ArcGIS GeoBIM の 2023 年 11 月のリリース ノート

ArcGIS GeoBIM に対し、次の更新が行われました。

一般

このリリースの一般的な製品の更新では、ArcGIS GeoBIMArcGIS Field Maps 統合機能が追加されました。これにより、ArcGIS GeoBIM を現場作業用の ArcGIS Field Maps と統合できます。

機能拡張と不具合修正

次の機能拡張と不具合修正が行われました。

  • [アプリ エディター][全画面] マップ ツールを使用できなくなりました。 [全画面] ツールは、既存の ArcGIS GeoBIM アプリで動作しますが、ツールをオフにすることはできません。
  • Autodesk Forge Viewer がバージョン 7.93.1 に更新されました。

既知の問題

このリリースの既知の問題は次のとおりです。

  • Web シーンにダイナミック Living Atlas レイヤーが含まれる場合、ArcGIS GeoBIM アプリにその Web シーンを使用するのに問題があります。 この問題を回避するために、ArcGIS GeoBIM アプリでシーンを使用する前に、Living Atlas レイヤーをそのシーンに追加しないでください。Web シーンを ArcGIS GeoBIM アプリに追加した後、Living Atlas レイヤーをその Web シーンに追加できます。
  • ArcGIS GeoBIM から Autodesk にアップロードされた指摘事項の期日は、[ツール] ページで [指摘事項の配置] ツールを実行するまで、Autodesk BIM 360 または Autodesk Construction Cloud の期日と異なります。
  • Autodesk BIM 360 または Autodesk Construction Cloud プロジェクトの指摘事項に新しいタイプまたはサブタイプを追加するたびに、ArcGIS GeoBIM でマップに対して ArcGIS Field Maps を再度有効化する必要があります。 最新の変更を取得し、Autodesk タイプ ドメイン リストの同期を維持するには、この手順が必要です。
  • [BIM モデルの表示] をクリックして Android デバイスの ArcGIS Field Maps アプリで Autodesk BIM 360 のモデルを表示すると、Autodesk BIM 360 Android アプリではなくブラウザーにモデルが開かれます。
  • ArcGIS GeoBIM での ArcGIS Field Maps 統合は、単一の Autodesk BIM 360 または Autodesk Construction Cloud プロジェクトを操作する場合のみサポートされます。 ArcGIS GeoBIM プロジェクトに複数のプロジェクトが追加されている場合、最初のプロジェクトの指摘事項タイプ (カスタム タイプを含む) だけが読み込まれます。 他のプロジェクトの指摘事項タイプはすべて無視されます。
  • 現場にいるときに ArcGIS GeoBIM アプリを使用して ArcGIS Field Maps 指摘事項をアップロードすると、新しい指摘事項が ArcGIS Field Maps アプリで非表示になることがあります。レイヤー上の最新の更新を表示するには、デバイスの ArcGIS Field Maps アプリを再起動してください。
  • [データの追加] ページ (リンクおよびアプリ エディター) で、いくつかのシーン サムネイルが正しく表示されません。 この問題を回避するには、Scene Viewer でシーンのサムネイルを更新します。
  • ArcGIS Field Maps アプリで新しい ArcGIS GeoBIM 指摘事項をアクティブにすると、指摘事項チャート上の企業チャートが正しく機能しません。 企業チャートでチャート ウィジェットを選択した後、指摘事項がその選択に正常にフィルターされず、企業チャートの異なるフィールドが選択されることがあります。 この問題を回避するには、新しい ArcGIS Field Maps 指摘事項を Autodesk BIM 360 または Autodesk Construction Cloud にアップロードします。その後、企業チャートの選択が正しく機能します。