バージョン 2.2 (2024 年 9 月)
ArcGIS Earth Mobile 2.2 は、次の新機能と機能拡張をユーザー コミュニティにもたらします。
機能と機能拡張
- TOC で凡例ビューアーを開いてレイヤーの凡例を探索できるようになりました。
- サブレイヤーを含む KML データを拡張したり、ネストしているレイヤーの表示設定をサブレイヤー ビューアー パネルで管理できます。
- さまざまな形式のローカル ラスター データを追加できます。
- 属性エディターが描画用に改良され、カラー パレットから色を選択できるようになりました。
- ポータルから 3D タイル アイテムをフィルタリングしたり、追加したりできます。
バージョン 2.1.1 (2024 年 7 月)
ArcGIS Earth 2.2.1 では、いくつかのバグが修正され、パフォーマンスが強化されています。
バージョン 2.1 (2024 年 5 月)
この ArcGIS Earth バージョンの変更点について、以下に説明します。
OGC 3D Tiles レイヤー
ArcGIS Earth Mobile で、新しいレイヤー タイプである 3D Tiles のサポートが追加されました。 3D Tiles は Open Geospatial Consortium (OGC) 規格で、Indexed Scene Layer (i3s) と同様に、大量の 3D 地理空間コンテンツをストリーミングおよびレンダリングする目的で設計されています。 ArcGIS Earth は、Batched 3D Model (.b3dm と .json) および 3D Tiles Archive Format (.3tz) 3D Tiles 形式をサポートし、連続メッシュまたは不連続 3D オブジェクトを視覚化できます。
- ローカル ディレクトリからサポートされているファイル形式 (.3tz) のタイル セットを追加できます。
- ArcGIS Online またはサードパーティの Web サーバーでホストされている 3D タイル サービスを追加できます。
- ArcGIS 以外でホストされているサービスで認証を要求したりトークンベースの認証を使用できません。
- 3D Tiles レイヤーは、見通し線や可視領域などの対話型解析ツールで使用できます。
OGC GeoPackage
ArcGIS Earth Mobile で、新しいパッケージ タイプである GeoPackage のサポートが追加されました。 GeoPackage は、地理フィーチャ、非空間の表形式データ、およびラスター データの複数のデータセットを含めることができる Open Geospatial Consortium (OGC) 空間データ格納形式です。
- ローカル ファイル ディレクトリから GeoPackage を追加できます。
- ポータル アイテムとしてホストされている GeoPackage の検索、フィルタリング、ダウンロードに対応しています。
注意:
大量のフィーチャが存在するデータセットを含む GeoPackages を ArcGIS Earth Mobile に追加すると、パフォーマンスの問題を引き起こす可能性があります。 最適なパフォーマンスを得るには、レイヤーあたり 50,000 フィーチャ未満の GeoPackages を使用することをお勧めします。
アプリ リンク
ArcGIS Earth で、パラメーターを含むユニバーサル アプリ リンクがサポートされました。 サポートされているパラメーターについては、「他のアプリとの連携」をご参照ください。
ベース URL: https://earth.arcgis.app/。
機能拡張
- 描画エディターが強化され、ピクチャを添付できるようになりました。
- Web シーンに埋め込まれたスライドの表示と再生に対応しています。
バージョン 2.0 2023 年 12 月
新しい ArcGIS Earth モバイル アプリ 2.0 は、ArcGIS Maps SDK 200.x for Swift/Kotlin を使用してゼロから構築されました。 以前のバージョンのほとんどすべての機能、UX、UI が移行され、次のような新機能が追加されました。
機能と機能拡張
- UI の再設計:
- [データ]、[描画]、[計測]、[3D 解析]、[地下モード]、[AR モード]、[ツアー]、[トラック] など、より多くのツールを表示して簡単にアクセスできる新しいツールボックス ユーザー インターフェイス。
- ベースマップ ギャラリー、データ リスト、描画リストなど、コンテンツ ウィンドウの新しい外観。
- 地下モード - 地下モードを有効化し、モバイル デバイスで関連データを表示するためにサーフェスの透過表示を調整することができます。
- [描画] ツール - さまざまなスタイルのポイント、ライン、ポリゴンの描画を追加し、それらを編集してネイティブな .kml/.kmz ファイルとして共有できます。 描画は、コンテンツ ウィンドウの [描画] タブで保存および管理されます。
- 強化されたツアー環境 - ジオタグ付きの写真または検索した場所や描画ポイントからツアーを作成し、カメラ ビューやキャプション テキストなどのウェイポイントの詳細を編集できます。
- ジオサーチの向上 - 候補リストを使用できる、再設計された [検索] ツールによって、異なる結果間をすばやく参照し、コピー ツールで座標を取得できます。
バージョン 1.7.2 2023 年 4 月 (iOS)
バグの修正
- 特定のポータルに接続する際に、iOS アプリがクラッシュする BUG-000157537 が修正されました。
- iOS デバイスの ArcGIS Earth に .tpkx 形式のタイル パッケージを追加できない BUG-000157182 を修正しました。
バージョン 1.7.1 2023 年 1 月
バグの修正
- ArcGIS Earth アプリで適用されるベースマップをポータルで設定する際の BUG-000153015 が修正されました。
- Android でローカル ファイルを開く際の問題が修正されました。
- Android でのフィーチャ サービスの識別と iOS でのフィーチャのハイライト表示における問題が修正されました。
- iOS でツアー写真を追加するときのアルバムの選択に関する問題が修正されました。
バージョン 1.7.0 2022 年 11 月
フィーチャ
- 3D シーンへの Web マップの追加をサポート。
- UTM と MGRS での位置単位設定をサポート。
- AR モードでのビデオの録画と共有をサポート。
バージョン 1.6.0 2022 年 7 月
フィーチャ
- 地表面の距離と面積の計測をサポート。
- 3D シーン内で 2 つのポイント間の直線、垂直、および水平距離の計測をサポート。
- 時間の経過とともに変化する時系列データを表示し、時系列アニメーションを制御できるようになりました。
機能拡張
- AR モードで表示されたデータのスナップショットを共有するためにネイティブのスクリーン キャプチャ ツールが追加されました。
- シーン内のフィーチャ アイテムを特定するときの移動アニメーションが最適化されました。
- マイ トラッキングでのトラック名の変更をサポート。
バージョン 1.5 2022 年 3 月
フィーチャ
- ベクター タイル レイヤー データ タイプのサポート。
- 平面上のデータを AR モードで表示します。 (Android デバイスでは ARCore のサポートが必要です)。
- 速度グラフや標高グラフなど、トラックの統計情報の詳細を表示します。
- Z 値を含む 3D での GPS トラックの記録と視覚化のサポート。
機能拡張
- データの追加とポータルへの接続に関するエラー メッセージが改善されました。
- フィーチャのポップアップに表示される情報のスタイルが拡張されました。
- プレースマークのシンボルと説明を編集する機能のサポート。
- トラックをポータルで共有するときに、タイトル名を変更できるようになりました。
バージョン 1.4.2 2021 年 10 月
バグの修正
- 指定したサブレイヤーを含むポータル アイテムをフィーチャ サービスから追加する際の問題が修正されました。
- Android で MSPK のダウンロードの待機リストのデータ サイズを計算する際の問題が修正されました。
- Android で特定の ArcGIS Enterprise ポータルからサイン アウトする際にハングアップするバグが修正されました。
- Android で場所または住所を検索したときに、一致する結果を一覧表示する際の問題が修正されました。
- iOS で MSPK のダウンロードのキューにある他のタスクを一時停止したときに、正しいダウンロード ステータスを表示する際の問題が修正されました。
- iOS で選択したプレースマークのあるシーンをズームする際のラベル表示のバグが修正されました。
- 特定の iOS デバイスでシーンをレンダリングする際にアプリが強制終了する問題が修正されました。
- iOS の現在のポータル接続に従って使用可能なベースマップのリストを更新する際の問題が修正されました。
機能拡張
- Android での再生トラックのパフォーマンスと外観が改善されました。
- Android で最小化されたバブルからトラックの録音を復元する際のカメラ ビューが改善されました。
- 記録されたトラックからエクスポートされた共有 .kmz ファイルのファイル名が統一されました。
- シーンに追加されたレイヤーでフィーチャを識別するパフォーマンスが向上しました。
バージョン 1.4.1 2021 年 9 月
バグの修正
- KML ポップアップ コンテンツで写真を表示する際の問題が修正されました。
- Android でトラスト ポータルに接続する際に、アプリに [信頼できないホスト] メッセージが表示される問題が修正されました。
- Android で PKI ベースのポータルからサイン アウトする際のバグが修正されました。
- iOS で PKI を使用してサイン インしたポータルからデータを追加する際に、アプリで追加の証明書が求められるバグが修正されました。
バージョン 1.4 2021 年 8 月
フィーチャ
- 代替フットプリント シンボルで追跡し、移動中の位置履歴を確認できます。
- 記録したトラックから、カスタム ビューと標高断面を含む共有可能なカードを作成できます。
- アプリ起動時に選択したオンライン コンテンツを紹介できます。
- ArcGIS アカウントでサイン インしている際に、オンライン コンテンツを [お気に入り] に追加できます。
機能拡張
- 記録したトラックを再生する際に、全体表示モードと動的追跡モードを切り替えることができます。
- [ポータルからデータを追加] の検索履歴は保存され、取得できます。
- Living Atlas、ArcGIS Online、および ArcGIS Enterprise のデータを追加し、シーン上で参照する機能が刷新されました。 ポータルの検索結果リストから離れることなく、複数のデータ コンテンツを追加およびプレビューできます。
- [マイ プレースマーク] ファイルを KMZ 形式で共有する機能が強化され、他のアプリとの共有や、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise へのアップロードに対応しました。
- さまざまな形式の地理座標から場所を検索できるようになりました。
- ランドスケープ モードでのツアー ビデオの記録および共有に対応しました。
バグの修正
- Android で SPK データ タイプを追加する際の問題が修正されました。
- ユーザーがサイン インしている際に、ポータルの信頼できるデータをフィルタリングする際の問題が修正されました。
- .kmz ファイルをアップロードし、ファイルがパブリックに共有されている際に、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise からダウンロードする際の問題が修正されました。
バージョン 1.3.2 2021 年 6 月
バグの修正
iOS と Android の両方で特定のイメージ サービス データを追加すると強制終了する問題と、その他のバグが修正されました。
バージョン 1.3.1 2021 年 4 月
フィーチャ
- AppConfig (ポータル URL) を MDM に使用できるようになりました。
機能拡張
- 共有されている KMZ ポイントの位置と方向の両方を表示するように GPS トラックのシンボルが再設計されました。
- 操作を簡単にするために、ユーザーのプレースマーク、トラック、ツアー、およびダウンロードが [マイ コンテンツ] に統合されました。
- ユーザー エクスペリエンスを高めるために、ポータル アイテムから MSPK をダウンロードする際に使用する UI とワークフローが最適化されました。
- [計測] での可視領域解析ツール エディターのユーザー エクスペリエンスが改善されました。
- アップロードされた .kmz ファイルを ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise で表示できるようになりました。
バグの修正
- Android ユーザーがドキュメント フォルダー内のローカル データを追加できないバグが修正されました。
- PKI ポータル接続のバグが修正されました。
バージョン 1.3 2021 年 1 月
フィーチャ
- ユーザーはモバイル デバイスで GPS の位置情報のトラックを記録して、結果を .kmz ファイルとしてエクスポートしたり、組織のポータルにアップロードしたりできます。 ユーザーは .kmz ファイルをデスクトップの ArcGIS Earth に追加して、より高度な分析を行うこともできます。
- ネイティブのスクリーン キャプチャ ツールを使用すれば、全画面表示でのデータのスナップショットの取得と共有を簡単に実行できます。
- モバイルの ArcGIS Earth で、ナビゲーション アプリを使った、検索した場所や事前定義済みのプレースマークへのルート案内が利用できます。
- ポータル URL の QR コードをスキャンして、簡単にポータルに接続することができます。
- 必要に応じて、[ベースマップ] リストからデフォルトのテレインのオンとオフを切り替えられます。
機能拡張
- 複数のレイヤーを削除できるようになり、レイヤーの管理機能が強化されました。
- [データの追加] のレイアウトが改善されました。
- コンテンツ ウィンドウでレイヤーを長押しすることで、レイヤーのフル ネームが表示されるようになりました。
- PKI 認証による ArcGIS Enterprise ポータルへの接続サポートが改善されました。
バージョン 1.2 (2020 年 8 月)
機能拡張
- iPad および Android タブレット (縦画面モード) に対応できるようになりました。
- ArcGIS Online にも ArcGIS Enterprise にもサイン インしていない場合は、デフォルトのベースマップ「衛星画像」が[ベースマップ] リストに提供されるようになりました。
- Apple の Metal フレームワークを搭載した iOS で 2D マップと 3D シーンのレンダリングが強化されました。
バージョン 1.1.1 (2020 年 4 月)
フィーチャ
- ポータルからモバイル シーン パッケージをダウンロードする機能のサポート。
- モバイル デバイス間でのデータ共有のサポート。 ArcGIS Earth では QR コードを生成してアルバムに保存できます。 サポートされているデータ タイプは次のとおりです。
- ArcGIS サービス
- ポータル アイテム
機能拡張
- データをアイテム タイプ、更新日、ステータスでフィルタリングするためのフィルターがポータル コンテンツに追加されました。
バージョン 1.1 2020 年 1 月
フィーチャ
サンプル: Bodemkaart - オランダの土壌マップ
- デスクトップの ArcGIS Earth から生成された QR コードからのデータが追加されました。 サポートされているデータ タイプは次のとおりです。
- ArcGIS サービス
- ポータル アイテム
- Web シーン
機能拡張
iOS
- アイコンのサイズが iOS 13 向けに修正されました。
- ズームがアルゴリズムに拡張されました。
- アカウントを設定していない状態でマイ プレースマーク ファイルを共有すると、ArcGIS Earth でメール アプリを開いて構成することができます。
Android
- ズームがアルゴリズムに拡張されました。
- ツアー機能が拡張されました。
バージョン 1.0.1 2019 年 11 月
フィーチャ
- モバイル版 ArcGIS Earth を使用してローカル データを開き、共有するオプションです。
- iOS ユーザーの場合、AirDrop を有するデバイス間でデータを共有したり、ブラウザーからデータをダウンロードして追加したり、メールの添付ファイルまたは Messenger などのインスタント メッセージ アプリからデータをダウンロードして追加することができます。
- Android ユーザーの場合、Bluetooth を通じて Android デバイス間でデータを共有したり、ブラウザーからデータをダウンロードして追加したり、メールの添付ファイルまたは Messenger などのインスタント メッセージ アプリからデータをダウンロードして追加することができます。
- [URL の入力] を使用したポータル アイテムの追加をサポートします。
機能拡張
iOS
- iOS 13 のサポート。
- 外部ブラウザーを使用して、ポップアップでハイパーリンクを開くことができます。
- バージョン 10.7 以降の SAML 認証を使用したポータルへのサイン インのサポート。
Android
- x86 のサポートの削除と SDK 28 への更新。
- Samsung、Huawei、Xiaomi、Vivo、および OPPO デバイスへのユーザー インターフェイス適応性の向上。
- バージョン 10.7 以降の SAML 認証を使用したポータルへのサイン インのサポート。
バージョン 1.0 2019 年 9 月
ArcGIS Earth は Google Play および App Store から入手できます。
主要な機能
- ArcGIS Online か ArcGIS Enterprise に接続します。
- タップしてフィーチャを識別します。
- プレースマークを収集、編集、共有できます。
- 対話型解析ツール - [計測]、[見通し線]、[可視領域]。
- ジオタグ付きの写真でツアーを作成して共有します。
- 場所を検索し、ロケーターを切り替えます。
- 現在地に移動します。
- 起動時のヒントおよびハンド ジェスチャのガイダンスを追加しました。