リンクの構成と使用

MicroStrategy Web では、ドキュメントまたはレポートから関連する外部のレポートまたはドキュメントを開くようにリンクを構成できます。ビジュアライゼーションに追加した第 1 データセットと第 2 データセットに対してリンクを作成できます。

ドキュメント デザイナは、Esri Maps for MicroStrategy を使用してマップから外部のレポートまたはドキュメントへの動的リンクを構成できます。たとえば、ドキュメント デザイナは、収入ごとに顧客の地域を表示するマップを使用してドキュメントを作成し、利益ごとに従業員の地域を表示する関連レポートへのリンクを追加できます。

MicroStrategy Web でリンクを使用する 1 つの方法は、ソース ドキュメントまたはソース レポートと、ターゲット ドキュメントまたはターゲット レポートの両方に存在する共通の属性によって関連付けられたレポートまたはドキュメントを動的に表示することです。これによってデザイナは、カスタマイズされた表示ワークフローを複製することができます。以下では、このシナリオの手順について説明します。

デザイン モードでドキュメント内のリンクを構成すると、インタラクティブ モードで一連の選択ツールが有効になります。実行モードでレポート内のリンクを構成すると、実行モードで選択ツールが有効になります。ドキュメント アナリストは、これらのツールを使用してマップ上で選択を行い、その選択に従ってフィルタリングされたデータを含むターゲット レポートまたはターゲット ドキュメントを動的に表示できます。

マップから関連レポートへの動的リンクの構成

  1. ドキュメントまたはレポートを開きます。
  2. マップ ビジュアライゼーション内のレイヤとして構成したグリッド レポートで、リンクに使用する属性の列を右クリックします。この属性は、ターゲット レポートまたはターゲット ドキュメントにも存在する必要があります。[リンクを編集] をクリックします。
  3. [新規作成] ボタンをクリックし、リンクの説明として表示するテキストを入力します。リンクの説明は、必ず 50 文字以下で記述してください。
  4. [ターゲットを選択] ボタンをクリックし、リンクのターゲットとして使用する関連レポートまたは関連ドキュメントを参照します。[OK] をクリックします。
  5. ターゲット レポートで属性を選択し、ドロップダウン リストから [動的に回答] を選択します。
  6. ブラウザの新しいウィンドウまたはタブでターゲット レポートまたはターゲット ドキュメントを開く場合、[新しいウィンドウで開く] チェックボックスをオンにします。
  7. [OK] をクリックします。
  8. これらの手順を、リンクを構成するマップ上のレイヤごとに繰り返します。

マップ上で構成されたリンクの使用

  1. マップ上で選択ツールを使用して選択を行います。

    フィーチャの選択の詳細については、「マップ上でフィーチャを選択」をご参照ください。

  2. 選択が完了したら、[リンクとセレクター] をクリックします。
  3. リンク名の横のオプション ボタンをクリックし、その横のリンク アイコンをクリックします。

    選択に従ってフィルタリングされたデータを含むターゲット レポートまたはターゲット ドキュメントが表示されます。

MicroStrategy Web のリンクの詳細については、「MicroStrategy Web ヘルプ」をご参照ください。