AppStudio を使用する際、問題を解決するために実行できる既知の回避策またはアクションが存在する挙動について説明します。
AppStudio のバグに関するレポートや詳細については、「サポート」をご参照ください。
インストールと設定
- Linux の .run ファイルをダブルクリックすると、Ubuntu Software Center が読み込まれ、エラー メッセージが表示されます。 なぜでしょうか?
- ArcGIS AppStudio が起動しない場合は、api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll ファイルが存在しないことを示すエラー メッセージが表示されます。
- ArcGIS AppStudio が私の職場では動作しませんが、職場以外の環境では問題なく動作します。
- AppStudio コンソールがコンソール ログを受信していません。
- Windows で ArcGIS Runtime アプリが強制終了します。
- Android Virtual Device を作成してアプリをテストできません。
- Android Studio をインストールしましたが、AppStudio に認識されません。
- iOS 14 でテキストがアラビア語で読み上げられます。
- AppStudio 5.0 アプリが Ubuntu での起動に失敗します。
- Ubuntu 22.04 で AppStudio サインイン ダイアログが真っ白な画面で表示されます。
アプリの構成と拡張
- 既存の Quick Report アプリが実行されず、「存在しないプロパティ onComposeError に割り当てられません」というエラー メッセージが表示されます。
- 3D シーン ビューアー テンプレート アプリでシーン レイヤーを特定できません。
- SQL クエリが失敗し、データベース テーブルがロックされている、または接続がまだ使用中である旨が表示されます。
- macOS のアプリで、AppFramework.SecureStorage の value および setValue メソッドを使用すると、「入力されたユーザー名またはパス フレーズが正しくありません」というエラーが返されます。
- Android で SwiftKey キーボードを使用すると、アプリが予期しない動作をします。
- TiledLayer または VectorTiledLayer タイプのマップに間違った API キーを渡すと、マップは表示されますが、予期しないスタイルで表示されます。
インストール ファイルの作成
- 証明書を指定しないと iOS 用のアプリをビルドできません。
- 「プロビジョニング プロファイル "ABC" のアプリ ID "com.abc.xyz" がバンドル ID "com.xyz.abc" と一致しません」というビルド エラー メッセージを受信しました。
- 「プロビジョニング プロファイルは "ABC" プロファイルではありません」というビルド エラー メッセージを受信しました。
- 「コード署名エラー: プロビジョニング プロファイル "ABC" に署名証明書 "DEF" が含まれていません」というビルド エラー メッセージを受信しました。
- 「コード署名エラー: プロビジョニング プロファイル "ABC" は Associated Domains 機能をサポートしていません」というビルド エラー メッセージを受信しました。
- 「無効な Android 署名パラメーター」というビルド エラー メッセージを受信しました。
ストアへの送信
インストールと設定
このメッセージは、AppStudio の実行に必要な Windows コンポーネント内の Universal C Runtime が存在しないことを示します。 これらのコンポーネントは、Windows サポートからダウンロードできる Windows アップデートで配布されています。
AppStudio は、最初に Android Studio のデフォルトの場所にあるファイルを検索します。 Android SDK の場所が Qt Creator 内に構成されている場合、AppStudio はこれを代わりに使用します。
各プラットフォーム用の SDK へのデフォルト パスは次のとおりです。
- Windows: Users/YourName/AppData/Local/Android/sdk
- macOS: ~/Library/Android/sdk
- Linux: ~/Android/Sdk
仮想デバイス リストの設定に使用されるファイルは、次のフォルダーに配置されている必要があります。
- AVD の構成は、~/.android の下にあるサブディレクトリから読み取られます。
- エミュレーターの認証コードは ~/.emulator_console_auth_token から読み取られます。
- adb のコマンド パスは <SDKPATH>/platform-tools/adb です。
- エミュレーターのコマンド パスは <SDKPATH>/tools/emulator です。
iOS 14 以降を実行しているデバイスでは、デフォルトで一部のテキスト読み上げ機能がデバイスで利用できなくなっています。 そのため、警告が読み上げられるときに、予期しない言語が聞こえてくる場合があります (通常はアラビア語)。
音声ファイルは手動でデバイスにダウンロードできます。 ダウンロードするには、[設定] > [アクセシビリティ] > [読み上げコンテンツ] > > [声] に移動してデバイスの言語に一致する音声をダウンロードします。 デバイスの言語を確認するには、[設定] > [一般] > [言語と地域] > [iPhone の使用言語] をタップします。
AppStudio Player または構築したアプリの次回起動時に、ダウンロードした音声が使用されます。
アプリの構成と拡張
macOS のアプリで、AppFramework.SecureStorage の value および setValue メソッドを使用すると、「入力されたユーザー名またはパス フレーズが正しくありません」というエラーが返されます。
SecureStorage モジュールおよび ArcGIS Runtime モジュールを使用する macOS 向けのアプリは、システム キーチェーンにアクセスするために署名する必要があります。 詳細については、「macOS アプリの署名」をご参照ください。
インストール ファイルの作成
他のプラットフォームとは異なり、iOS アプリはテスト目的であっても、ビルドするために署名付きの製品証明書が必要です。 この証明書を用意せずにビルドしようとすると、エラーが発生します。 これらの証明書の取得と保守の詳細については、Apple のアプリ配布ガイドの「Maintain signing assets」をご参照ください。 また、アプリに適切なバンドル ID を割り当てる必要もあります。これには、AppStudio のサイド パネルから [設定] ウィンドウを開き、[プラットフォーム] の見出しの下にある [iOS] タブを参照します。 詳細については、「iOS アプリの署名」をご参照ください。
このエラーは、他のアプリで使用するためにアプリがアプリへのリンクを定義したが、それが developers.apple.com に登録されていないことを示しています。 詳細については、Apple のドキュメントの「Allowing Apps and Websites to Link to Your Content」をご参照ください。
ストアへの送信
このエラーは、アプリ アイコン内に透明なピクセルかアルファ チャンネルが存在することが原因です。 これらをアイコンから削除し、アプリのインストール ファイルを再構築して、ストアに再送信してください。 この制限は、iOS App Store にのみ適用されます。 他のプラットフォームでは、アプリ アイコンの透過表示は許可されています。 プラットフォーム固有のアプリ アイコンを指定するには、プロジェクトの appinfo.json ファイルを編集します。 AppStudio で、ギャラリーからアプリを選択して、[編集] をクリックします。 appinfo.json ファイルを選択し、次の例のように各プラットフォームの appIcon プロパティを含めるように resources エレメントを編集します。"resources": {
"android": {
"appIcon": "assets/android_appicon.png"
},
"ios": {
"appIcon": "assets/ios_appicon.png"
},
"linux": {
"appIcon": "linux_appicon.png"
},
"macos": {
"appIcon": "mac_appicon.png"
},
"windows": {
"appIcon": "windows_appicon.png"
},
"appIcon": "allNotSpecifiedOperatingSystems_appicon.png"
},