Qt Creator は、アプリの作成または既存のアプリの変更に使用できるクロスプラットフォーム統合開発環境です。
Qt Creator は、ArcGIS AppStudio のデスクトップ インストールに含まれており、アプリの構築に役立ちます。 ユーザーの便宜のため、以下に示すアイテムが Qt Creator に含まれています。
アプリの編集機能
AppStudio でアプリを作成した後、Qt Creator でそのアプリを編集できます。 AppStudio で、アプリを選択して [編集] ボタンをクリックします。 Qt Creator が起動し、アプリのプライマリ QML ファイルが開きます。
アプリは 1 つの QML ファイルに制限されません。 アプリのファイルは Qt Creator の左側のサイドバーにリストされ、追加のページやコントロールに対してメディアや追加の QML ファイルを指定できます。
ドキュメント
Qt Creator の [Help] メニューには、AppStudio Framework、および AppStudio Framework Runtime のヘルプが含まれています。 AppStudio Framework Runtime のヘルプを使用して、アプリで Esri テクノロジを活用できます。 AppStudio Framework は、ArcGIS Runtime と Qt SDK の両方を拡張して、クロスプラットフォームのアプリの構築を支援します。
AppStudio ツールへのショートカット
Qt Creator を使用して *.qml ファイルで作業し、ファイルをプレビューする場合は、[Tools] > [External] > [AppStudio] メニューのショートカットを使用できます。
これにより、AppStudio 内の任意のツールでファイルを開くことができます。 これは、アプリケーションを切り替えずに、プロジェクトをプレビューして変更内容を ArcGIS に保存する場合に特に便利です。 キーボードからこれらのショートカットにアクセスすることもできます。
ショートカットは次のとおりです。
- アプリを実行するには、Alt + Shift + R キーを押します。
- アプリの設定を開くには、Alt + Shift + S キーを押します。
- [Make] ツールを開くには、Alt + Shift + M キーを押します。
- [コンソール] ツールを開くには、Alt + Shift + C キーを押します。
注意:
これらのショートカットのほかに、AppStudio のユーザーは、*.qml ファイル全体を自動インデントするために、Ctrl + A および Ctrl + I コマンドを頻繁に使用します。
Qt Creator を使用する方法の詳細については、Qt Creator のドキュメントをご参照ください。