マップ上でフィーチャを選択

マップ上のフィーチャを選択すると、マップ上のデータのセットまたはサブセットを識別、特定し、視覚的に分析できます。マップ上で選択を行うと、選択した場所の近傍のフィーチャを検索したり、選択したフィーチャの詳細情報を属性テーブルに表示したり、特定のフィーチャの選択を解除したり、すべての選択を解除することができます。

[ツール] メニューをクリックして、[選択] をクリックします。

注意:
マップのサイズに応じて、表示される [選択] ペインは変わります。マップの幅が 450 ピクセルよりも小さい場合、[レイヤ] ドロップダウンメニューと選択ツールのみを含んだコンパクトなペインが表示されます。このペインの [詳細] をクリックすると、[選択] ペインが完全に表示されます。
[レイヤの選択] ドロップダウン矢印をクリックし、選択対象のフィーチャを含むレイヤを選択します。
以下のいずれかの方法で選択を行います。

注意:
ポイントフィーチャの場合、選択領域内に完全に含まれるフィーチャのみが選択されます。

注意:
選択中にマップを移動するには、[画面移動] ツールを使用します。
- [長方形] 選択ツールをクリックし、マップ上で矩形にドラッグして目的のフィーチャを選択します。
- [フリーハンド] 選択ツールをクリックし、マップ上でドラッグしてフリーハンド図形を描画し、目的のフィーチャを選択します。
- 1 つのフィーチャを選択するには、いずれかの選択ツールが有効なときにフィーチャをクリックします。
必要に応じて、引き続き形状を描画するか、個別のフィーチャをクリックして、さらにフィーチャを選択します。

注意:
クラスタリングされたポイントフィーチャがマップに存在する場合、クラスタリングされたフィーチャをマップ上で選択できません。クラスタリングをオフにすれば、個々のポイントフィーチャを選択できます。「クラスタリングの構成」をご参照ください。
すべての選択を解除したり、一部の選択を解除するには、以下のいずれかを実行します。
- [選択セットから削除] ツールをクリックし、選択を解除するフィーチャの周囲を矩形にドラッグする。
- [選択の解除] ツールをクリックして、レイヤ内のすべての選択を解除する。

選択した場所の近くでマップの他のレイヤ内のフィーチャを検索するには、[近傍検索] をクリックして以下を実行します。
1. [検索内容] ドロップダウン矢印をクリックし、レイヤを選択します。
2. クリック選択した位置からの指定範囲内を検索する場合、[リング] を実行するか、選択した位置からの指定到達圏内を検索する場合、[到達圏] をクリックします。
3. [リング] を選択した場合は、マイルまたはキロメートルで半径を指定します。[到達圏] を選択した場合は、選択した位置からの最大到達圏を分または時間で指定します。
4. [検索] をクリックします。
  [リング] を選択すると、Esri Maps for MicroStrategy によって、検索範囲を定義する円を含む新しいテンポラリレイヤが生成されます。指定したレイヤ上で、この半径内に包含されるフィーチャが選択されます。
  [到達圏] を選択すると、Esri Maps for MicroStrategy によって、検索領域を定義するポリゴンを含む新しいテンポラリレイヤが生成されます。指定したレイヤ上で、これらのポリゴンに包含されるフィーチャが選択されます。
  [近傍検索] 操作ごとに、検索領域がテンポラリレイヤとしてコンテンツペインに生成されます。検索領域の名前は、元のレイヤ名の前に関連操作名を加えたものになります。たとえば、[近傍検索のバッファ - レイヤ名] のようになります。これらのレイヤを、今後の選択操作で参照として使用できます。
  注意:
  これらのレイヤは一時的であり、マップと共に保存されません。
選択したフィーチャに関する詳細な属性情報を表示するには、[選択] ペインの [選択レコードを表示] をクリックします。
選択したフィーチャの属性情報が属性テーブルに表示されます。

ヒント:
このテーブルからさらにフィーチャを選択して、選択に加えることができます。[表示] ドロップダウン矢印をクリックして、[すべて] を選択します。選択に追加するフィーチャに対応するレコードのチェックボックスをオンにします。フィーチャがマップ上で選択されます。

ヒント:
属性テーブルを使用して、マップ内の特定のフィーチャにズームできます。「フィーチャのズーム」をご参照ください。