AppStudio でのアプリの作成

次の図は、AppStudio でアプリを作成する一般的な手順を示しています。

ステップ 1
1新しいアプリの作成
ステップ 2
2デバイスでのテスト
ステップ 3
3インストール ファイルの生成
ステップ 4
4利用するストアへの公開

新しいアプリの作成

アプリの作成は、必ずしもテンプレートから開始する必要はありません。 既存のアプリおよびサンプルのフィーチャを組み合わせたり、QML コードを最初から作成することで、AppStudio で独自のアプリを作成できます。 作成を開始する最も簡単な方法は、Hello World アプリを作成することです。

  1. ArcGIS AppStudio を起動します。
  2. ツールバーの [新しいアプリ] をクリックします。
  3. カテゴリ リストから [スターター] を選択します (まだ開いていない場合)。
  4. リストから Hello World アプリを選択し、[OK] をクリックします。

新しいアプリに必要なファイルが作成され、新しいアプリのサムネイルが AppStudio に表示されます。 すぐに新しいアプリを起動するには、そのアプリをダブルクリックします。 アプリの編集を開始するには、AppStudio でサムネイルを 1 回クリックし、サイド パネルの [編集] ボタンをクリックして、Qt Creator でアプリを開きます。

アプリの編集方法の詳細については、「Qt Creator とは」および「Qt QML コンポーネント」をご参照ください。

デバイスでのテスト

アプリを作成したら、すぐに AppStudio または AppStudio Player で実行できます。 AppStudio で、次の手順を実行します。

  1. ギャラリーで新しいアプリを選択します。
  2. サイド パネルの [実行] ツールを選択します。 デスクトップ上にアプリが開きます。

組織内の他のユーザーが、自分のデバイス上で AppStudio Player を使用してアプリをテストするには、アプリ アイテムを ArcGIS で共有する必要があります。

その他のデバイス

別のデバイスでアプリをテストするには、次の手順を実行します。

  1. ギャラリーで新しいアプリを選択します。
  2. サイド パネルの [アップロード] をクリックして、アプリを ArcGIS にアップロードします。
  3. デバイス上に AppStudio Player をインストールします。
  4. AppStudio Player を起動し、ArcGIS にサイン インします。
  5. アプリをデバイスにダウンロードして実行します。

インストール ファイルの生成

スタンドアロン アプリ (AppStudio Player で実行しないアプリ) を作成するには、インストール ファイルを生成する必要があります。 インストール ファイルは、作成対象のオペレーティング システム専用です。また、アプリの証明書に対する要件は、オペレーティング システムによって異なります。 AppStudio で、次の手順を実行します。

  1. ギャラリーで新しいアプリを選択します。
  2. サイド パネルの [Make] ツールを選択します。
  3. [クラウド] タブで、インストール ファイルを生成するオペレーティング システムを選択し、証明書ファイルの場所を指定して、[生成] をクリックします。

    インストール ファイルの生成状況を示す電子メールを受信します。 これらのファイルは、ArcGIS アカウントに配信されます。 詳細については、以下をご参照ください。

利用するストアへの公開

ArcGIS によって作成されたインストール ファイルは、利用するアプリ ストアに公開できます。 詳細については、「アプリの配布」をご参照ください。