ガイド ツアー

注意:

ArcGIS AppStudio は 2025 年 2 月にサポート終了する予定です。AppStudio 5.5 は、不具合の修正とマイナー アップデートに特化した長期サポート リリースです。 詳細については、製品ライフサイクルのドキュメントをご参照ください。 AppStudio アプリの現在の開発者は、そのアプリを ArcGIS Maps SDKs の 1 つに移行することを検討する必要があります。 新しいアプリ プロジェクトを開始する開発者は ArcGIS Maps SDKs の 1 つを使用することを強くお勧めします。 詳細については、ブログ記事「AppStudio 5.5 とその後」をご参照ください。

ArcGIS AppStudio イントロダクション

AppStudio を使用すると、マップを MaciOSAndroidWindowsUbuntu オペレーティング システムで使用可能な使いやすいモバイル アプリに変換した後、独自のブランドですべての主要アプリ ストアに公開できます。開発者のスキルは必要ありません。

AppStudio を使用してアプリをデスクトップ上に作成してから、構成およびカスタマイズを必要なだけ実行できます。 テンプレートを使用すると、アプリを ArcGIS AppStudio ですぐに作成できます。 また、AppStudio 内で、このアプリをさらに構成したり、アプリのソース コードをカスタマイズして、完全に独自のアプリを作成したりすることができます。

ArcGIS AppStudio のインストール

AppStudio をデスクトップ上で使用するには、お使いのオペレーティング システム (Windows (x86 または x64)、macOSUbuntu) 用のインストール ファイルをダウンロードし、インストールするファイルをダブルクリックします。

詳細については、「ArcGIS AppStudio のインストール」をご参照ください。

インストールが完了すると、次の 2 つのショートカットがデスクトップに追加されます。

  • ArcGIS AppStudio - アプリを構成および管理します。
  • Qt Creator (ArcGIS AppStudio) - アプリを編集します。

ArcGIS AppStudio を起動して開始します。

AppStudio の全機能を使用するには、ArcGIS AppStudio Developer Edition のライセンスが割り当てられた ArcGIS Online アカウントを使用してサイン インする必要があります。

アプリの作成

最初に AppStudio を起動した時点では、使用できるアプリはありません。 アプリを作成するには、次の手順を実行します。

  1. このタイトルをダブルクリックして、[新しいアプリ] ダイアログ ボックスを開きます。
  2. [スターター] カテゴリから [Hello World (Runtime)] を選択します。
  3. [作成] をクリックします。

これで、新しいアプリが AppStudio に表示されます。 アプリが表示されない場合、[更新] ボタンをクリックすると、アプリが利用可能か確認することができます。 次の操作が可能です。

  • アプリをダブルクリックするか、アプリを選択して [実行] Player をクリックしてアプリを試します。
  • タイトルの右側にあるボタンをクリックして、アプリの名前を変更します。
  • アプリの設定を変更して、アプリをカスタマイズします。

アプリ設定の変更

アプリのサイド パネルにある [設定] Settings をクリックして、タイトル、説明、画像、デバイス機能、アプリの署名情報など、アプリのプロパティを構成します。

サンプルから作成されるアプリには、あまり多くの設定がありません。 これらのサンプルは、少ない構成で自由に編集できるように設計されています。 一方、AppStudio でアプリの作成に使用できる注目のテンプレートには、変更できる多くの設定があります。 構成するプロパティは、選択した注目のテンプレートによって異なります。 たとえば、クイック レポート アプリをすでに作成した場合、フィーチャを収集するための独自のパブリック ポイント フィーチャ サービスを選択することができます。

注目の各アプリのプロパティの詳細については、以下をご参照ください。

ArcGIS へのアプリのアップロード

アプリを共有したり、インストール ファイルを作成したりするには、アプリを ArcGIS にアップロードする必要があります。 [アップロード] Upload をクリックして、アプリのアップロードを管理します。

注意:
アップロードには、ArcGIS AppStudio Developer Edition ライセンスが必要です。

AppStudio Player でのアプリのテスト

AppStudio Player は、Google Play および App Store から入手できます。 これらのストアのいずれかから AppStudio Player を直接デバイスにインストールできます。

AppStudio Player は、デスクトップでも利用可能であり、AppStudio リソースのページからダウンロードできます。 アプリは、どのプラットフォーム上の AppStudio で作成されていても、すべてのプラットフォームの AppStudio Player で使用できます。

注意:

AppStudio Player には 2 つのバージョンがあります。AppStudio Player は最新の ArcGIS RuntimeQt バージョンをサポートし (iOS 32 ビットはサポートしていない)、今後継続的にアップデートされます。 AppStudio Player Classic は AppStudio 2.1 リリースと同じバージョンで、Runtime バージョン 100.1 および 10.2.6、Qt 5.9.1、iOS 32 ビットをサポートしていますが、今後アップデートは行われません。

お好きなデバイスに AppStudio Player をインストールし、ArcGIS アカウントでサイン インして、ArcGIS にアップロードしたアプリを選択します。 アプリをダブルクリックすると、そのアプリを AppStudio Player にダウンロードして起動できます。

クラウドの Make を使用したアプリの作成

クラウドの [Make] ツールは、AppStudio プロジェクトからスタンドアロン アプリを作成するために Esri が提供しているサービスです。 スタンドアロン アプリを作成する際に、AppStudio Player は使用されません。 アプリは、デバイス上で実行できるインストール ファイルの中に完全に組み込まれます。 [Make] Make をクリックして、どのプラットフォーム向けに作成するかを選択し、ファイルを自動的に生成するように Esri のクラウド Make に要求します。

注意:
[Make] ツールには、ArcGIS AppStudio Developer Edition ライセンスが必要です。

アプリの管理

すべての AppStudio アプリは、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise で管理できます。 アプリは組織のルート フォルダーにあり、アプリのインストール ファイルは [マイ アプリ] フォルダーにあります。