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CAD のマッピング仕様

Mapping Specification for CAD は、GIS 属性と Esri 座標系情報を読み取り、作成および編集するために *.dwg ファイルまたは *.dxf ファイル内の情報をコーディングするための標準です。これらの標準は、*.dwg または *.dxf のデータ構造を利用して GIS データを操作したり、GIS および CAD プラットフォーム全体でデータを操作および共有するための相互運用プラットフォームを提供したりします。これは、GIS スキーマ、属性データ、座標系を *.dwg ファイルまたは *.dxf ファイルに埋め込むための標準のプログラミング構造です。

MSC を実装すると、CAD 標準を変更せずに、ユーザーは GIS 属性情報を操作できるようになります。これは、既存の CAD 標準を使用してまとめられたフィーチャクラスを作成する GIS と CAD のワークフローに有益です。開発者は AutoLISP プログラミング環境か、C++、C#、または VB .NET を使用した ObjectARX プログラミング環境を選択できます。

Esri 開発者シンボルの使用

この仕様で説明されているように、Autodesk の AutoCAD 製品向けのアプリケーションを作成している開発者は、ESRI_ を開発者接頭辞として名前付きオブジェクトに使用することが許可されています。

Open Design Alliance

Esri は ODA (Open Design Alliance) のメンバーであり、Teigha 開発プラットフォームを使用して ArcGIS における CAD の相互運用性を構築しています。同様に、Mapping Specification for CAD を実装している開発者は、Teigha ライブラリでサポートされているメソッドを使用して、ArcGIS Desktop との相互運用性を保証する必要があります。一例として、DWG オブジェクトをフィルター処理するための条件演算子ではサポートが一部制限されます。