Business Analyst ウィジェットは、対話的なインフォグラフィックスを使用して特定の位置に関する主要な指標と情報を視覚化できます。 ユーザーはすぐに使用できる Esri インフォグラフィックス テンプレートを選択して操作したり、ArcGIS Business Analyst Web App (Advanced) または ArcGIS Community Analyst でカスタム テンプレートを作成したりすることができます。 Experience Builder で使用できるインフォグラフィックス テンプレートを構築する方法をご参照ください。
このウィジェットには、[ワークフロー] と [プリセット] の 2 つのモードがあります。 [ワークフロー] モードを使用すると、ユーザーは、位置または区画境界を検索して、その位置で実行するインフォグラフィックスを選択できます。 [プリセット] モードでは、ユーザー向けに特定のサイトとインフォグラフィックスを事前に定義します。
例
このウィジェットを使用して、次のようなアプリの設計要件をサポートします。
- 新しいクリニックの開院を検討している病院管理者が、エリアにおける健康および保険情報を把握できるようにします。
- 都市計画者が新設校の場所を選定する際に、人口統計データを考慮に入れられるようにします。
- 公共保健機関が、特定の地区のレポートを生成できるようにします。
使用上の注意
Business Analyst ウィジェットを使用して Experience Builder アプリを作成するには、ジオエンリッチメントおよびネットワーク解析の権限を持つ ArcGIS Online アカウントでサイン インする必要があります。 これらの権限は、実行時のアプリで Business Analyst ウィジェットを使用する際にも必要です。 これらの権限のない組織メンバーは、アプリ作成者がサブスクリプションを使用して ArcGIS GeoEnrichment Service へのアクセスを認証し、組織メンバーとアプリを共有している場合、このウィジェットを使用できます。 アクセス認証を行い、アプリの共有設定を [すべての人 (パブリック)] に変更した場合、組織外のユーザーもこのウィジェットにアクセスできるようになります。 アプリをパブリックに共有する場合、ウィジェットが適切に動作するためには、すべてのカスタム インフォグラフィックス テンプレートとコンテンツも共有する必要があります。
このウィジェットを使用すると組織のクレジットが消費されるため、サブスクリプションを使用した ArcGIS GeoEnrichment Service へのアクセスを認証することによって、一般利用のためにアプリを共有するかどうか慎重に検討することをおすすめします。
- このウィジェットでインフォグラフィックスを表示するには、1,000 ビューにつき 10 クレジットが消費されます。
- インフォグラフィックスを PDF、Excel、または HTML にエクスポートするには、1 回のエクスポートにつき 10 クレジットが消費されます。
インフォグラフィックスの設定の下にあるウィジェットの設定で、実行時にユーザーが使用可能なエクスポート オプションを選択できます。
GeoEnrichment Service
ウィジェットの設定で GeoEnrichment Service を追加できます。 GeoEnrichment Service を構成することにより、ArcGIS アカウントを持っているが Business Analyst ウィジェットの使用に必要な権限がないユーザーやパブリック ユーザーとアプリを共有できます。 アプリを公開すると、Experience Builder により、登録者のコンテンツ (GeoEnrichment Service) が追加されたことが検出され、サブスクリプションを使用して ArcGIS GeoEnrichment Service へのアクセスを認証するよう求められます。 アクセスを認証した場合、このウィジェットによって消費されるクレジットは組織のクレジット合計に加算されます。 アプリが組織と共有されている場合、[ジオエンリッチメント] の権限がないメンバーを含むすべてのメンバーが、サイン インの後でこのウィジェットを使用できるようになります。 アプリがパブリックに共有されている場合、サイン インは求められません。
注意:
サブスクリプションを通じてアクセスを有効にするよう求められた場合は、リクエスト制限を設定することができます。 Business Analyst ウィジェットは、通常の操作の一環として、クレジットを消費しない GeoEnrichment Service リクエストを行います。 つまり、下限を設定した場合、ウィジェットは特定のタスクを完了できない可能性があります。 リクエスト制限を設定しない、もしくは具体的な用途に適した高い制限を設定することによって、使用に関する問題を回避できます。
注意:
Business Analyst ウィジェットには、サブスクリプションを使用してアクセスを認証した場合のパフォーマンスに関する既知の制限事項がいくつかあります。 サブスクリプションを使用してアクセスを認証した場合、複雑なカスタム インフォグラフィックスを実行およびエクスポートすることは、リクエストがタイムアウトして失敗する可能性があるため、おすすめしません。
サブスクリプションを使用した ArcGIS GeoEnrichment Service へのアクセスを認証することなくアプリを公開した場合、すべてのユーザーが、必要な権限を持つアカウントにサイン インするよう求められます。 サイン インした場合、クレジット使用量は個々の組織メンバーに加算されます。
URL によるカスタム GeoEnrichment Service の追加
サービスの URL を使用して、カスタム GeoEnrichment Service にウィジェットを接続できます。 こちらは、以下の状況で行うといいでしょう。
- パブリック ユーザーや、必要な権限がない組織のメンバーがこのウィジェットを使用できるようにする。
- 組織ではなく個人のクレジット使用量を追跡する。 アプリを公開し、サブスクリプションを通じて ArcGIS GeoEnrichment Service へのアクセスを認証すると、クレジット消費は組織にカウントされます。 カスタム GeoEnrichment Service に接続する場合、クレジット消費はユーティリティー サービスの所有者にカウントされます。
- 所有していないインフォグラフィックスや、所有していないデータ レイヤーを含むインフォグラフィックスでウィジェットを使用する。 アプリを公開し、サブスクリプションを通じて ArcGIS GeoEnrichment Service へのアクセスを認証する場合、ウィジェットは Experience Builder アプリの所有者と同じユーザーが所有するインフォグラフィックス テンプレートでのみ機能します。カスタム GeoEnrichment Service に接続する場合、アプリの所有者と共有されている任意のインフォグラフィックス (アプリの所有者が所有していないデータが含まれているインフォグラフィックスを含む) を使用できます。
カスタム GeoEnrichment Service を ArcGIS 組織とアプリに追加するには、次の手順に従います。
- ArcGIS アカウントの [コンテンツ] タブに移動します。
- [新しいアイテム] をクリックして [URL] を選択します。
- 次の URL を入力します: https://geoenrich.arcgis.com/arcgis/rest/services/World/GeoenrichmentServer
- [サービスのアイテムと一緒に認証情報を保存します] をオンにします。
- [次へ] をクリックします。
- ArcGIS アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
- 必要に応じて、GeoEnrichment Service アイテムの共有設定を変更して、組織または一般ユーザーと共有します。
- ユーティリティー サービスのアイテム ページで、アイテムの URL をコピーします。
注意:
ArcGIS Online の 2025 年 6 月の更新以降、GeoEnrichment Service URL には応答形式を指定するパラメーター f が含まれるようになりました。 たとえば、GeoEnrichment Service URL はパラメーター文字列 ?f=pjson で終わる場合があります。
現在、Business Analyst ウィジェットでは f パラメーターを含む URL をサポートしていません。 Business Analyst ウィジェット設定に URL を入力する前に、GeoEnrichment Service URL からパラメーター テキスト (?f=pjson) を削除します。
- Experience Builder および [ジオエンリッチメント] の Business Analyst ウィジェットの設定で、[ユーティリティーの選択] をクリックします。
- [ユーティリティーの選択] パネルで [ユーティリティーの追加] をクリックし、テキスト ボックスに GeoEnrichment Service URL を入力します。
GeoEnrichment Service では組織のクレジットが消費されるため、アプリとカスタム GeoEnrichment Service をパブリックに共有するかどうかを検討することをおすすめします。 カスタム GeoEnrichment Service がパブリックに共有されている場合、サイン インは求められません。 組織と共有されている場合、[ジオエンリッチメント] の権限がないメンバーを含むすべてのメンバーが、サイン インすればこのウィジェットを使用できます。
注意:
Business Analyst ウィジェットには、カスタム GeoEnrichment Service を追加した場合のパフォーマンスに関する既知の制限事項がいくつかあります。 カスタム サービスを追加した場合、複雑なカスタム インフォグラフィックスを実行およびエクスポートすることは、リクエストがタイムアウトして失敗する可能性があるため、おすすめしません。
設定
Business Analyst ウィジェットには次の設定があります。
- [モード] - 提供するユーザー エクスペリエンスの種類に基づいてウィジェットの 2 つのレイアウト モードのいずれかを選択します。
- [ワークフロー] - このモードを使用すると、ユーザーは、位置または区画境界を検索したり、ポイント位置のバッファーを作成したり、実行するインフォグラフィックスを選択したりすることができます。
- [マップ ウィジェットの選択] (オプション) - マップ ウィジェットを接続します。 これにより、ユーザーはマップをクリックしてピンをドロップしたり、ポイント フィーチャおよびポリゴン フィーチャを選択したり、マップを検索したりすることができます。 マップからフィーチャを選択するには、マップ ウィジェットのアクション トリガーを構成する必要があります。 キャンバス上にマップ ウィジェットがある場合、そのマップ ウィジェットが自動的に選択されます。
- [検索] - Business Analyst ウィジェットの検索ツールをマップに追加します。
注意:
Business Analyst ウィジェットの検索ツールをオンにした場合、マップ ウィジェットの検索ツールをオフにする必要があります。
- [描画ツール] - [ポイント] および [ポリゴン] 描画ツールが含まれます。どちらも、インフォグラフィックスの入力位置を作成するために使用されます。
- [位置の設定] - ユーザーが実行時にインフォグラフィックスの入力位置を選択する方法に関連する設定を構成します。
- [国または地域] - ドロップダウン リストから国または地域を選択します。 国または地域を選択したら、[インフォグラフィックスのカスタマイズ] パネルと [検索のカスタマイズ] パネルに、その国または地域で使用できるインフォグラフィックスのみが表示されます。
- データ ソース - データの年代またはデータ ソースを選択します。 ドロップダウン メニューには、選択した国または地域で使用可能なデータがリストされます。 データ ソースの詳細
- 常に最新のデータ ソースを使用 - 利用可能な最新のデータ ソースが自動的に選択されます。 現在、この設定は、国として米国を選択した場合のみ表示されます。 米国のデータは毎年更新されます。
- [検索のカスタマイズ] - [検索のカスタマイズ] ウィンドウを開きます。
- [検索を許可] - ユーザーが位置を検索できるようにするには、この設定をオンにします。 この設定をオフにしたままにすると、検索ツールが非表示になります。ユーザーがフィーチャを選択できるようにするにはユーザーの位置を事前に定義するか、マップ ウィジェットを接続する必要があります。
- [概要テキスト] - 検索手順の概要を示すテキストを提供します。 この設定を使用して、手順や検索の候補を提供できます。
- [検索コントロール] - 選択された国または地域の目標物と区画をユーザーが検索できるようにします。 使用可能な区画のタイプ ([州]、[統計地域]、[郵便番号] など) は選択した国また地域により異なります。 少なくとも 1 つのチェックボックス ([目標物] か [区画] のどちらか) が常にオンになっている必要があります。
- [バッファー] - [バッファーのカスタマイズ] ボタンをクリックすると、[バッファーのカスタマイズ] ウィンドウが開きます。これには、実行時にユーザーが使用できるバッファー オプションをカスタマイズするための設定が含まれます。
- [ユーザーが構成できるバッファー] - ユーザーが実行時にバッファー設定をカスタマイズできるようにするには、この設定をオンにします。 インフォグラフィックスには、バッファー内のエリアに関する情報が表示されます。 この設定をオフにしたままにすると、設定したデフォルトのバッファーはユーザーが変更できなくなります。
- [概要テキスト] - バッファー ツールの概要を示すテキストまたは追加の手順を提供します。
- [デフォルト設定] - デフォルト バッファー設定をカスタマイズします。 [ユーザーが構成できるバッファー] をオンにすると、ユーザーはこれらの値を変更できます。 バッファーは次の方法で作成することができます。
- [リング] (マイルまたはキロメートル)。 リング サイズの上限は 1,000 マイルおよび 1,000 キロメートルです。
- [運転時間] (分、マイル、またはキロメートル)、道路網に基づきます。 運転時間の上限は 300 分、300 マイル、および 482.8 キロメートルです。
- [徒歩時間] (分、マイル、またはキロメートル)、歩行が可能な歩道および道路に基づきます。 徒歩時間の上限は 300 分、27 マイル、および 43.45 キロメートルです。
- [インクリメント ボタンの表示] - 実行時にバッファー値を変更するための増加および減少ボタンを表示します。
- [運転時間オプション] - 運転時間オプション ドロップダウン メニューをバッファー タブに追加します。 次の運転時間設定を構成することができます。
- [モード] - 次のいずれかの移動モードをデフォルトの移動モードとして選択します。 すべてのモードが実行時のドロップダウン メニューの選択肢として表示されます。
- [運転時間] - 自動車や小型貨物自動車などその他同様の小型自動車をモデル化して、移動時間を最適化する方法を見つけます。 移動は、一方通行や転回禁止など、自動車の特有のルールに従います。
- [運転時間 (未舗装道路使用)] - [運転時間] とほぼ同じですが、このモードでは未舗装道路を使用した移動を抑制しません。
- [トラック輸送時間] - 指定されたトラック ルートを優先して使用することで、基本的なトラック移動をモデル化し、移動時間を最適化する方法を見つけます。 ルートは、一方通行や転回禁止などに従う必要があります。 トラック輸送の速度は、自動車の履歴平均速度または定められているトラックの制限速度のいずれか遅いほうに基づきます。 大型トラックに適用されるルールに従ってください。
- 運転時間バッファーの計算に使用するデフォルトの移動方向として、[施設から] または [施設へ] のいずれかを選択する必要があります。
- [交通量の使用] - 運転時間バッファーの計算で交通量が考慮されます。
- 交通量のデフォルトの計算方法として、[ライブ交通量] または [標準の交通量] を選択する必要があります。
注意:
ライブ交通量は、一部の地域でのみ提供されています。
- [時間オフセット] - 時間オフセット ドロップダウン メニューのデフォルト値を選択します。 すべての時間オフセットが実行時の選択肢として表示されます。 ライブ交通状況は、現在時刻から 15 分刻みで最大 12 時間までオフセットすることができます。 標準の交通量の場合、曜日と時刻を選択できます。
- 交通量のデフォルトの計算方法として、[ライブ交通量] または [標準の交通量] を選択する必要があります。
- [モード] - 次のいずれかの移動モードをデフォルトの移動モードとして選択します。 すべてのモードが実行時のドロップダウン メニューの選択肢として表示されます。
- [ユーザーが構成できるバッファー] - ユーザーが実行時にバッファー設定をカスタマイズできるようにするには、この設定をオンにします。 インフォグラフィックスには、バッファー内のエリアに関する情報が表示されます。 この設定をオフにしたままにすると、設定したデフォルトのバッファーはユーザーが変更できなくなります。
- [インフォグラフィックス] - [インフォグラフィックスのカスタマイズ] ボタンをクリックすると、[インフォグラフィックスのカスタマイズ] ウィンドウが開きます。これには、実行時にユーザーが使用できるインフォグラフィックスのリストをカスタマイズするための設定が含まれます。
- [インフォグラフィックスの選択を許可] - ユーザーが使用可能なリストからインフォグラフィックスを選択できるようにするには、この設定をオンにします。 この設定をオフにしたままにすると、選択したインフォグラフィックスは変更不可のデフォルトのインフォグラフィックスになり、[インフォグラフィックス] タブが非表示になります。
- [概要テキスト] - インフォグラフィックス ツールの概要を示すテキストまたは追加の手順を提供します。
- [インフォグラフィックスの選択] - 実行時にユーザーの選択肢として提供するインフォグラフィックスを 1 つ以上選択します。 次のリストからインフォグラフィックスを選択できます。
- [Esri インフォグラフィックス] - すぐに使用できる Esri のテンプレート。
- [インフォグラフィックス ギャラリー] - その他のすぐに使用できる Esri のテンプレート。 一部の場所にのみ使用できます。
- [共有インフォグラフィックス] - ArcGIS Business Analyst Web App で作成され、自分または組織と共有されたテンプレート。
- [マイ インフォグラフィックス] - ArcGIS Business Analyst Web App でユーザーが作成したテンプレート。
- [Esri テーブル形式レポート] - ArcGIS Web AppBuilder からの Esri レポートをモデルとしたレポート テンプレート。
- デフォルト インフォグラフィックス - デフォルトのインフォグラフィックスを選択します。 実行時にウィジェットを読み込むと、このインフォグラフィックスは [インフォグラフィックス] タブに選択された状態で表示されます。
- [インフォグラフィックスの選択を許可] - ユーザーが使用可能なリストからインフォグラフィックスを選択できるようにするには、この設定をオンにします。 この設定をオフにしたままにすると、選択したインフォグラフィックスは変更不可のデフォルトのインフォグラフィックスになり、[インフォグラフィックス] タブが非表示になります。
- [プリセット] - このモードを使用すると、事前に構成された位置または区画の設定を使用して特定のインフォグラフィックスを設定できます。
- 概要テキスト - 意味のある概要テキストを提供します。 この設定を使用して、手順や検索の候補を提供できます。
- [マップ ウィジェットの選択] (オプション) - マップ ウィジェットを接続します。 これにより、ユーザーはマップをクリックしてピンをドロップしたり、ポイント フィーチャおよびポリゴン フィーチャを選択したり、マップを検索したりすることができます。 マップからフィーチャを選択するには、マップ ウィジェットのアクション トリガーを構成する必要があります。 キャンバス上にマップ ウィジェットがある場合、そのマップ ウィジェットが自動的に選択されます。
注意:
Business Analyst ウィジェットの検索ツールをオンにした場合、マップ ウィジェットの検索ツールをオフにする必要があります。
- [検索] - Business Analyst ウィジェットの検索ツールをマップに追加します。
- [位置の設定] - インフォグラフィックスの入力位置に関連する設定を構成します。
- [国または地域] - ドロップダウン リストから国または地域を選択します。 国または地域を選択したら、[インフォグラフィックスの選択] パネルに、その国または地域で使用できるインフォグラフィックスのみが表示されます。
- データ ソース - データの年代またはデータ ソースを選択します。 ドロップダウン メニューには、選択した国または地域で使用可能なデータがリストされます。 データ ソースの詳細
- 常に最新のデータ ソースを使用 - 利用可能な最新のデータ ソースが自動的に選択されます。 現在、この設定は、国として米国を選択した場合のみ表示されます。 米国のデータは毎年更新されます。
- [位置の設定] - [位置の設定] ウィンドウが開きます。
- [プリセットの位置または区画] - インフォグラフィックスを入力するデフォルトの位置を定義します。 デフォルトの位置には、ポイント (住所など) や区画境界 (都市や郡の境界など) を指定できます。
- [バッファー] - [バッファーの設定] ボタンをクリックすると、[バッファーの設定] ウィンドウが開きます。
- [バッファーの設定] - ウィジェットがバッファー距離を計算する方法を選択します。 バッファーはプリセットまたはユーザーが選択した位置を囲み、インフォグラフィックスには、バッファー内のエリアに関する情報が表示されます。 バッファーは次の方法で作成することができます。
- [リング] (マイルまたはキロメートル)。 リング サイズの上限は 1,000 マイルおよび 1,000 キロメートルです。
- [運転時間] (分、マイル、またはキロメートル)、道路網に基づきます。 運転時間の上限は 300 分、300 マイル、および 482.8 キロメートルです。
- [徒歩時間] (分、マイル、またはキロメートル)、歩行が可能な歩道および道路に基づきます。 徒歩時間の上限は 300 分、27 マイル、および 43.45 キロメートルです。
- [運転時間オプション] - 次の運転時間設定を構成することができます。
- [モード] - 次のいずれかの移動モードをデフォルトの移動モードとして選択します。 すべてのモードが実行時のドロップダウン メニューの選択肢として表示されます。
- [運転時間] - 自動車や小型貨物自動車などその他同様の小型自動車をモデル化して、移動時間を最適化する方法を見つけます。 移動は、一方通行や転回禁止など、自動車の特有のルールに従います。
- [運転時間 (未舗装道路使用)] - [運転時間] とほぼ同じですが、このモードでは未舗装道路を使用した移動を抑制しません。
- [トラック輸送時間] - 指定されたトラック ルートを優先して使用することで、基本的なトラック移動をモデル化し、移動時間を最適化する方法を見つけます。 ルートは、一方通行や転回禁止などに従う必要があります。 トラック輸送の速度は、自動車の履歴平均速度または定められているトラックの制限速度のいずれか遅いほうに基づきます。 大型トラックに適用されるルールに従ってください。
- 運転時間バッファーの計算に使用するデフォルトの移動方向として、[施設から] または [施設へ] のいずれかを選択する必要があります。
- [交通量の使用] - 運転時間バッファーの計算で交通量が考慮されます。
- 交通量のデフォルトの計算方法として、[ライブ交通量] または [標準の交通量] を選択する必要があります。
注意:
ライブ交通量は、一部の地域でのみ提供されています。
- [時間オフセット] - 時間オフセット ドロップダウン メニューのデフォルト値を選択します。 すべての時間オフセットが実行時の選択肢として表示されます。 ライブ交通状況は、現在時刻から 15 分刻みで最大 12 時間までオフセットすることができます。 標準の交通量の場合、曜日と時刻を選択できます。
- 交通量のデフォルトの計算方法として、[ライブ交通量] または [標準の交通量] を選択する必要があります。
- [モード] - 次のいずれかの移動モードをデフォルトの移動モードとして選択します。 すべてのモードが実行時のドロップダウン メニューの選択肢として表示されます。
注意:
区画境界をプリセットの位置または区画として選択すると、マップのクリック (マップをクリックして実行が有効になっている場合)、ポイント フィーチャのクリック、またはマップ ウィジェットの検索バーを使用した検索によりユーザーがポイントを選択した場合にのみ、設定したバッファーが使用されます。
- [バッファーの設定] - ウィジェットがバッファー距離を計算する方法を選択します。 バッファーはプリセットまたはユーザーが選択した位置を囲み、インフォグラフィックスには、バッファー内のエリアに関する情報が表示されます。 バッファーは次の方法で作成することができます。
- [インフォグラフィックス] - [インフォグラフィックスの選択] をクリックすると、[インフォグラフィックスの選択] パネルが開きます。このパネルで、次のいずれかのリストからインフォグラフィックス テンプレートを選択できます。
- [Esri インフォグラフィックス] - すぐに使用できる Esri のテンプレート。
- [インフォグラフィックス ギャラリー] - その他のすぐに使用できる Esri のテンプレート。 一部の場所にのみ使用できます。
- [共有インフォグラフィックス] - ArcGIS Business Analyst Web App で作成され、自分または組織と共有されたテンプレート。
- [マイ インフォグラフィックス] - ArcGIS Business Analyst Web App でユーザーが作成したテンプレート。
- [Esri テーブル形式レポート] - ArcGIS Web AppBuilder からの Esri レポートをモデルとしたレポート テンプレート。
- [ワークフロー] - このモードを使用すると、ユーザーは、位置または区画境界を検索したり、ポイント位置のバッファーを作成したり、実行するインフォグラフィックスを選択したりすることができます。
- [インフォグラフィックスの設定] - ウィジェットの外観とツールをカスタマイズします。
- [ビュー モード] - インフォグラフィックス要素の配置スタイルを 5 つの中から選択します。 デフォルト スタイルは、さまざまな画面サイズに対応できる [自動] です。 [自動] モードが選択されたビルダーでウィジェットのサイズを変更すると、現在のディメンションに適合するように配置が更新されます。
ヒント:
ユーザーが実行時にウィジェットをサイズ変更する可能性がある場合は、[自動] ビュー モードと [プリセット] レイアウト モードを選択します。 たとえば、グリッド ウィジェットに Business Analyst ウィジェットが含まれている場合は、これらのモードを使用します。
- [背景色] - 背景色を変更します。
- [マップをクリックして実行] - 接続されているマップ ウィジェットで特定の位置をクリックすることで、その位置のインフォグラフィックスを実行できるようにします。 既存のポイント フィーチャおよびポリゴン フィーチャをクリックするか、ベースマップ上の任意の場所をクリックすると、ピンをドロップできます。 この設定は、[プリセット] モードにのみ適用されます。
- [ヘッダーの表示] - ウィジェット上部にヘッダーを表示します。
- [ヘッダーの色] - ヘッダーの色を変更します。
- [ヘッダー テキストの色] - ヘッダー テキストの色を変更します。
- [画像のエクスポート] - インフォグラフィックスを .png ファイルとしてエクスポートできるようにします。
- [ダイナミック HTML のエクスポート] - インフォグラフィックスを HTML にエクスポートできるようにします。
- [Excel のエクスポート] - インフォグラフィックスを Microsoft Excel ファイルとしてエクスポートできるようにします。
- [PDF のエクスポート] - インフォグラフィックスを PDF ファイルとしてエクスポートできるようにします。
- [全画面] - ウィジェットのヘッダーに [全画面] ボタンを含めます。 この設定は、[プリセット] モードにのみ適用されます。
- [ズームを許可] - ウィジェットのヘッダーにズーム オプションを含めます。 このオプションは、[スライド] 表示モードでは使用できません。
- [ビュー モード] - インフォグラフィックス要素の配置スタイルを 5 つの中から選択します。 デフォルト スタイルは、さまざまな画面サイズに対応できる [自動] です。 [自動] モードが選択されたビルダーでウィジェットのサイズを変更すると、現在のディメンションに適合するように配置が更新されます。
- [ジオエンリッチメント] - ArcGIS GeoEnrichment Service を追加します。 この設定は省略可能です。 ウィジェットでは、指定した組織レベルに対応するデフォルトの GeoEnrichment Service が自動的に使用されます。 別の GeoEnrichment Service を指定するためにこの設定を使用できます。 デフォルトの GeoEnrichment Service を選択した場合、アプリを公開する際に、サブスクリプションを使用した ArcGIS GeoEnrichment Service へのアクセスを認証するよう求められます。認証することにより、パブリック ユーザーや、必要な権限がない組織のメンバーが、このウィジェットを使用できるようになります。
サブスクリプションを使用した ArcGIS GeoEnrichment Service へのアクセスを認証することなくアプリを公開した場合、すべてのユーザーが、必要な権限を持つアカウントにサイン インするよう求められます。
操作オプション
Business Analyst ウィジェットが他のウィジェットを操作するようにメッセージ アクションを構成できます。 たとえば、ユーザーがマップ ウィジェットからポイント フィーチャおよびポリゴン フィーチャを選択して、これらのフィーチャのインフォグラフィックスを実行できるようにします。 これを行うには、マップ ウィジェットの設定の [アクション] タブで [レコード選択の変更] トリガーを追加し、Business Analyst ウィジェットをターゲットとして選択して、[フィーチャの選択] アクションを選択します。 同じトリガーを使用して、リスト ウィジェット、テーブル ウィジェット、検索ウィジェット、およびクエリー ウィジェットの設定で [フィーチャの選択] アクションを構成することもできます。
[ワークフロー] モードでは、サポートされているウィジェットでレコードのフィーチャが選択されると、Business Analyst ウィジェットにそのフィーチャが表示されます。 [プリセット] モードでは、サポートされているウィジェットでフィーチャまたはレコードが選択されると、Business Analyst ウィジェットは選択に基づいて現在のインフォグラフィックスを自動的に更新します。