってマップが理解しやすくなり、ユーザーの興味をより引きやすくなります。 しかし、マップは柔軟に作成できるので、最適なスタイル オプションが 1 つもない場合でも効果的な決定を下すことは可能です。

マップ スタイルの変更により、同じデータを使用して異なるストーリーを伝えることができ、隠れたパターンを検出する可能性があります。 たとえば、次の画像では、人口密度を薄い色から濃い色で表示したり (図を参照)、等級別の円 (大きさの異なる円など) で表示したりして、人口の少ない地域から人口の多い地域までの範囲を示すことができます。

人口マップ
このマップの詳細については、米国国勢調査局による 2020 年の「Demographic Data Map Viewer」をご参照ください。

ArcGIS for Microsoft 365 スタイル ツールを使用すると、特定のデータ特性を強調する、データが経時的に変化する様子を示す、さまざまな値を比較対照する、管理しやすいように大規模なデータ グループをクラスター化する、複数のスタイル ツールを組み合わせて独自のデータの空間コンテキストを作成することができます。

データの表現方法 (円や色を使用した人口密度の表示など) を決定した後、次のスタイルとデザインを選択できます。 ArcGIS for Microsoft 365 には、カラー ランプ、ライン幅、シンボルなどのグラフィック構成ツールが用意されており、これらを使用してマップにデータを表示する方法を構成できます。

  1. まず、コンポーネントのスタイルの適用ワークフローを実行します。
  2. 次に、選択されたデータ属性とフィーチャ ジオメトリに基づいて、正しいシンボル タイプ (スマート マッピングとも呼ばれる) を選択します。

    ヒント:
    シンボル タイプのトピックの質問と例を探索し、データに最適なスタイルを決定します。

  3. スタイル設定を変更し、適用されたスタイルをカスタマイズします。

関連トピック

コンポーネントのデータのスタイル設定に関連するワークフローを次の表に示します。

ArcGIS for ExcelArcGIS for Power BIArcGIS for SharePoint


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