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基本用語

ArcGIS

ArcGIS には、組織全体、コミュニティ間で、さらには Web 上の不特定多数の人々に対してマップと地理情報を使用可能にするためのオンライン インフラストラクチャが用意されています。ArcGIS 組織サイトにサイン インすることにより、すぐに利用できるマップとアプリにアクセスしたり、ストーリーを伝えるためのマップを新規作成したりできます。Esri Maps for IBM Cognos を使用して、お持ちのビジネス データを ArcGIS のデータと組み合わせてマップを作成することで、データを視覚的に分析し、より良い決定を行うことができます。また、ArcGIS によって、マップおよびマップ レイヤーを、組織内や現場の作業員と簡単に共有できるようになります。

詳細については、「Esri Maps for IBM CognosArcGIS」をご参照ください。

エリア

エリアは、囲まれたポリゴンであり、都道府県、市区町村、土地区画、土地利用区域など、同種のフィーチャの形状と場所を表します。

ベースマップ

ベースマップは、マップ内に表示したいコンテンツの背景地図を提供します。Esri Maps for IBM Cognos では、ArcGIS でホストされているさまざまな Esri ベースマップを選択できます。これらのベースマップは、さまざまなシンボルが組み合わさって、道路地図や衛星画像、地形図のデータを表現しています。組織サイトでそれらのベースマップが利用可能な場合、ArcGIS 組織サイト内のベースマップにアクセスすることもできます。

クラスタリング

Esri Maps for IBM Cognos では、クラスタリングとは、互いに一定の距離内にあるポイント フィーチャを 1 つのシンボルにグループ化することをいいます。これは、ユーザーが指定したカテゴリにグループ化され、それぞれにシンボルが設定される Esri Maps for IBM Cognos でのグループ化とは異なります。

コンテンツ ウィンドウ

[コンテンツ] ウィンドウは、Esri Maps for IBM Cognos の中心的なコンポーネントです。[コンテンツ] ウィンドウは、マップに含まれるレイヤーのリストを表示します。また、レイヤーの表示設定の切り替え機能や、レイヤー プロパティ (シンボル、ヒート マップ、透過表示、表示範囲、クラスタリング、およびポップアップなど) の設定を行うことができます。

座標系

座標系は、実世界の位置を定義するためのフレームワークを提供します。

Esri Maps for IBM Cognos では、World Geodetic Survey 1984 (WGS84) または Web メルカトルのどちらかを選択するか、他の座標系の well-known ID を指定できます。

WGS84 は、地球上のすべての位置を数値の組 (座標) で指定する地理座標系です。大抵の場合、座標は緯度と経度の値で表現されます。Web メルカトルは投影座標系で、位置はグリッド上の x,y 座標で表され、グリッドの中心が原点になります。一般的に、Web メルカトル座標系の座標値は小数点以上が 6、7、8 桁の数値で、単位はメートルです。どちらの座標系を使用してよいかわからない場合は、データの作成者またはデータの収集者にお問い合わせください。

座標

座標は、空間参照内の位置を定義する x,y によって表現される値の組み合わせです。座標は、空間内での相対的な位置を表現するために使用されます。多くの場合、これらは、-180 ~ 180 の x 座標と -90 ~ 90 の y 座標で表される緯度/経度の組か、小数点以上が 6、7、8 桁の値で示されます。Esri Maps for IBM Cognos を使用している場合、これらの値の組み合わせは、データ内にある 2 つの列の値から構成されていることがよくあります。

フィーチャ

地理フィーチャは、地球の地表または地表付近に位置するものを表します。地理フィーチャには、自然に発生するもの (河川、植生など)、建造物 (道路、パイプライン、井戸、建物など)、土地の一部 (郡、行政区域、土地区画) があります。フィーチャは大抵、ポイント、ライン、ポリゴンで表現されます。Esri Maps for IBM Cognos では、追加したデータは多くの場合、マップ上でフィーチャとして参照されます。

フィーチャ サービス

フィーチャ サービスは地理フィーチャのコレクションです。コレクション内の各フィーチャには、位置、プロパティ セット、マップ シンボル、およびポップアップが含まれています。Esri Maps for IBM Cognos では、ArcGIS 上のフィーチャ サービスを検索してマップに追加できます。フィーチャ サービスをマップに追加すると、そのフィーチャ サービスはマップ上で 1 つ以上のレイヤーになります。

グループ化

Esri Maps for IBM Cognos でのグループ化とは、フィーチャをユーザーが指定したカテゴリに配置し、それぞれのシンボルを設定するプロセスです。

ヒート マップ

ヒート マップを使用すると、多数のポイント フィーチャを含むレイヤーを容易に可視化し、分析することができます。Esri Maps for IBM Cognos では 2 種類のヒート マップを作成できます。

  • ポイント密度ヒート マップ - マップ上のポイント フィーチャの地理的な密度を表します。レイヤー内のポイントを使用して、マップ上のポイントの相対的な密度を計算し、寒色 (ポイントの密度が低い) から暖色 (ポイントの密度が高い) まで滑らかに変化する一連の色の配列で表示します。
  • 重み付けヒート マップ - 重み付けヒート マップは、データの数値の値についてフィーチャ間で比較した結果が表示されます。たとえば、店舗の位置を収益で重み付けをするヒート マップとして、寒色 (収益が低い) から暖色 (収益が高い) で表現する店舗レイヤーを表示することができます。

レイヤー

レイヤーは、Esri Maps for IBM Cognos が地理データセットを視覚的に表現することができます。レイヤーは、紙の地図上にある凡例項目に似ていると考えることができます。たとえば、道路地図では、道路、国立公園、行政界、河川などは異なるレイヤーと考えることができます。IBM Cognos のビジネス データをマップに追加すると、Esri Maps for IBM Cognos によってレイヤーが作成され、[コンテンツ] ウィンドウ上にそのレイヤーが表示されます。レイヤーを作成すると、表示設定の決定、シンボルの構成、透過表示の設定などの機能がすべて有効になります。

ライン

ラインは、道路の中心線や河川など、エリアとして表すには細いと考えられるオブジェクトを、その形状と場所で表します。

マップ

マップには地理データが表示され、そのデータを調査したり操作したりすることができます。Esri Maps for IBM Cognos では、IBM Cognos データをマップに直接追加して、ArcGIS Online のその他のコンテンツと組み合わせることができます。

マップ サービス

マップ サービスは、位置および縮尺別に分類されたシンボル設定済みのマップ カートグラフィのコレクションです。Esri Maps for IBM Cognos では、ArcGIS 上のマップ サービスを検索してマップに追加できます。マップ サービスをマップに追加すると、そのマップ サービスはマップ上で 1 つ以上のレイヤーになります。

画面移動 (マップ表示)

表示縮尺を変えずに、表示ウィンドウに対するマップの位置を変更します。マップの画面移動は、マップの別の部分を表示するために、表示ウィンドウ内でマップを移動することもできます。

ポイント

ポイントは、井戸の位置、電柱、水位観測所など、ラインまたはエリアとして表すのには小さいと考えられる個々の位置を表します。また、住所の位置、GPS (全地球測位システム) 座標、山頂などを表すこともできます。また、住所の位置、GPS (全地球測位システム) 座標、山頂などを表すこともできます。

ポリゴン/エリア

ポリゴンは、囲まれたエリア (多辺形状) であり、県、市、土地区画、土地利用区域など、同種のフィーチャの形状と位置を表します。多くの場合、ポリゴンはエリアと呼ばれます。

Web マップ

ArcGIS Web マップは地理情報を対話形式で表示したものであり、内容を表現し、疑問に答えるために使用できます。たとえば、次のようなマップを作成できます。このマップでは、米国におけるスーパーマーケットまで徒歩または自動車で移動できる範囲に住む人口を調べることができます。このマップには、スーパーマーケットまで自動車で 10 分以内または徒歩 1 マイル以内にある地区を示すレイヤーがあります。また、コンテキスト用として、都市、道路、建物を土地被覆および陰影起伏画像に重ね合わせた地形図ベースマップがあります。Esri Maps for IBM Cognos では、ArcGIS 上の Web マップを検索してマップに追加できます。Web マップがマップに追加されると、Web マップ内の個々のレイヤーはマップ内のレイヤーになります。