ArcGIS Velocity の Amazon SQS 出力を使用すると、Arcade を使用して作成された出力フィーチャや値を Amazon SQS (Simple Queue Service) に書き込むことができます。 書き込み後は、ソフトウェア コンポーネント間でメッセージを送信、保存、および受信できます。 これにより、ArcGIS Velocity は、Amazon SQS 出力を使用することで、分散したアプリケーションを統合したり切り離したりできます。
例
あるデータ アナリストは、特定の Velocity パイプラインのフィーチャを Amazon SQS にエクスポートして、サーバーレス アプリケーションまたは分散システムのいずれかと統合しようと考えます。
使用上の注意
Amazon SQS 出力を操作する際には、以下の点に注意してください。
- 解析を最初に保存するときに、シークレット キーが暗号化され、暗号化された状態で格納されます。
- 次の出力データ形式を使用できます。
- 区切り
- JSON
- GeoJSON
- Esri JSON
注意:
あるいは、Arcade 式を構成して、Amazon SQS に送信されるメッセージを制御することもできます。
- JSON 形式でエクスポートされたデータでは、ジオメトリが EsriJSON 形式で表示されます。
- Velocity が Amazon SQS キューに正常に接続して書き込むために指定された Amazon キーに関連するユーザー ポリシーには、特定の Amazon SQS アクションが必要です。
パラメーター
以下は、Amazon SQS 出力のパラメーターです。
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
---|---|---|
アクセス キー | S3 キューの Amazon アクセス キー ID (例: AKIAIOSFODNN7EXAMPLE)。 Amazon アクセス キーの詳細については、AWS ドキュメントの「AWS セキュリティ認証情報」をご参照ください。 | String |
シークレット キー | S3 バケットの Amazon シークレット アクセス キー (例: wJalrXUtnFEMI/K7MDENG/bPxRfiCYEXAMPLEKEY)。 Velocity は、指定されたアクセス キーを使用して、指定されたデータ ソースをアプリケーションに読み込みます。 解析を最初に保存するときに、シークレット キーが暗号化され、暗号化された状態で格納されます。 Amazon シークレット アクセス キーの詳細については、AWS ドキュメントの「AWS セキュリティ認証情報」をご参照ください。 | パスワード (文字列) |
Region | Amazon SQS キューに関連する地域 (例: s3.us-east-1.amazonaws.com)。 | String |
キュー名 | SQS キューの名前 (例: yourQueueName)。 | String |
メッセージ | テキストを評価する Arcade 式を使用して作成されたメッセージ。 または、各レコードに指定されたデータ形式が個別にキューに送信されます。 | String |