ArcGIS Survey123 に関するよくあるご質問 (FAQ) を以下に示します。
- ArcGIS 組織サイトを作成する方法
- ArcGIS 組織サイトでグループを作成する方法
- Survey123 Web サイトとは何ですか?
- Survey123 Web サイトはどのブラウザーをサポートしていますか?
- XLSForm とは何ですか?
- 調査はどこに保存されますか?
- Survey123 を使用するには、どのような ArcGIS ロールが必要ですか?
- 自分の組織以外のユーザーと調査を共有できますか?
- Survey123 はオフラインで使用できますか?
- Survey123 で自分の組織の共有テーマを有効にできますか?
- Survey123 は HEIC (High Efficiency Image Compression) 形式をサポートしていますか?
- どのようにして、Survey123 を ArcGIS Workforce と連携できますか?
- Survey123 はコマンド ライン パラメーターをサポートしていますか?
- Survey123 がサポートしているバー コード形式は何ですか?
- ArcGIS Survey123 で ArcGIS Online クレジットは消費されますか?
- ArcGIS Survey123 で取得したデータを他の ArcGIS アプリで使用するには、どうすればよいですか?
- ArcGIS Survey123 はどのようなアクセシビリティの標準およびガイドラインに準拠していますか?
ArcGIS Survey123 で調査を作成したり、一般向けでない調査に回答したりするには、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise の ArcGIS 組織サイトが必要です。 ArcGIS Online サブスクリプションの開始については、「サブスクリプションの有効化」または「トライアル サブスクリプションの管理」をご参照ください。 新しい ArcGIS 組織サイトを構成する方法については、Learn ArcGIS のレッスン「ArcGIS 組織の設定」をご参照ください。
グループを使用して、調査やその結果などの ArcGIS アイテムを特定セットのユーザーに共有することができます。 グループの作成の詳細については、「グループ作成の基本操作」(ArcGIS Online) または「グループの基本操作」(ArcGIS Enterprise) をご参照ください。
Survey123 Web サイトは ArcGIS Survey123 において中心的な役割を果たします。 Survey123 Web サイトでは、調査の管理、参加できるユーザーの制御、調査に投稿されたデータの表示と確認を行えます。 Survey123 Web デザイナーで調査を作成することもできます。 Survey123 Web サイトは Web ブラウザー ベースのアプリケーションで、ArcGIS 組織アカウントを持つユーザーは survey123.arcgis.com を通じて利用することができます。
Survey123 でサポートされているプラットフォームについては、「システム要件」をご参照ください。
XLSForm とは、スプレッドシートを使用してフォームを定義する方法を説明した仕様です。 広く採用されている標準で、詳細は xlsform.org で説明されています。
XLSForm を使用すると、フォームに含まれる質問、ユーザーへの提示方法、および回答の検証方法を指定できます。
多くのデータ収集ツールは、その入力に XLSForm を使用しています。 作成した XLSForm スプレッドシートは XLSForms 標準に従って .xml ファイルに変換され、データ収集ツールに使用されます。
Survey123 を使用して、ユーザー独自の XLSForm を ArcGIS に導入できます。
調査は複数の ArcGIS アカウント アイテムから構成されます。 Survey123 は、各調査に対して Survey-SurveyName という名前の ArcGIS アカウントのフォルダーを作成し、フォルダーには以下が格納されます。
- フォーム アイテム - Survey123 フィールド アプリおよび Web アプリで開くことができる調査が含まれます。
- フィーチャ レイヤー - 調査の回答が格納されます。 Survey123 Connect に既存のフィーチャ レイヤーから作成された調査には、新しいフィーチャ レイヤーは作成されません。 Survey123 は、ソースの場所から既存のフィーチャ レイヤーを参照します。 調査には、SurveyName_form と SurveyName_results (以前の名前はそれぞれ SurveyName_fieldworker と SurveyName_stakeholder) という名前のホスト フィーチャ レイヤー ビューを追加することもできます。 詳細については、FAQ: ArcGIS Survey123 で使用されるフォームと結果ホスト フィーチャ レイヤー ビューは何ですか?をご参照ください。
- Web マップ - 調査のフィーチャ レイヤーが含まれます。 調査が Survey123 Connect から公開された場合、デフォルトでは Web マップが作成されます。 公開プロセス中に Web マップを作成しないよう選択できます。 詳細については、「公開オプション」をご参照ください。 Survey123 Web サイトから公開された調査には、Web マップは作成されません。
調査を公開するには、次の最小限の権限が必要です。
- コンテンツの作成
- ホスト Web レイヤーの公開
- マップとアプリの共有
通常これは公開者ロールですが、これらの権限のみを含むカスタム ロールを組織内で作成することもできます。
調査を使用するには、次の最小限の権限が必要です。
- マップとアプリの使用
- グループへの加入
- フィーチャの編集
通常これはユーザー ロールですが、これらの権限のみを含むカスタム ロールを組織内で作成することもできます。
調査の送信設定をパブリックに設定すると、調査の記入と送信に ArcGIS アカウントへのログインが不要になります。
詳細については、「ArcGIS の要件」をご参照ください。
はい。 インターネットから切断されていても、Survey123 フィールド アプリで調査は引き続き機能します。
調査にジオポイント、ジオトレース、ジオシェープの質問が含まれる場合は、オフライン ベースマップも含まれていることを確認します。 詳細については、「オフラインで使用するベースマップの準備」をご参照ください。
ホスト データまたはホスト サービスを参照している質問はオフライン時には機能しません。 たとえば、search 表示設定、ジオコード表示設定、およびホスト データまたはホスト サービスを参照している JavaScript 関数はオフライン時には機能しません。
はい。 Survey123 Web デザイナーを使用すると、調査の設計者は [表示設定] ウィンドウで組織の共有テーマを調査に使用することができます。 また、管理者は、Survey123 Web サイトの [組織] ページにある [共有テーマ] 設定を有効にすることで、組織の共有テーマを Survey123 Connect および Survey123 フィールド アプリに適用できます。 詳細については、「組織サイトの調査と設定の管理」をご参照ください。
ArcGIS Workforce は ArcGIS Survey123 と連携できるため、ディスパッチャーとモバイル作業者は互いに連絡を取り合いながらアサインメントに取り組むことができます。 Survey123 と連携すると、モバイル作業者にとって、Workforce でのアサインメントの更新と Survey123 でのデータの取得と円滑な業務の遂行ができます。 このためには、調査を作成した後、Workforce を構成し、その調査を開けるようにします。 Workforce を構成する方法の詳細については、「他の Esri アプリの連携」をご参照ください。 リソースを使用して Workforce の詳細を確認することもできます。
Survey123 Connect および Survey123 フィールド アプリでは、次のコマンド ライン パラメーターがサポートされています。これらのパラメーターの前には 2 つのハイフンを入力します (例: --show maximized)。
- show maximized - デスクトップ プラットフォームでウィンドウを最大化して開きます。
- show fullscreen - デスクトップ プラットフォームでウィンドウを全画面表示で開きます。
- show minimized - デスクトップ プラットフォームでウィンドウを最小化して開きます。
- show normal - ウィンドウを最大化、最小化、全画面表示をしないで開きます。
- locale localeCode - システム言語をロケール コードによって定義された言語でオーバーライドします。 たとえば、locale fr はフランス語の翻訳ファイルを使用します。 これは、アプリを異なる言語でテストする場合に便利です。
- renderingEngine - Windows デスクトップでのみサポートされています。 これにより、グラフィックス レンダリング エンジンが設定されます。 サポートされている値は default (OpenGL を使用し、OpenGL でエラーが発生した場合は ANGLE にフォールバックします)、opengl、および angle です。
次の例では、Survey123 Connect がスペイン語で起動します。
C:\Users\Username\Applications\ArcGIS\Survey123Connect\Survey123Connect.exe --locale es
Survey123 は以下のバー コード形式をサポートします。
- QR
- CODE39
- CODE93
- CODE128
- EAN 8
- EAN 13
- UPC A
- UPC E
- UPC EAN Extension
- Aztec
- Codabar
- Data Matrix
- ITF
- MaxiCode
- PDF 417
- RSS 14
- RSS Expanded
デフォルトのバーコード質問形式は QR です。 他のコードをスキャンするには、バー コード スキャン ページのメニューからコードを選択します。
注意:
Code39 と PDF 417 バー コードを、他のバー コード形式と一緒に選択することはできません。 Survey123 は、これらのバー コード形式を個別にのみスキャンできます。
Esri は、障害を抱えた人々や状況認識能力が限られた人々にとっての使いやすさの向上に継続的に取り組んでいます。 Survey123 にはデスクトップ アプリ、Web アプリ、およびモバイル アプリが含まれており、それぞれにアクセシビリティの機能と制限事項があります。
適合性の詳細については、「Survey123 のアクセシビリティ適合レポート」をご参照ください。
調査にアクセスしやすくする方法に関するガイドラインについては、「Survey123 作成者向けの Web アクセシビリティのベスト プラクティス」ブログ記事をご参照ください。