2D および 3D コンテンツの参照

ArcGIS Earth を使用すると、モバイル デバイスから 2D および 3D コンテンツを参照できるようになります。

  1. [ツールボックス] ボタン [ツールボックス] をタップします。
  2. 表示される [データの追加] ボタン [データの追加] をタップします。 データを追加するためのオプションは次のとおりです。
    • [URL] URL の入力 - データの URL を入力してデータを追加します。
    • [ポータル] ポータル コンテンツ - ポータル コンテンツからデータを追加します。
    • [ファイル] ファイルの追加 - モバイル デバイスに保存されているローカル ファイルを追加します。
    • [QR コード] QR コードからデータを追加 - QR コードをスキャンしてデータを追加します。
  3. 追加されると、データはコンテンツ ウィンドウのデータ タブでレイヤーとして表示されます。 データは、シーン内で視覚化のために自動的にズームされて表示されます。
    • [表示] [表示] をタップして、レイヤーの表示をオン/オフにします。
    • 長押しして [共有] 共有 を選択してデータを共有するか、[AR モード] AR を選択して AR モードでデータを表示するか、または [削除] 削除 を選択してコンテンツ ウィンドウからレイヤーを削除します。
    • タップしてシーンのフィーチャを特定し、view 表示されたポップアップにデータ属性を表示します。
    • [その他のオプション] ボタン その他のオプション をタップして複数のレイヤーの表示、非表示、削除を行います。

URL を使用したデータの追加

ArcGIS Earth は、次のデータ タイプを示す URL の追加をサポートします。

  • マップ サービス
  • イメージ サービス
  • フィーチャ サービス
  • シーン サービス
  • ベクター タイル サービス
  • ポータル アイテム

  1. [ツールボックス] ボタン [ツールボックス] をタップして、[URL の入力] [URL の入力] を選択します。
  2. 正しい URL を入力して、[実行] または [OK] [OK] をタップしてデータを追加します。
ヒント:

URL の入力の横にある QR コードからデータを追加 をタップすると、QR コードのスキャンによるデータの追加も有効になります。

ポータル コンテンツからのデータの追加

ArcGIS Earth を使用すると、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise に接続し、モバイル デバイスから組織のデータにアクセスすることができます。 [マイ アカウント] [マイ アカウント] をタップすると、サイン インできます。

サポートされているサービスは次のとおりです。

  • ArcGIS Server Web サービス
    • マップ サービス
    • イメージ サービス
    • フィーチャ サービス
    • シーン サービス
    • モバイル シーン パッケージ
    • ベクター タイル サービス
  • Web マップ
  • Web シーン
  • KML または KMZ サービス

コンテンツを参照するには、[データの追加] [データの追加] をタップして、[ポータル コンテンツ] [ポータル コンテンツ] を選択します。 デフォルトでは、ArcGIS Earth を使用して、ArcGIS Online から公開コンテンツにアクセスできます。 サイン インするとオプションが表示されるので、ポータルで [マイ コンテンツ][お気に入り][マイ グループ][組織] からデータの検索、並び変え、フィルタリングを行います。

注意:
  • ArcGIS Earth は、Portal for ArcGIS 10.4 以降の ArcGIS Enterprise ポータル ログインをサポートしています。
  • PKI セキュリティを使用した ArcGIS Portal へのサイン インは、ArcGIS Earth モバイル アプリでサポートされていません。
  • ArcGIS Earth は、モバイル シーン パッケージをモバイル デバイスにダウンロードして、データを探索する機能をサポートしています。

ArcGIS Living Atlas of the Worldには、すぐに使用できるマップおよびシーンが含まれています。 ポータル管理者が組織の ArcGIS Living Atlas コンテンツへのアクセスを構成している場合、[Living Atlas] タブが表示されます。 ほとんどの ArcGIS Living Atlas レイヤーはシーン内で自由に使用可能で、誰でも閲覧することができますが、一部のレイヤーにはクレジットを消費する登録者のコンテンツプレミアム コンテンツが含まれます (これらはアイテムの説明内で登録者 登録者 およびプレミアム プレミアム アイコンを使用して識別され、一般ユーザーは閲覧できません)。

追加するデータを検索するとき、結果の表示方法を変更することができます。 [並べ替え] [並べ替え] および [フィルター] [フィルター] を使用して、必要なデータを探します。 シーンに追加する前に各レイヤーの詳細も表示できます。

  • キーワードを入力して関連するコンテンツを検索します。
  • 異なるカテゴリを使用すると、結果を絞り込むのに役立ちます。
  • [並べ替え] [並べ替え] をタップして、結果の順序を変更します。
  • [フィルター] [フィルター] をタップして、結果の内容をフィルタリングします。
  • [詳細] [詳細] をタップして、ArcGIS Online からポータル アイテム ページを開きます。

シーンにコンテンツを追加してプレビューする際に、[お気に入り] お気に入り をタップすると、現在のデータが ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise[お気に入り] に追加されます (サイン インしているアカウントの場合)。 もう一度 [お気に入り] お気に入り をタップすると、現在のデータが [お気に入り] から削除されます。 [終了] 終了 をタップすると、ホーム画面に戻ります。

注意:
  • サイン インしていない場合や、個人向けプランの ArcGIS Online アカウントでサイン インしている場合は、これらのオプションの一部のみが表示されます。
  • 標準カテゴリ セットで示されている ArcGIS Living Atlas of the World のみ Living Atlas グループにリストされます。

ローカル ファイルの追加

通常、モバイル ユーザーは、不安定なネットワーク接続のエリアまたは接続されていない環境で作業する必要があります。 ArcGIS Earth のモバイル版は、オフラインで使用可能な数種類のローカル ファイルをサポートしています。

  • モバイル シーン パッケージ (.mspk)
  • KML および KMZ ファイル (.kml および .kmz)
  • タイル パッケージ (.tpk および .tpkx)
  • ベクター タイル パッケージ (.vtpk)
  • 次のレイヤー タイプを含むシーン レイヤー パッケージ (.spk および .slpk)
    • 3D オブジェクト
    • 3D メッシュ
    • 点群
    • ポイント

注意:
  • プレースマーク、ラインまたはパス、ポリゴン、3D モデルの最も単純な KML ファイルを追加できます。 より複雑な KML ファイルは、今後のリリースでサポートされる予定です。
  • モバイル シーン パッケージは、ArcGIS システム全体で 2D および 3D コンテンツをオフラインで使用できるように設計されています。 1 つ以上のシーンとロケーターを 1 つのファイルのパッケージにします。 ArcGIS Earth を使用すると、オフライン グローバル シーンを一度に 1 つ開き、モバイル シーン パッケージに含まれている統合ロケーターで場所を検索することができます。 ArcGIS Proモバイル シーン パッケージを作成でき、ArcGIS 組織へ共有するか、モバイル デバイスへコピーします。
  • モバイル シーン パッケージ内のシーンのタイル スキーマが Web メルカトル (球体補正) タイル スキーマ (WKID 102100) と異なる場合は、データをモバイル デバイスの ArcGIS Earth に追加することができません。

モバイル デバイスでローカル データを追加および共有するには複数の方法があります。

iOS

ローカル ファイルを iOS デバイスにコピーするには、「iTunes を使用してファイルを共有」をご参照ください。 また、AirDrop を使用してデバイス間でデータを共有し、ブラウザーからデータをダウンロードおよび追加し、メールまたは Messenger などのインスタント メッセージ アプリからデータをダウンロードおよび追加できます。

ファイル共有

Android

ローカル ファイルを Android デバイスにコピーするには、「お使いのコンピューターと Android デバイス間のファイルの移動」をご参照ください。 Bluetooth を使用して Android デバイス間でデータを共有したり、ブラウザーからデータをダウンロードして追加したり、メールの添付ファイルまたは Messenger などのインスタント メッセージ アプリからデータをダウンロードして追加することもできます。

QR コードからデータを追加

QR コードは、正方形のバーコードで、機械で読み取り可能な光学ラベルです。 ArcGIS Earth によって生成された QR コードをスキャンしてデータを追加することにより、複数のユーザーまたは受信側のユーザー間のプレゼンテーション、コラボレーション、コミュニケーションをすばやく便利に行う方法を提供します。 キーワードによるデータの検索やサービス URL の入力に比べ、QR コードからのデータの追加は、カメラを QR コードに向ければいいのでモバイル ユーザーの時間と労力を節約します。 もしくは、ユーザーは 、QR コード画像をフォト ギャラリーに保存した場合、[アルバム] をタップして写真を選択できます。

お使いのモバイル デバイス上で ArcGIS Earth を使用し、下の QR コード サンプルをスキャンして試してみてください。

サンプル 1: NOAA カラー化衛星画像

NOAA QR コード サンプル

サンプル 2: Bodemkaart - オランダの土壌マップ

Bodemkaart QR コード サンプル

注意:

ポータル アイテムを追加して表示するには、はじめにポータルに接続する必要があります。

AR モードでのデータの表示

ArcGIS Earth では、拡張現実 (AR) モードでデータを視覚化できます。 スクリーンショットを撮影するか、ビデオを録画して、現実世界の環境でデータをキャプチャできます。

AR モードに移行するには、次の 2 つの方法があります。

  • アプリが起動したときに、ArcGIS ギャラリーから AR データを選択する。
  • コンテンツ ウィンドウでレイヤーを長押しするか、左にスワイプする。

AR モードに移行したら、近傍サーフェスを検索して開始できます。 次に、データをタップしてサーフェスに追加します。 AR モードでのデータの視覚化を終えたら、次の方法でデータを共有できます。

  • [スクリーンショット] ボタン スクリーンショット をタップし、スクリーンショットを撮影して共有します。
  • [スクリーン録画] ボタン スクリーン録画 をタップし、ビデオを録画して共有します。

時間ベースのアニメーションの表示

ArcGIS Earth は、テンポラル KML/KMZ レイヤー、フィーチャ サービス、またはイメージ サービスの読み込みをサポートしています。 時間の経過とともに変化するデータを対話形式で表示できます。 スライダー コントロールを使用すると、再生や一時停止をして経時的にデータのアニメーションを制御したり、前の期間や次の期間に移動したりできます。

時間ベースのアニメーションを表示するには、次の手順に従います。

  1. 時系列データをポータルのコンテンツ、ローカル ファイル、QR コード、または URL から ArcGIS Earth に追加します。

    データがポータルのコンテンツから追加された場合は、時系列アニメーションのプレビューが自動的に再生されます。

  2. データ リストのレイヤーを長押しし、[再生] 再生 をクリックしてアニメーション再生モードを開始します。
  3. [タイム スライダー] のスライダーをドラッグして、時間間隔の始点と終点を設定します。
    • [再生] ボタン 再生 をタップして、レイヤーのアニメーション表示を開始します。
    • アニメーションを一時停止するには [一時停止] ボタン 一時停止 をタップします。
    • 直前のデータ間隔に戻るには [前へ] ボタン 前へ をタップします。
    • 次のデータ間隔へ進むには [次へ] ボタン 次へ をタップします。