このトピックの内容
  1. 構成ファイル
  2. 管理設定

Esri Maps for IBM Cognos の以前のバージョンに関するヘルプです。現在のバージョンについては、http://doc.arcgis.com/ja/maps-for-cognos/ を参照してください。

管理設定の構成

Esri Maps for IBM Cognos 管理者は、アプリケーションの構成ファイル (settings.js) を変更して、さまざまなユーザー オプションを指定できます。次に、利用可能なオプションについて説明します。

標準のテキスト エディターを使用して、アプリケーションの構成ファイルを変更します。

構成ファイル

構成ファイルは、EM4C ゲートウェイの次の場所にあります。<em4c_location>/webcontent/esrimap/configuration/settings.js

管理設定

以下のプロパティは、ユーザー オプションの定義に使用します。

  • arcgisSharing - Web マップおよびレイヤーを (arcgisUrl の指定に従い) ArcGIS で共有できるかどうかを制御します。有効な値は true および false です。デフォルトは false です。これはブール型のプロパティ値で、引用符は必要ありません。

    例: arcgisSharing: false

  • selectionColor - マップ上のエリアの選択色を指定します。色は 16 進数値を使用して定義されます。デフォルト値は #FF0000 (赤) です。このプロパティの値は文字列で、引用符で囲む必要があります。

    例: selectionColor: "#FF0000"

  • infographicsEnabled - インフォグラフィックスの設定では Esri Maps for IBM Cognos のポップアップ ウィンドウの構成およびアクセスできるかどうかを制御します。サポートされる値は true および false です。デフォルトは true です。これはブール型のプロパティ値で、引用符は必要ありません。

    インフォグラフィックスを使用すると ArcGIS のサービス クレジットが消費されるため、システム管理者はこのサービスへのユーザー アクセスを制限することができます。

    infographicsEnabledtrue に設定されている場合、作成者はレポートにインフォグラフィックスを構成でき、利用者がポップアップからインフォグラフィックスを利用できるようになります。false が指定されていると、構成とポップアップへの両方のアクセスが無効になります。

    例: infographicsEnabled: false

  • corsEnabledServers - 必要な場合は、CORS 対応サーバーの URL を 1 つ以上指定します。詳細については、「プロキシの操作」をご参照ください。
  • docRoot - この値は、設計者または利用者が [ヘルプ] ボタンをクリックしたときに Esri Maps for IBM Cognos ドキュメントが取得されるデフォルトの場所を指定します。デフォルトでは、この値は、ユーザーのロケールで定義された言語で以下の値を使用すると、IBM Cognos のユーザーの製品ロケール設定で指定した言語での最新バージョンのオンライン ヘルプを指します。

    例: docRoot: "http://doc.arcgis.com/{LOCALE}/maps-for-cognos/"

    ユーザーのロケールではローカライズされたドキュメントが利用できない場合、[ヘルプ] ボタンをクリックすると、英語版のオンライン ヘルプが起動します。利用できるドキュメントの言語については、Esri Support にお問い合わせください。

    インターネット接続が利用できない場合は、docRoot プロパティを変更して、ローカルでインストールされたヘルプを指定できます。

    次に例を示します。docRoot: "installed"

    [ヘルプ] ボタンをクリックすると、レポート作成者およびレポート利用者に適切なインストール済みのヘルプ システムが起動します。