ArcGIS AllSource 1.2 の新機能

解析とジオプロセシング

一般

  • パラメーター値を変更すると、ツールの実行ステータスが表示されているジオプロセシング ツールのステータス バナーが自動的に閉じます。
  • スクリプトや繰り返し処理の実行中、ジオプロセシング フレームワークはワークスペース キャッシュを使用してパフォーマンスを向上させます。 この機能強化は、エンタープライズ ジオデータベースなどのリモート データ ソースに特に当てはまります。
    注意:

    場合によっては、ワークスペース キャッシュによってスキーマ ロックが生じることがあります。 キャッシュをクリアしてロックを解除するには、[ワークスペース キャッシュの削除 (Clear Workspace Cache)] ツールを使用します。

  • [ジオプロセシング] ウィンドウの検索ボックスではセマンティック検索エンジンが使用されます。 セマンティック検索を使用すると、AI を活用したスマート検索技術により、検索結果が向上します。
  • アプリケーション設定によって、ジオプロセシング ツールで使用されるデフォルトのパラメーター値をオーバーライドできます。
  • [オプション] ダイアログ ボックスの [ジオプロセシング] タブに、新しいオプション、出力レイヤーをマップ コンテンツ上部に追加が追加されました。
  • スクリプト ツールでは、[レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスの [選択] タブにある関連データの自動選択オプションが優先されます。

ModelBuilder

  • テーブルの反復ツールで、データベース テーブル、テキスト ファイル、Microsoft Excel シートなど、追加のテーブル タイプがサポートされます。
  • テーブルの反復ツールで、[Date Only] および [Time Only] フィールド タイプがサポートされます。
  • ラベル付きモデルのダイアグラム レイアウトと経路設定が改善されました。

Network Analyst エクステンション

  • ラスト マイル デリバリーは、最終顧客への荷物の配達に関連する配車ルートのサブセットに焦点を当てた、新しいネットワーク解析ソルバーです。 このソルバーは、次の方法で使用できます。
    • リボンの [ネットワーク解析] ドロップダウン メニューから、解析レイヤーを作成します。
    • [ラスト マイル デリバリーの作成 (Make Last Mile Delivery)] ジオプロセシング ツールを使用します。
    • arcpy.nax モジュールを使用して、Python で、ラスト マイル デリバリー解析を実行します。
  • 次のエリアにおける、ネットワーク データセット処理のパフォーマンスが大幅に向上しました。
    • ネットワーク データセットの構築
    • ネットワーク データセットのディゾルブ
    • モバイル マップ パッケージへのネットワーク データセット全体のパッケージ化

ジオプロセシング ツールおよび Python

ジオプロセシング ツール

3D Analyst ツールボックス

機能強化されたツール

データ管理ツールボックス

アタッチメント ツールセット

新しいツール:

データの読み込みツールセット

機能強化されたツール:

フィーチャ ツールセット

機能強化されたツール:

フィールド ツールセット

機能強化されたツール:

一般ツールセット

新しいツール:

機能強化されたツール:

  • [アペンド (Append)] - このツールを実行すると、ツール メッセージと新しい派生出力パラメーターに、ターゲット データセット内で追加および更新された行の数が示されます。

結合とリレート ツールセット

機能強化されたツール:

パッケージ ツールセット

新しいツール:

投影変換と座標変換ツールセット

機能強化されたツール:

ラスター ツールセット

機能強化されたツール:

サンプリング ツールセット

新しいツール:

バージョン ツールセット

機能強化されたツール:

ワークスペース ツールセット

新しいツール:

ディフェンス ツールボックス

機能強化されたツール

ジオコーディング ツールボックス

新しいツール

  • [ストリートをポイントに割り当て (Assign Streets To Points)] - 番地やストリート名などの住所情報や距離を比較することによって、ポイント アドレスをストリート フィーチャにリンクして、ポイントに最適なストリート フィーチャ候補を見つけます。 住所情報が、距離よりも優先されます。

Image Analyst ツールボックス

新しいツール

機能強化されたツール

マルチディメンション ツールボックス

新しいツール

Network Analyst ツールボックス

新しいツール

方向付き画像ツールボックス

新しいツール

時空間パターン マイニング ツールボックス

新しいツール

Spatial Analyst ツールボックス

機能強化されたツール

空間統計ツールボックス

新しいツール

  • [率の計算 (Calculate Rate)] - [粗率][グローバルな経験ベイズ][ローカルな経験ベイズ][ローカル加重平均][ローカル加重中央値] のいずれかの方法を使用して率を推定します。

機能強化されたツール

データ管理とワークフロー

  • [テーブルのジオコーディング] コントロールが [コンテンツ] ウィンドウのテーブル ショートカット メニューに追加されました。
  • ポータルを通してArcGIS Mission アイテムにアクセスする接続が追加されました。

ジオデータベースおよびデータベース

属性ルール

  • [検証] 機能が有効になっている検証またはバッチ演算属性ルールを含むレイヤーを共有する際、マップ ビューに 4 つのエラー テーブルすべてが存在する必要があります。 いずれかのテーブルが欠落していると分析ツール警告が表示されます。 エラーを右クリックして [マップに追加] をクリックすることで、欠落しているテーブルを追加できます。

エンタープライズ ジオデータベースとデータベース

  • エンタープライズ ジオデータベースにブランチ バージョン対応データが含まれている場合、ArcGIS Pro 3.3ジオデータベースをアップグレードすることを強くお勧めします。 詳細については、「ジオデータベースのアップグレード (Upgrade Geodatabase) の詳細」をご参照ください。
  • [データベース コネクション] ダイアログ ボックスのオプションが強化され、Oracle に簡単に接続できるようになりました。 [インスタンス] フィールドに接続文字列を入力する代わりに、接続タイプを選択することで正しい情報を設定できます。
    • Oracle への既存のデータベース コネクションがある場合、ArcGIS AllSource をアップデートした後で、[インスタンス] フィールド内の情報が解析され、[データベース コネクション] ダイアログ ボックスの新しいフィールドに適切に配置されます。
  • Microsoft Azure SQL Database または Microsoft Azure SQL Managed Instance に接続する際に、新しい認証方法 Microsoft Entra Integrated を使用できます。

バージョニング

編集

一般

全体的な編集環境が改善され、地理フィーチャの追加および変更プロセスが簡素化されました。

  • フィーチャの編集時のリボンに、新しい [編集] コンテキスト タブが追加されました。
  • 新しい [Mapview] ツールバーおよび用途を絞った作図ツールのセットにより、フィーチャの作成時間が短縮されます。
  • メモリ フィーチャの作成時の新規フィーチャの属性に、デフォルト ラベル フィールドが追加されました。
  • 新しい [フィーチャの編集] ウィンドウを使用して、作成されたフィーチャの属性をすばやく編集できます。
  • [データ] タブの [新しいフィーチャ レイヤー] コントロールは、[ポイント][ライン][ポリゴン][マルチポイント] の各オプションを使用したフィーチャの作成をサポートします。

Military Overlay

新しいミリタリー オーバーレイを使用して、標準的なミリタリー シンボルフィーチャを作成します。 プロジェクトで MIL-STD-2525 および APP6 シンボルを作成および再利用して、ミリタリー オーバーレイお気に入りファイル (*.mofav) に配布します。

画像およびリモート センシング

マッピングとビジュアライゼーション

3D シーンおよびシーン レイヤー

  • 太陽、雲、雨、霧などの天気効果をグローバル シーンで可視化できます。
  • 標高ソース レイヤーの [時間] または [範囲] プロパティを変更すると、シーン全体ではなくレイヤーのみが更新されます。
    更新されている標高ソース レイヤーのアニメーション画像
    噴火前と噴火後のワシントン州セントヘレンズ山を示します。
  • 画面単位で表示されるシーン内のシンボルを透視図法の改善オプションで表示すると、カメラからの距離に従ってシンボル サイズが拡大/縮小されます。

レイアウト

  • レイアウトにハイパーリンクが表示されます。 ハイライト セクションの「レイアウトとレポートでのハイパーリンク」をご参照ください。
  • 四角形テキスト エレメントの新しい調整ルールを使用することで、テキスト ボックスのサイズを変更することなく長いテキストを収めることができます。
  • レイアウト ルーラーの間隔と単位を変更できます。
  • 描画アラートがレイアウトに表示されます。
  • 新しいエレメントを作成する代わりに、ショートカット メニューを使用して、四角形テキスト エレメント タイプと直線状テキスト エレメントの間で変換することができます。
  • [行の上限] オプションを使用して、テーブル フレーム内に返されるレコードの数を制限できます。
  • グリッド、縮尺記号、方位記号、凡例、チャート フレーム、テーブル フレームの表示範囲を設定できます。 設定した場合、エレメントはそのエレメントに関連付けられているマップ フレームの縮尺が表示範囲内である場合にのみレイアウト上に描画されます。 これはマップ シリーズ内の縮尺ベースのエレメントをカスタマイズする場合に特に便利です。

マップおよびレイアウトの印刷とエクスポート

  • 画像輝度を白または黒として定義する閾値を使用して、黒と白の 1 ビット カラーでエクスポートできます。 このビット深度は TIFFPNGBMPGIF 形式へのマップとレイアウトのエクスポートで使用できます。
  • マップまたはレイアウトをエクスポートする際、[マップのエクスポート] または [レイアウトのエクスポート] ウィンドウの [選択シンボルを表示] チェックボックスを使用して、選択シンボルを含めたり除外したりすることができます。
  • 新しいエクスポートの事前設定[デフォルト AIX - マップ] が追加されました。
  • マップまたはレイアウトを PDF または SVG 形式にエクスポートする際、表示ステータスに関係なく、すべてのマップ レイヤーを含めることができます。 これにより、1 つの出力ファイルにデータの複数のビューが含まれます。

スタイル

  • 洪水シミュレーションをサポートするために、ArcGIS カラー システム スタイルに 6 つの配色が追加されました。
    洪水シミュレーションをサポートする 6 つの新しい配色のサムネイル イメージ
  • 39 個の配色が汎用の ArcGIS カラー システム スタイルに追加されました。
  • 3 つのサイズの POI シンボルと番号が ArcGIS 2D システム スタイルに追加されました。 3 つのサイズのプッシュピンと番号がプッシュピン システム スタイルに追加されました。 これらのシンボルの番号は、手動で変更したり、属性値を使用したシンボル設定で使用されている場合はフィーチャ単位で更新したりすることができます。
  • PANTONE® Formula Guide Solid Coated、PANTONE® Formula Guide Solid Uncoated、PANTONE® Pastels & Neons Coated、PANTONE® Pastels & Neons Uncoated、PANTONE® Metallics Coated Guide、PANTONE® Extended Gamut Guide Coated、PANTONE® Color Bridge Coated、PANTONE® Color Bridge Uncoated システム スタイルが最新の色の仕様に従って更新されました。 この更新には 448 の新しい色が含まれます。

シンボル

座標系と座標変換

  • 使用可能な座標系と変換が EPSG v11.003 に更新されました。 これには、世界を 7 つの陸域に分割する、画像用に設計された Equi7 投影座標系も含まれます。
  • イギリス諸島、コルシカ島 (フランス)、フィンランド、ニュージーランド、セントヘレナ島、米国の場合、ジオイド、準ジオイド、あるいはその他の変換グリッドに基づく新しい鉛直座標変換を使用して、重力関連の鉛直座標系への変換または重力関連の鉛直座標系間での変換ができます。
  • National Geodetic Survey の履歴ジオイド モデル (GEOID99、GEOID03、GEOID06、GEOID09) および米国用 VERTCON 3.0 変換グリッドがサポートされています。 VERTCON 2.1 グリッドを使用した鉛直座標変換は非推奨ですが、引き続き使用できます。 VERTCON 2.1 グリッドを使用した座標変換は変換パスのリストの一番下に表示されます。

ポップアップ

  • 1 回のクリックでマップ フィーチャを識別する際に、[オプション] ダイアログ ボックスの [選択] タブで設定されている新しいピクセル バッファー値を適用できます。 このバッファーを適用するには、[オプション] ダイアログ ボックスの [ナビゲーション] タブにあるフィーチャ識別時に選択バッファーを含めるオプションを使用します。
  • チャート エレメントが次のように改善されました。
    • 軸ラベルが 10 文字に制限されます。 ラベルが 10 文字より長い場合、ラベルの中央が省略記号に置き換えられます。 省略されたラベルにポインターを合わせると完全なラベルが表示されます。
    • チャートの各カラム、ライン頂点、パイ スライスにポインターを合わせると、エイリアス、フィールド名、属性値が表示されます。 属性値の数値形式が優先されます。

マップおよびレイアウトの印刷とエクスポート

  • 画像輝度を白または黒として定義する閾値を使用して、黒と白の 1 ビット カラーでエクスポートできます。 このビット深度は TIFFPNGBMPGIF 形式へのマップとレイアウトのエクスポートで使用できます。
  • マップまたはレイアウトをエクスポートする際、[マップのエクスポート] または [レイアウトのエクスポート] ウィンドウの [選択シンボルを表示] チェックボックスを使用して、選択シンボルを含めたり除外したりすることができます。
  • 新しいエクスポートの事前設定[デフォルト AIX - マップ] が追加されました。
  • マップまたはレイアウトを PDF または SVG 形式にエクスポートする際、表示ステータスに関係なく、すべてのマップ レイヤーを含めることができます。 これにより、1 つの出力ファイルにデータの複数のビューが含まれます。

Production

レポート

  • エクスポートする前にレポートをプレビューできます。 リボンで、[レポート] タブの [プレビュー] ボタン レポートのプレビュー をクリックしてプレビュー ウィンドウを開きます。
  • マップ フレームに表示されるポリゴン フィーチャをサブセクションに含まれているものに制限できます。 これを行うには、マップ フレームの [エレメント] プロパティにある [インデックス フィーチャにクリップ] オプションを使用します。
  • レポートを PDF 形式にエクスポートする際にハイパーリンクをクリックできます。 ハイライト セクションの「レイアウトとレポートでのハイパーリンク」をご参照ください。
  • [コンテンツ] ウィンドウで関連レポートを並べ替えできます。 関連レポートを新しい位置にドラッグできます。
  • フィールドのソースまたは統計テキスト エレメントとして式がサポートされます。 式はレポート プロパティで作成します。
  • レポートの [詳細] サブセクションにフィールドを追加する場合、[ヘッダーに関連ラベルを追加] オプションをオンにして、上記ヘッダー内のフィールドのラベルを作成します。
  • グループ化と並べ替えが次のように変更されました。
    • レポート プロパティ ダイアログ ボックスの [グループ化と並べ替え] タブの名前が [並べ替え] に変わりました。
    • グループ化のレベルは [並べ替え] タブにリストされますが、読み取り専用です。 その並べ替え方向を変更できますが、このタブでは関連フィールドの変更やグループの削除はサポートされなくなりました。 グループ化に使用されているフィールドを変更するには、[グループ ヘッダー] タブを使用します。
    • 複数のグループ ヘッダーの順序を変更するには、[コンテンツ] ウィンドウでグループ ヘッダーを右クリックし、[上に移動] 1 つ上の選択に移動 または [下に移動] 1 つ下の選択に移動 をクリックします。

プロジェクト

一般

  • ローカル アイテム、ネットワーク アイテム、およびエンタープライズ ジオデータベース アイテムの検索結果を、プロジェクトのマップまたはシーンの範囲または ArcGIS World Geocoding Service の場所によって空間的にフィルターすることができます。 マップ範囲フィルターには交差と包含のオプションがあります。
  • ArcGIS AllSource では、外部認証プロバイダーとのカスタム OAuth ベース認証コネクションを構成できます。
  • カタログ ビューまたは参照ダイアログ ボックスのロケーション バー、または参照ダイアログ ボックスの [名前] テキストボックスに、部分パスに続けてバックスラッシュ区切り文字 (\) を入力すると、一致するパス名のドロップダウン リストが表示されます。 リスト内のパスをクリックすることで、その場所を参照できます。

メタデータ

テーブル

  • テーブルを印刷できます。 [テーブル] タブの [出力] グループで、[印刷] 印刷 をクリックするか、キーボードの Ctrl + P キーを押して、[テーブルの印刷] ウィンドウを開きます。 オプションには、すべてのレコードを印刷、選択したレコードのみを印刷、所定の範囲のレコードを印刷するなどが含まれます。
  • 属性テーブルの行数をクリップボードにコピーするには、テーブルの下部にあるテキストを右クリックし、[コピー] をクリックします。
    コピー コマンドが表示された属性テーブル

配布と普及

  • ナレッジ グラフ レイヤーを Web マップ内で、ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise 11.3 以降と共有できます。
  • ナレッジ グラフのコンテンツを含むリンク チャートを、Web リンク チャートとして、ArcGIS Enterprise 11.3 以降と共有できます。
  • スタンドアロン テーブルを、マップにデータ レイヤーを含めることなく、登録済みデータを参照するマップ サービスおよびマップ イメージ レイヤーとして共有できます。
  • サブタイプ グループ テーブルを、マップ イメージ レイヤーまたは Web フィーチャ レイヤーとして、ArcGIS Enterprise 11.3 以降に共有できます。
  • リレートに関連するレイヤーとテーブルで、リレートに一意の ID を手動で割り当てることができます。
  • 3D Tiles レイヤーArcGIS Online に共有できます。
  • [プロジェクトのパッケージ化] ウィンドウと [プロジェクト テンプレートの作成] ウィンドウには、有効なジオプロセシング履歴アイテムのみを含めるオプションと、すべてのアイテムを含めるオプションがあります。
  • クラウド ストアをデータ ストアとして登録するためのサポートが、次のように拡張されました。
    • 次の Microsoft Azure ストレージ認証タイプが、ArcGIS Enterprise 11.2 以降でサポートされています。
      • 共有アクセス署名 (SAS)
      • ユーザー割り当てマネージド ID
      • 匿名
      • サービス プリンシパル (ArcGIS Enterprise 11.3 以降が必要)
    • Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2 は、クラウド ストアを ArcGIS Enterprise 11.2 以降に登録する際にサポートされるプロバイダーです (現在のところ、ArcGIS Enterprise on Kubernetes ではサポートされていません)。
  • アプリケーション設定を管理するシステム管理者は、共有およびダウンロード オプションを設定する際に、パス内に環境変数を指定できます。
  • [ロケーター] ツール パレットが [配布] タブに追加されました。
  • [配布] タブの [Web リンク チャート] コントロールを使用して、リンク チャートを Web に共有できます。

Python

一般

  • デフォルトの Python 環境には、次の更新が含まれています。 デフォルトの ArcGIS AllSource 環境でのライブラリの詳細な一覧については、「使用可能な Python ライブラリ」をご参照ください。
    • Python がバージョン 3.9.18 から 3.11.8 にアップグレードされました。 Python に対するアップデートのリストについては、python.org で「What's New in Python 3.10」および「What's New in Python 3.11」をご参照ください。
    • NumPy ライブラリが 1.24.3 にアップグレードされました。
    • SciPy ライブラリが 1.9.3 にアップグレードされました。
  • ArcGIS AllSource でジオメトリ オブジェクトを出力として Python からジオプロセシング ツールを実行した場合、ジオメトリ オブジェクトのリストが返されるようになりました (以前は、パスが返されました)。この新しい動作は、スタンドアロンの Python から同じ操作を実行した場合の動作と一貫しています。
    arcpy.management.CopyFeatures(in_features, arcpy.Geometry())
  • ジオプロセシング ツールは、GeoParquet ファイルから生成された Arrow テーブルを入力としてとります。
    arrow_table = parquet.read_table('c:\\path\\geoparquetfile.parquet')
    arcpy.management.CopyFeatures(arrow_table, 'c:\\path\\gdb.gdb\\features')