2024 年 6 月のアップデートには、ArcGIS Velocity 全体にわたる品質改善、機能拡張および新機能が含まれています。 以下では、主な新機能について説明します。
一般
- ArcGIS Velocity 全体で多くのアクセシビリティが改善されました。
- バックエンド ライブラリと依存関係への更新。
フィード
- 新しい Samsara フィード タイプにより、車両に接続して、そこからテレマティクス データを受け取ります。
- 新しい Waze フィード タイプにより、Waze API に接続してそこから [アラート]、[不規則]、[交通量] 情報などの複数の Waze 情報タイプを受け取ることができるようになりました。
- HTTP 受信器が改善され、基本認証をサポートするようになりました。
- HTTP 受信器や gRPC フィード タイプの共有オプションが強化され、ArcGIS 認証の使用時に、フィードが共有されているユーザーまたはグループが共有フィードにデータを送信できるかどうかを所有者が決定できるようになりました。
- WebSocket フィード タイプがカスタム ヘッダーをサポートするようになり、場合によって WebSocket API に必要な API キーなどのパラメーターを含められるようになりました。
- ジオタブ (DeviceStatusInfo) およびジオタブ (LogRecord) フィード タイプは、必要に応じてトラブルシューティングに対応するため、強化されたログ出力をサポートするようになりました。
- フィードおよびソースの作成時、31 文字を超えるスキーマのフィールド名の横に警告アイコンが表示されます。 フィーチャ レイヤー出力を使用する予定がある場合、フィーチャ レイヤーのフィールド長は最大 31 文字なので、これは重要です。
解析
- ネットワークへスナップ ツールは、スナップ時に正しい FractionAlong 値を生成するようになりました。
- フィールド演算ツールおよびフィールドの割り当てツールを使用してジオメトリの計算を構成する際の問題が解決されました。
- Velocity レイヤーを検索する際、およびツールで [個別] パラメーターを使用する際の問題が解決されました。