調査結果の印刷

調査の解析結果を印刷すること (「調査結果の共有」を参照) に加えて、調査の回答データを Survey123 Web サイトに表示したり、Survey123 Web サイトから印刷したりすることもできます。

個々の調査結果の印刷

データ テーブルでエントリを選択するか、埋め込みマップ ビューでポイントを選択して、個々の調査の回答をハイライト表示できます。 個々のフォーム ビューが開き、入力された時点での調査内の情報がグループ (存在する場合) に表示されます。 個々の回答を印刷するには、フォーム ビューにある [印刷] ボタンを選択します。

レポートの印刷

[レポート] ツールを使用して、結果のプレゼンテーションをより細かく制御できます。 複数のレコードを、別々に、または 1 つのレポート内で、すぐに印刷することもできます。 レポートの表示設定を構成するには、「レポート テンプレート」をご参照ください。

選択したいレコードが [データ] タブのテーブル ビューで互いに隣接している場合、テーブル ビューで最初のレコードを選択し、Shift キーを押してから、選択セットの最後のレコードを選択します。 最初と最後の間にあるすべてのレコードが選択されます。 Ctrl キーを使用して、互いに隣接していない複数のレコードを選択することもできます。 [データ] タブの上部にある [レポート] ツールをクリックすると、選択したレコードの数が表示されます。

日付範囲またはフィルターを使用して、複数のレコードを選択して印刷することもできます。 ドロップダウン リストからデフォルトの日付範囲の [今日][過去 7 日間][過去 30 日間]を選択したり、カスタムの日付範囲を入力したりできます。 属性値や、位置が現在のマップ範囲内に存在するかどうかによって、レコードをフィルター処理できます。

複数のレコードを印刷する場合、[ファイル オプション] を選択してレコードの印刷方法を指定できます。 複数のレコードを、別々のレポートとして、または 1 つのレポート内の複数のレコードとして印刷できます。 ファイル サイズが 512 MB を超える場合、複数のレコードを含んでいるレポート ファイルが複数のファイルに分割されます。 1 つのレポート内の複数のレコードを印刷する場合、その順序は、[データ] タブ上のテーブルに格納された結果に従います。 一度に複数のレポートを印刷するときに、レポートが改ページで区切られているか、互いに連続しているかを選択できます。

レポートの印刷は ArcGIS Online プレミアム サービスなので、クレジットを消費します。 最低 0.5 クレジットが消費されます。 レポートに複数の調査レコードが含まれている場合、レポートは調査レコードあたり 0.5 クレジットで請求されます。 単一の調査レコードのすべての関連レコードは、無償でレポートに含めることができます。 さらに、支払い操作を実行するユーザーには、フィーチャ レポート権限を含むロールが割り当てられる必要があります。 詳細については、「メンバー ロールの構成」をご参照ください。

ArcGIS Enterprise でのレポートの印刷では、クレジットは消費されませんが、制限事項があります。

クレジットを消費せずにレポートをテストするには、[サンプル レポートのプレビュー] をクリックします。 これによって、一度に 20 個までのフィーチャに関して、ウォーターマーク付きの PDF ドキュメントが、クレジットを消費せずに生成されます。

[レポート名] を使用して、各出力レポート ファイルの名前を指定します。 レポート名では、レポート テンプレートと同じプレースホルダーを使用できます。 レポート名にプレースホルダーを追加すると、各レポート ファイルを区別しやすくなります。 シンプルな式をプレースホルダーとともに使用することもできます (日付の質問の形式など)。 複数のレポートの場合、レポート名は個別のレポート ファイルに適用されます。それを含んでいる .zip アーカイブには適用されません。 この例では、数値フィールドと日付フィールドを使用して、レポート名を動的に設定します。

Inspection Report - Asset ${asset_id} - ${inspect_date | format: "YYYYMMDD"}

注意:

プレースホルダーは、マージされたレポート名ではサポートされていません。 [レポート名] フィールドは、テキスト、数値、日付、時間、単一の選択肢、および複数の選択肢フィールドのみをサポートします。

レポートを印刷する場合は、印刷されるレポートを保存する ArcGIS Online アカウント内のフォルダーを指定する必要があります (ArcGIS Enterprise ではフォルダーを指定する必要はありません)。 レポートの印刷を開始したら、[最近使用したタスク] パネルで進行状況を監視できます。また、このページから移動して、後でこのページに戻り、進行状況を表示できます。 [最近使用したタスク] パネルには、最近の 10 の印刷タスクが表示されます。

注意:

[最近使用したタスク] パネルで [アップロードしています] ステータスに達していない印刷タスクは、[キャンセル] ボタンをクリックすることでキャンセルできます。 キャンセルされた印刷タスクにはクレジットは使用されません。 印刷タスクが完了として表示された後は、[最近使用したタスク] パネルから印刷タスクを削除できますが、生成されたレポートは削除されません。

レポートを、Microsoft Word ファイル (.docx) または PDF ファイル (.pdf) として印刷できます。 希望のファイル形式を [形式] ドロップダウン メニューから選択します。

注意:

PDF のレポート エンジンによって認識されないフォントをテンプレートが使用している場合、このフォントが代替として使用されます。 この問題を修正するには、必要なフォントを .docx レポート テンプレートに埋め込みます。