Web アプリのバージョン

ArcGIS Survey123 の各バージョンには、Web アプリに対する増分の修正および改良が含まれており、これらによってその動作が変更されます。 これらによって調査に不適切な変更が生じる可能性があるため、Survey123 は調査バージョンのロックをサポートし、個々の調査の機能をその調査が公開された先の Web アプリ バージョンと同じに保ちます。

特定の調査に使用される Web アプリ バージョンを制御するには、[調査] ページで調査のパネルの右下にある調査の [設定] タブをクリックします。 これにより、[バージョン] タブが開きます。

Survey123 Web サイトのバージョン タブ

このタブには、使用する Web アプリのバージョン (最新バージョン、または調査が公開されたときのバージョン) を制御するボタンが用意されています。 デフォルトでは、公開時のバージョンが使用されます。 調査が以前のバージョンで公開された場合、最新バージョンの Web アプリで調査をプレビューするリンクが用意されています。

注意:

アーカイブされた Web アプリのバージョンは、Survey123 バージョン 2.8 以降 (Web デザイナーで公開された調査の場合) または Survey123 バージョン 3.0 以降 (Survey123 Connect で公開された調査の場合) でのみ使用できます。

調査がバージョン 2.6 またはバージョン 2.7 で公開された場合は、最新バージョンの Web アプリしか使用できません。バージョン 2.5 以前で公開された調査は現在サポートされていません。Web アプリで開く前に最新バージョンの Survey123 で再公開する必要があります。

最新の Web アプリを使用するオプションを選択した場合は、ページが読み込まれるときに調査が動的にアップグレードされるため、読み込み時間が長くなる可能性があります。 この問題を解決するには、調査を再公開します。これにより、引き続き同じフィーチャ レイヤーを使用できます。

調査に変更を加えて調査を再公開すると、調査が最新バージョンに更新されます。 再公開して、アーカイブされた Web アプリ バージョンの使用を継続することはできません。 変更して再公開する前に、バージョン コントロールを使用して、最新バージョンの Survey123 Web アプリで調査をテストし、既存の調査が期待どおりに動作するか確認することを検討してください。