ArcGIS GeoBIM の 2021 年 12 月のリリース ノート

ArcGIS GeoBIM に対し、次の更新が行われました。

一般

一般的な製品には、次のような更新が含まれています。

  • [ツール] ページの [エンジニアリング ドキュメントの配置] ツールと [指摘事項の配置] ツールの WKID パラメーターはオプションになりました。
  • [レイヤーの全体表示] ボタンが、アプリのマップ ウィジェット内にあるレイヤー ウィジェットで使用できるようになりました。

機能拡張と不具合修正

次の機能拡張と不具合修正が行われました。

  • 指摘事項が Autodesk Construction Cloud (ACC) で作成されている場合、[ツール] ページの [指摘事項の配置] ツールの実行時に、リンクされたドキュメントを表示できるようになりました。
  • GeoBIM アイコンが、アプリ エディターでのマップのサイズやレイアウトの選択に対応できるようになりました。 アプリ エディターで、[ツール レイアウト] 設定が変更された場合に、既存のマップ アイコンが GeoBIM ツールに重ならなくなりました。
  • GeoBIM プロジェクトのフィーチャ サービスを ArcGIS Pro で編集できるようになりました。
    注意:

    GeoBIM プロジェクトのレイヤーを追加で公開する場合は、Web メルカトル (3857) 空間参照のみを使用します。

  • BIM 360 または ACC では、定義が空白のドキュメント名を持つ .prj ファイルを作成するか、ドキュメント名として ESRI_CAD.PRJ を使用して、フォルダーのすべてのドキュメントをスキップすることで、ドキュメントまたはドキュメントのフォルダーに対するジオリファレンス プロセスをスキップできます。 この場合、ドキュメントは、ジオリファレンスされず、[ツール] ページのドキュメント テーブルにレコードが作成されません。 ただし、ツールの実行後に空の .prj ファイルを追加した場合は、ドキュメント レイヤーからドキュメントが削除されます。
  • リンク エクスプローラーとスケジュール テーブルでは、[関連フィーチャの表示] ボタンを使用して、スケジュール レコードに複数のマップの選択内容を表示します。
  • タイム スライダー ウィジェットは、アプリ エディターでは無効なプレースホルダーです。
  • [ツール] ページで [実行] をクリックした後、[キャンセル] ボタンはすぐには表示されません。ジョブの実行リクエストが確定した後に表示されます。
  • [ツール] ページの [クラスタリング対象のフィーチャの最小数] および [検索距離] テキスト ボックスに、無効な値を挿入することはできません。
  • GeoBIM プロジェクトは、GeoBIM から、ArcGIS Online 組織内のグループに共有できます。

既知の問題

マップがフィーチャに近寄ってズームしていると、[Schedules] フィーチャの点滅表示がわかりにくくなります。これは、このリリースの既知の問題です。