RabbitMQ

ArcGIS VelocityRabbitMQ 出力は、メッセージを、外部からアクセスできる RabbitMQ ブローカーに送信できます。 リアル タイム解析の場合、メッセージは、出力に送信された出力フィーチャごとに RabbitMQ に送信されます。 ビッグ データ解析の場合、処理の完了後に、すべてのメッセージ (レコードごとに 1 つのメッセージ) が RabbitMQ に送信されます。

RabbitMQ の詳細については、「RabbitMQ」をご参照ください。

以下は、RabbitMQ 出力の使用例です。

  • あるアナリストは、フィードによって取り込まれたイベントを処理して解析し、生成されたフィーチャを RabbitMQ ブローカーに送信するように、リアルタイム解析を構成します。
  • ある研究者は、ビッグ データ解析で解析を実行した後に、出力空間または表形式フィーチャを RabbitMQ ブローカーに送信したいと思っています。

使用上の注意

RabbitMQ ブローカーにはインターネット上で外部からアクセスできなければなりません。

パラメーター

以下は、RabbitMQ 出力のパラメーターです。

パラメーター説明データ タイプ

ホスト

RabbitMQ ブローカーのホスト名。

String

ポート

RabbitMQ ブローカーを利用できるポート。

Integer

SSL の使用

接続で SSL を使用するかどうかを指定します。

Boolean

仮想ホスト (オプション)

RabbitMQ ブローカーの仮想ホスト。

ユーザー名 (オプション)

RabbitMQ ブローカーのユーザー名。

注意:

指定した RabbitMQ キューをセキュリティで保護する場合に、このパラメーターが必要です。

String

パスワード (オプション)

RabbitMQ ブローカーのパスワード。

注意:

指定した RabbitMQ キューをセキュリティで保護する場合に、このパラメーターが必要です。

パスワード

Exchange 名 (オプション)

RabbitMQ 出力が接続する Exchange の名前。 この出力は、Queue または Exchange のいずれかに接続できます。

両方を指定した場合、Exchange が使用されます。

String

Exchange タイプ

RabbitMQ AMQP の Exchange タイプを指定します。 次のようなオプションがあります。

  • なし
  • 直線
  • Fanout
  • トピック

String

Exchange の宣言

Exchange が宣言されるかどうかを指定します。 次のようなオプションがあります。

  • [True] - Exchange が宣言されます。 Exchange がすでに存在する場合、同じ Exchange タイプおよび永続性を選択します。
  • [False] - Exchange は宣言されず、すでに存在する必要があります。

Boolean

Exchange の永続性

再起動しても Exchange が存続するかどうかを指定します。

Boolean

ルーティング キー (オプション)

キューを Direct もしくは Topic の Exchange にバインドするために使用されるキーまたはトピックのカンマ区切りのリスト。

String

キュー名 (オプション)

RabbitMQ 出力が接続するキューを指定します。 この出力は、交換またはキューのいずれかに接続できます。

両方を指定した場合、Exchange が使用されます。

String

キューの宣言

キューが宣言されるかどうかを指定します。 次のようなオプションがあります。

  • [True] - キューが宣言されます。 キューがすでに存在する場合、同じキュー属性を選択します。
  • [False] - キューは宣言されず、すでに存在する必要があります。

Boolean

キューの永続性

再起動してもキューが存続するかどうかを指定します。

Boolean

キューの自動削除

サーバーが、使用されなくなったキューを削除するかどうかを指定します。

Boolean

キューの排他

キューがこの接続に制限されるかどうかを指定します。

Boolean


このトピックの内容
  1. 使用上の注意
  2. パラメーター