Esri Maps for IBM Cognos の以前のバージョンに関するヘルプです。現在のバージョンについては、http://doc.arcgis.com/ja/maps-for-cognos/ を参照してください。
EM4C ディスパッチャ コンポーネントは、レポート サービスやプレゼンテーション サービス、もしくはその両方を実行する IBM Cognos ディスパッチャの各コンピューター上にインストールする必要があります。
EM4C ディスパッチャは、単独または EM4C ゲートウェイや EM4C サーバーと組み合わせてインストールおよび構成できます。詳細については、「サーバー コンポーネントのインストール シーケンス」をご参照ください。Esri Maps for IBM Cognos の配備例については、「Esri Maps for IBM Cognos のアーキテクチャ」をご参照ください。
インストールを開始する前に、EM4C ディスパッチャをインストールする各コンピューター上に IBM Cognos ディスパッチャのディレクトリが存在することを確認します。
次の手順は、IBM Cognos のインストール場所を所有するユーザーとして実行することをお勧めします。環境内にある IBM Cognos ディスパッチャの各コンピューター上でこれらの手順を実行してください。
Esri Maps for IBM Cognos のコンポーネントは、パス内に ASCII 文字だけが含まれているディレクトリにインストールします。
[cognosuser@server1]$ ./launchInstaller.sh
[cognosuser@server1]$ chmod +x setPermissions.sh
[cognosuser@server1]$ ./setPermissions.sh
EM4C ディスパッチャの構成には、環境内にある EM4C サーバー コンピューターの順序付きのカンマ区切りのリストが必要です。詳細については、「構成」をご参照ください。
Esri Maps for IBM Cognosのインストール場所を所有するユーザーとして、Esri Maps for IBM Cognos の構成を実行します (このユーザーは <em4c_location> と <ibmcognos_location> の両方に対して READ/WRITE/EXECUTE アクセス権を持っています)。
Esri Maps for IBM Cognos の構成に変更を適用したら、レポート サービスやプレゼンテーション サービスを実行している IBM Cognos ディスパッチャのすべてのコンピューター上で IBM Cognos サービスを再起動する必要があります。
IBM Cognos サービスの再起動方法の詳細については、お使いのバージョンの IBM Cognos の 『IBM Cognos インストールおよび構成ガイド』 をご参照ください。
この時点で、Esri Maps for IBM Cognos のすべてのレポート作成者とエンド ユーザーは、Web ブラウザーのキャッシュを削除する必要があります。キャッシュを削除する手順はブラウザーによって異なりますが、ほとんどのブラウザーでは Ctrl + Shift + Delete キーで削除できます。
Esri Maps for IBM Cognos をインストールおよび構成したら、Web ブラウザーのキャッシュをまだ削除していない場合は削除します (Ctrl + Shift + Delete キー)。その後、インストールおよび構成プロセスのさまざまな側面をテストできます。
次の例では、IBM Cognos が ibmcognos というエイリアスによって公開されていることを想定します。