ArcGIS Velocity の Kafka 出力を使用して、外部からアクセスできる Kafka ブローカー内のトピックに出力フィーチャを送信できます。 Kafka メッセージは、出力に送信された出力フィーチャごとに送信されます。
Kafka の詳細については、「Apache Kafka」をご参照ください。
例
以下は、Kafka 出力の使用例です。
- あるアナリストは、フィードによって取り込まれたイベントを処理して解析し、生成されたフィーチャを Kafka トピックに送信するように、リアルタイム解析を構成します。
- ある研究者は、ビッグ データ解析で解析を実行した後に、出力空間または表形式フィーチャを Kafka に送信したいと思っています。
使用上の注意
Kafka ブローカーにはインターネット上で外部からアクセスできなければなりません。
パラメーター
以下は、Kafka 出力のパラメーターです。
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
ブローカー | 「server:port」として指定された Kafka ブローカーのカンマ区切りリスト (例: machine1.domain.com:9092,machine2.domain.com:9092,machine3.domain.com:9092)。 | String |
トピック | 出力のメッセージの送信先になる Kafka トピック。 | String |
認証 | HTTP エンドポイントにアクセスするための認証の種類を指定します。 認証オプションには、[なし]、[SASL/PLAIN]、[SASL/SCRAM-SHA-256]、および [SASL/SCRAM-SHA-512] があります。 | String |
SSL の使用 | Velocity が Kafka ブローカーに接続する際に SSL (SASL_SSL) を使用するかどうかを指定します。 注意:これは、ブローカーの指定されたポートでの構成と一致する必要があります。 無効にすると、Velocity はプレーンテキストを使用して接続します | Boolean |
ユーザー名 | Kafka ブローカーにアクセスするためのユーザー名を指定します。 このパラメーターは、[認証] が [SASL/PLAIN]、[SASL/SCRAM-SHA-256]、または [SASL/SCRAM-SHA-512] に設定されている場合にのみ適用されます。 | String |
パスワード | Kafka ブローカーにアクセスするためのパスワードを指定します。 このパラメーターは、[認証] が [SASL/PLAIN]、[SASL/SCRAM-SHA-256]、または [SASL/SCRAM-SHA-512] に設定されている場合にのみ適用されます。 | String |
出力形式名 | 送信メッセージの形式。 区切り形式と JSON 形式の両方がサポートされています。 | String |