ArcGIS GeoBIM の 2024 年 2 月のリリース ノート

ArcGIS GeoBIM に対し、次の更新が行われました。

一般

このリリースの一般的な製品アップデートとは、ArcGIS GeoBIMArcGIS Experience Builder 1.13 にアップグレードされている点です。

機能拡張と不具合修正

次の機能拡張と不具合修正が行われました。

  • データ ソースがアプリに追加されていない場合、標高断面ウィジェットが動作するようになりました。
  • 編集ウィジェットは、編集権限または作成権限のないユーザーの ArcGIS GeoBIM アプリから削除されました。
  • [OBJECTID] フィールドは、テーブル ウィジェットのすべてのレイヤーで表示されるようになりました。 すべてのフィーチャには [OBJECTID] フィールドが必要なので、テーブル ウィジェットが空白になることがありません。
  • 共有レベルとアイコンが更新され、選択されたすべての共有レベルが ArcGIS GeoBIM プロジェクトとアプリ カードに表示されます。 共有レベルは ArcGIS Online の形式と一致するようになりました。
  • プロジェクト名の最大長は 74 文字で、ArcGIS Online と一致します。
  • ArcGIS GeoBIM アプリに追加された有効な [SharedView] 属性を持つレイヤーの場合、ソース Autodesk BIM 360 ドキュメントまたは Autodesk Construction Cloud ドキュメントへのリンクが自動的に作成されます。 このリンクは [SharedView] 属性に基づく [ViewerUrl] リンク ルールと同じように動作します。
  • ツールをキャンセルした後に再実行しても、2 回目の実行時にドキュメントが重複することがなくなりました。
  • Autodesk BIM 360 プロジェクト値または Autodesk Construction Cloud プロジェクト値が NULL の場合に、プロジェクト境界でエラーが発生しなくなりました。

既知の問題

このリリースの既知の問題は次のとおりです。

  • 標高断面では、単一ラインの標高データに対して接続されたラインを選択するよう示されています。 データに接続されたラインが存在しないため、このオプションは複線標高データに対してのみ表示されます。
  • ArcGIS GeoBIM プロジェクトに対して ArcGIS Field Maps を有効にすると、ArcGIS GeoBIM[プロジェクト] ページで、そのプロジェクトの [削除] ボタンが無効になります。 プロジェクトにレイヤー ビュー (<プロジェクト名> フィールドのサービス ビュー) が追加されているため、この動作は予期されたものです。
    • 回避策: ArcGIS GeoBIM プロジェクトを削除するには、まず ArcGIS Online のコンテンツから新しく追加されたレイヤー ビューを削除します。
  • リンク エクスプローラーでは以前の選択が保持されるため、別のレイヤーのフィーチャの結果が表示されます。
    • 回避策: リンク エクスプローラーで前のフィーチャか次のフィーチャを選択して目的のフィーチャに移動するか、目的のフィーチャを選択する前に以前の選択を削除します。