ArcGIS Velocity の Azure Blob Store 出力を使用して、出力フィーチャを Azure Blob Store 内のファイルに書き込むことができます。
例
ある研究者が、ビッグ データ解析で解析を実行した後に、出力空間または表形式フィーチャを Azure Blob Store 内のファイルに書き込みたいと考えています。
使用上の注意
- [データセット] パラメーターは、Velocity が Azure Blob Store に書き込むフォルダーの名前を指定します。 このフォルダーには、出力のサイズに応じて 1 つ以上の複数のファイルが含まれます。
- 解析を最初に保存するときに、アカウント キーが暗号化され、暗号化された状態で格納されます。
- フォルダー パスを指定する場合、スラッシュ (/) を使用します。
- この出力は、ビッグ データ解析のみで使用できます。
- データを [フォルダー パス] パラメーターで指定したフォルダーにエクスポートする前に、このフォルダーが存在し、コンテンツを含んでいる必要があります。
- 次の出力データ形式を使用できます。
- 区切り
- JSON
- GeoJSON
- EsriJSON
- パーケット
- シェープファイル
- 区切り形式でエクスポートされたデータには、SHAPE および DATE フィールドが含まれます。 SHAPE フィールドには、ジオメトリが WKT 形式で格納されます。 DATE フィールドは、データに START_TIME キー フィールドが含まれる場合に指定されます。
- JSON 形式でエクスポートされたデータでは、ジオメトリが EsriJSON 形式で表示されます。
パラメーター
| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
|---|---|---|
アカウント キー | Azure Blob Store にアクセスするためのアカウント アクセス キー。 Velocity は、指定されたアカウント アクセス キーを使用してデータを Azure Blob Store に書き込みます。 解析を最初に保存するときに、アカウント アカウント キーが暗号化され、暗号化された状態で格納されます。 | String |
アカウント名 | Azure Blob Store コンテナーを格納する Azure Storage Account の名前。 | String |
エンドポイントの接尾辞 | Azure Blob Store にアクセスするために使用されるエンドポイントの接尾辞。 ほとんどのユーザーの場合、この接尾辞は「core.windows.net」です。 | String |
コンテナー名 | ファイルが書き込まれる Azure Blob Store コンテナーの名前。 | String |
フォルダー パス | 出力データセット フォルダーおよびファイルが書き込まれるフォルダーのフォルダー パス。 データを [フォルダー パス] パラメーターで指定したフォルダーにエクスポートする前に、このフォルダーが存在し、コンテンツを含んでいる必要があります。
| String |
データセット | 出力ファイルを格納する書き込み先のフォルダーの名前。 このフォルダーに書き込まれたファイルは、自動的に名前が付けられ、必要に応じて複数のファイルに分割されます。 データセット名プロパティには、ファイル拡張子を含めないでください。 | String |
書き込みモード | フィーチャを Azure Blob Store のファイルに書き込むために使用できる書き込みモード。 使用できる書き込みモードは次のとおりです。
| String |