カスタム入力タイプから画像を追加 (Add Images From Custom Input Type) (方向付き画像)

サマリー

カスタム入力タイプによって定義される入力データから方向付き画像データセットに画像を追加します。

使用法

  • このツールは、Python に実装されているカスタム入力タイプを使用して、複雑な (非標準) メタデータや画像を方向付き画像データセットにどのように追加するかを定義します。

    Python モジュールが、そのモジュールと同じ名前のフォルダー内に存在している必要があります。 [InstallDirectory]\Resources\OrientedImagery\CustomInputTypes にフォルダーを配置すると、[カスタム入力タイプ] パラメーター ドロップダウン メニューにタイプがリストされます。 入力タイプ フォルダーが別の場所にある場合は、Folder オプションを選択し、[カスタム入力タイプ フォルダー] パラメーターでフォルダーの場所を指定します。

  • データ管理ワークフローを自動化する場合や、非標準画像を頻繁に操作するため、データ管理プロセスを簡略化する場合、データのカスタム入力タイプを定義します。 その後で、このツールを使用して方向付き画像データセットに画像を追加します。

  • このツールは、方向付き画像テーブル スキーマの画像メタデータを含む .csv ファイルを作成して方向付き画像データセットに画像を追加する [方向付き画像データセットに画像を追加 (Add Images to Oriented Imagery Dataset)] ツールの代わりに使用できます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
方向付き画像データセット

画像が追加される方向付き画像データセットのパスと名前。

Oriented Imagery Layer
カスタム入力タイプ

カスタム入力タイプの名前。

リストされていない入力タイプを選択するには、Folder オプションを使用します。 このパラメーター値を使用すると、[カスタム入力タイプ フォルダー] パラメーターがアクティブ化します。

String
カスタム入力タイプ フォルダー

カスタム入力タイプ フォルダーへのパス。 このフォルダーには、そのフォルダーと同じ名前の Python モジュールや必要なパブリック関数が含まれている必要があります。

Folder
入力データ

入力データの名前とパスまたは値。 利用可能なオプションは選択されたカスタム入力タイプによって決まります。

Value Table
補助パラメーター

入力タイプ スキーマで定義されている補助パラメーターの名前と値。

Value Table

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力方向付き画像データセット

更新された出力方向付き画像データセット。

Oriented Imagery Dataset

arcpy.management.AddImagesFromCustomInputType(in_oriented_imagery_dataset, input_type, in_type_folder, in_data, auxiliary_parameters)
名前説明データ タイプ
in_oriented_imagery_dataset

画像が追加される方向付き画像データセットのパスと名前。

Oriented Imagery Layer
input_type

カスタム入力タイプの名前。

カスタム入力タイプ フォルダーが [InstallDirectory]\Resources\OrientedImagery\CustomInputTypes にない場合、パラメーター値として Folder を指定し、in_type_folder パラメーターでフォルダー パスを指定します。

String
in_type_folder

カスタム入力タイプ フォルダーへのパス。 このフォルダーには、そのフォルダーと同じ名前の Python モジュールや必要なパブリック関数が含まれている必要があります。

Folder
in_data
[in_data,...]

入力データの名前とパスまたは値。 利用可能なオプションは選択されたカスタム入力タイプによって決まります。

Value Table
auxiliary_parameters
[auxiliary_parameters,...]

入力タイプ スキーマで定義されている補助パラメーターの名前と値。

Value Table

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_oriented_imagery_dataset

更新された出力方向付き画像データセット。

Oriented Imagery Dataset

コードのサンプル

AddImagesFromCustomInputType の例 1 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで AddImagesFromCustomInputType 関数を使用する方法を示しています。

# Import system modules
import arcpy
import os

arcpy.env.workspace = "C:/OrientedImageryExample"

# Set local variables
fld = r"C:\OrientedImagerySamples"
oi_dataset = "C:\OrientedImageryExample\Sample.gdb\oi_dataset"
in_file = os.path.join(fld, "sampleinput.csv")
in_folder = os.path.join(arcpy.GetInstallInfo()['InstallDir'], 'Resources',
                         'OrientedImagery', 'CustomInputTypes',
                         'SampleInputType')
img_folder = os.path.join(fld, "Images")
img_ext = "mrf"
in_data= f'"CSV File" {in_file};"Image Folder" {img_folder};"Image Extension" {img_ext}'

# Run Add Images From Custom Input Type
arcpy.oi.AddImagesFromCustomInputType(
    oi_dataset, input_type="SampleInputType", in_type_folder="in_folder",
    in_data=in_data)