画像またはビデオを操作し、対象地域を分析した後は、選択内容をエクスポートして、状況説明やレポート、プレゼンテーションで使用できます。
解析レポート ツールの使用
Microsoft PowerPoint プレゼンテーションを通じて特定の対象地域に関する重要情報を伝達するためのレポートを生成します。 [解析レポート] ツールでは、対象地域を定義して、分析結果からコメントを追加します。 [マップ パネル] または [フォーカス パネル] からレポートを作成できます。
注意:
[フォーカス パネル] をエクスポート対象として選択した場合、画像のメタデータ全体がスライドのノート セクションに含まれます。 ビデオ レイヤーまたは方向付き画像レイヤーが使用されている場合、レポートは [マップ パネル] からのみ作成できます。
レポートを作成するには、次の手順を実行します。
- キャンバスの [ツール] メニューをクリックします。
- [エクスポート ツール] リストの [解析レポート] をクリックします。
必要に応じて、[レポートのアップロード] をクリックすると、Excalibur レポートをポータル アカウントにアップロードできます。
- [エリアの描画] をクリックして、[マップ パネル] または [フォーカス パネル] に対象地域を描画します。
または、[キャンセル] をクリックして描画をキャンセルします。 対象地域を描画すると、対象地域のプレビューが表示され、[再描画] をクリックして対象地域を再描画することができます。
- 次の情報を追加します。
- レポート タイトル
- アナリストのコメント
- [レポートのファイル名] (必須)
ダーク モードでレポートをエクスポートしたり、タイトル スライドを挿入したりする追加のレポート オプションがあります。 タイトル スライド挿入機能は、デフォルトでオンになっています。
- [レポートの作成] をクリックします。
プレゼンテーション ファイルがブラウザーのデフォルトのダウンロード場所で入手可能となり、[レポートのアップロード] オプションが表示されます。
注意:
必要に応じて、レポートをアカウントにアップロードします。 レポートは、ワークフローによって異なるフォルダーにアップロードされます。 特定のワークフローを通じてキャンバス ビューで作業している場合、レポートは [マイ コンテンツ] に保存されます。 Excalibur プロジェクト内でレポートが作成された場合、そのレポートは Excalibur プロジェクトのフォルダーに保存されます。
- [アップロード] ボタンをクリックするか、ファイルを対象の領域にドラッグします。
あるいは、[アップロードをスキップ] をクリックして、アップロードをスキップして続行します。
レポートがアップロードされ、新しいアイテムとしてアカウントに保存された旨の通知が [アプリの通知] センターに表示されます。
ツールが自動的にリセットされ、キャンバスの [アプリ通知] センターからアクセスすることで、レポートの詳細を確認できます。
スクリーンショット ツール
[スクリーンショット] ツールでは、対象地域のスクリーンショットを撮影して新しいタブで表示したり、特定の場所に保存したりします。 [マップ パネル] またはフォーカス パネルからレポートを作成できます。 ビデオ レイヤーまたは方向付き画像レイヤーが使用されている場合、スクリーンショットは [マップ パネル] からのみ作成できます。
次のいずれかを選択して、画像をエクスポートします。
- [開く] - 定義した対象地域を .png ファイルとして新しいブラウザー タブで開きます。
- [保存] - 定義した対象地域を .png ファイルとしてローカル フォルダーにダウンロードします。
開くオプションの使用
生成されたシンプルな .png 画像を新しいブラウザー タブで開くには、[開く] オプションを使用します。
画像を表示するには、次の手順に従います。
- キャンバス ビューの [ツール] メニューをクリックします。
- エクスポート ツール リストの [スクリーンショット] をクリックします。
- [エリアの描画] をクリックして対象地域を描画し、プレビューを確認します。
- 必要に応じて、[キャンセル] をクリックして描画をキャンセルします。 対象地域が描画された後、[再描画] をクリックすると対象地域を再描画できます。
注意:
デフォルトで、スクリーンショットには、描画された対象地域と交差するマークアップ、計測値、観測データがすべて含まれます。 対象地域のスクリーンショットのみをキャプチャするには、[レイヤー リスト] でこれらのレイヤーの表示をオフにします。 - [開く] を選択します。
- [送信] をクリックします。
新しいブラウザー タブに .png 画像が開きます。
保存オプションの使用
[保存] オプションでは、描画エリアのシンプルな .png 画像を保存できます。 これは、状況説明やプレゼンテーションに役立ちます。
画像をダウンロードするには、次の手順に従います。
- キャンバス ビューの [ツール] メニューをクリックします。
- エクスポート ツール リストの [スクリーンショット] をクリックします。
- [エリアの描画] をクリックして対象地域を描画し、対象地域のプレビューを確認します。
有効にした後、描画をキャンセルするには、[キャンセル] をクリックします。 対象地域を描画するには、[再描画] をクリックして対象地域を再描画します。
注意:
デフォルトで、スクリーンショットには、描画された対象地域と交差するマークアップ、計測値、観測データがすべて含まれます。 対象地域のスクリーンショットのみをキャプチャするには、[レイヤー リスト] でこれらのレイヤーの表示をオフにします。
- [保存] を選択します。
- 保存するファイルの名前を入力します。
- [送信] をクリックします。
ファイルがブラウザーのデフォルトのダウンロード場所に保存され、[スクリーンショットのアップロード] オプションが表示されます。
注意:
必要に応じて、スクリーンショットをアカウントにアップロードします。 スクリーンショットは、ワークフローによって異なるフォルダーにアップロードされます。 特定のワークフローを通じてキャンバス ビューで作業している場合、スクリーンショットは [マイ コンテンツ] に保存されます。 既存の Excalibur プロジェクト内でスクリーンショットを撮影すると、スクリーンショットは Excalibur プロジェクトのフォルダーに保存されます。 - [アップロード] ボタンをクリックするか、ファイルを対象の領域にドラッグします。
あるいは、[アップロードをスキップ] をクリックして、アップロードをスキップして続行します。
スクリーンショットがアップロードされ、新しいアイテムとしてアカウントに保存された旨の通知が [アプリの通知] センターに表示されます。
ツールが自動的にリセットされ、キャンバスの [アプリ通知] センターからアクセスすることで、スクリーンショットの詳細を確認できます。
画像クリップ ツール
単一の画像エクスポートを作成するか、最大解像度の画像とそのサポート ファイルをダウンロードするか、クリップした対象地域を使用して新しいラスター レイヤーを作成するかを選択して、画像をエクスポートします。 単一の画像をエクスポートするオプションでは、画像ファイルがダウンロードされます。これは、プレゼンテーションや状況説明に推奨されます。 ソース画像をダウンロードするオプションでは、完全な画像とそのサポート ファイルがダウンロードされます。これは、マッピング アプリケーションでの使用に推奨されます。 新しいレイヤーを作成するオプションでは、指定した対象地域をクリップし、これを使用して新しいラスター レイヤーを作成することができます。 マップ フォーカス パネルまたは画像フォーカス ビューから画像をエクスポートできます。 このツールは、接続された解析レイヤーとして ArcGIS イメージ レイヤーが使用されている場合にのみ使用できます。
単一の画像をエクスポートの使用
[単一の画像をエクスポート] オプションでは、対象地域の単一の画像ファイルをダウンロードします。 これは、状況説明やプレゼンテーションに役立ちます。
画像をエクスポートするには、次の手順に従います。
- キャンバスで [ツール] をクリックします。
- [エクスポート ツール] リストの [画像クリップ] をクリックします。
- [表示範囲の使用] または [エリアの描画] を選択して、[クリップ エリア ソース] を定義します。 [表示範囲の使用] を選択した場合、[マップ パネル] で目的のエリアに画面移動およびズームします。 [エリアの描画] を選択した場合、[エリアの描画]
をクリックし、マップ パネルで必要な範囲を描画します。
有効にした後、描画をキャンセルするには、[キャンセル]
をクリックします。
- [単一の画像をエクスポート] を選択します。
- [続行] をクリックします。 または、[リセット]
をクリックしてパネルをリセットします。
- 出力ファイルの [クリップ名] を入力します。
- 必要に応じて、[クリップされた画像を自分のアカウントに保存] をクリックし、保存先となる出力 [マイ フォルダー] を選択します。
- [クリップのエクスポート] をクリックします。 または、[リセット]
をクリックしてパネルをリセットします。
ファイルがブラウザーのデフォルトのダウンロード場所で入手可能になります。
画像クリップ ツールが共有オプションを返します。
- [リセット]
をクリックしてさらにクリップを行うか、[閉じる]
をクリックして [画像クリップ] パネルを閉じるか、必要に応じて、画像アイテムの共有設定を変更します。
ソース画像のダウンロードの使用
[ソース画像のダウンロード] オプションでは、描画された対象地域または定義済みの範囲と交差する画像ファイルを選択します。 画像データセットと無償ファイルをダウンロードするオプションが提供されます。
- キャンバスで [ツール] をクリックします。
- [エクスポート ツール] リストの [画像クリップ] をクリックします。
- [表示範囲の使用] または [エリアの描画] を選択して、[クリップ エリア ソース] を定義します。 [表示範囲の使用] を選択した場合、[マップ パネル] で目的のエリアに画面移動およびズームします。 [エリアの描画] を選択した場合、[エリアの描画]
をクリックし、マップ パネルで必要な範囲を描画します。
有効にした後、描画をキャンセルするには、[キャンセル]
をクリックします。
- [ソース画像のダウンロード] を選択します。
注意:
[ソース画像のダウンロード] オプションは、イメージ サービスでダウンロード機能が有効化されている場合にのみ使用できます。 - [続行] をクリックします。 または、[リセット]
をクリックします。
コンポーネント画像のリストが表示されます。
- ダウンロードするソース画像のファイルを個別に選択します。 または、[すべて選択] をクリックして、ソース画像内のすべてのファイルを選択します。
- [ダウンロード] をクリックします。 または、[リセット]
をクリックします。
画像数とダウンロードの合計サイズがリストされた確認ダイアログ ボックスが表示されます。
- ダウンロードを確定するには、[ダウンロード] をクリックします。 または、[キャンセル] をクリックして、ファイルの選択に戻ります。
新しいレイヤーの作成の使用
[新しいレイヤーの作成] オプションでは、指定した対象地域のクリップを作成し、これを使用して新しいラスター レイヤーを作成します。
- キャンバスで [ツール] をクリックします。
- [エクスポート ツール] リストの [画像クリップ] をクリックします。
- [表示範囲の使用] または [エリアの描画] を選択して、[クリップ エリア ソース] を定義します。 [表示範囲の使用] を選択した場合、[マップ パネル] で目的のエリアに画面移動およびズームします。 [エリアの描画] を選択した場合、[エリアの描画]
をクリックし、マップ パネルで必要な範囲を描画します。
有効にした後、描画をキャンセルするには、[キャンセル]
をクリックします。
- [新しいレイヤーの作成] を選択します。
- レイヤー名を追加し、そのレイヤーが追加されるフォルダーを選択します。
ArcGIS Enterprise の場合、出力はダイナミック イメージ レイヤーです。
- ArcGIS Online の場合、結果レイヤーのレイヤー タイプとしてダイナミック イメージ レイヤーまたはタイル イメージ レイヤーを選択します。
- ArcGIS Online では、必要に応じて、レイヤーを作成する前にクレジットを見積もります。
- [レイヤーの作成] をクリックします。
クリップ処理がサブミットされます。操作が完了するまでに数分かかることがあります。 ジョブの実行時に [画像クリップ] ツールが開いたままになっている場合、完了時に結果がマップに追加されます。 このツールが閉じている場合、結果レイヤーはマップに自動的には追加されませんが、[レイヤーの追加] メニューから追加することができます。
必要に応じて、[キャンセル] をクリックしてサーバーでのクリップ ジョブをキャンセルします。
ビデオ フレーム
[ビデオ フレーム] では、[フォーカス パネル] で再生中の現在のビデオ フレームのスナップショットを取得し、メディア レイヤーを作成してそのスナップショットをオルソ補正して [マップ パネル] で表示するか、画像ファイルとしてダウンロードします。 このツールは、ビデオ レイヤーが接続された解析レイヤーとして使用されている場合にのみ使用できます。
マップでのビデオ フレームの表示
キャプチャしたビデオ フレームを [マップ パネル] で表示するには、次の手順を実行します。
- キャンバスで [ツール] をクリックします。
- [エクスポート ツール] リストの [ビデオ フレーム] をクリックします。
- [作成] をクリックすると、表示中の現在のビデオ フレームをキャプチャできます。
フレームのプレビューが表示されます。 [別のアイテムを作成] をクリックして、別のフレームをキャプチャすることもできます。
- [レイヤーを作成し、マップに追加します] を選択します。
- [送信] をクリックします。
キャプチャされたビデオ フレームがマップに追加されます。
- [保存] をクリックして、メディア レイヤーとして保存します。
ビデオ フレームのダウンロード
キャプチャしたビデオ フレームをダウンロードするには、次の手順を実行します。
- キャンバスで [ツール] をクリックします。
- [エクスポート ツール] リストの [ビデオ フレーム] をクリックします。
- [作成] をクリックすると、表示中の現在のビデオ フレームをキャプチャできます。
フレームのプレビューが表示されます。 [別のアイテムを作成] をクリックして、別のフレームをキャプチャすることもできます。
- [ファイルのダウンロード] を選択します。
- 一意のファイル名を入力します。
- [送信] をクリックします。
ファイルがブラウザーのデフォルトのダウンロード場所に保存され、ビデオ フレームをアップロードするオプションが表示されます。
ポータル アカウントまたは ArcGIS Online アカウントにビデオ フレームのスナップショットをアップロードします。 特定のワークフローを通じてキャンバス ビューで作業している場合、ビデオ フレームは [マイ コンテンツ] に保存されます。 既存の Excalibur プロジェクト内でビデオ フレームをキャプチャした場合、ビデオ フレームは Excalibur プロジェクト フォルダーに保存されます。
- [アップロード] をクリックするか、ファイルを対象の領域にドラッグします。 あるいは、[アップロードをスキップ] をクリックして、アップロードをスキップして続行します。
ビデオ フレームがアップロードされ、新しいアイテムとしてオンライン アカウントに保存された旨の通知が [アプリの通知] センターに表示されます。
ビデオ クリップ
[ビデオ クリップ] では、[フォーカス パネル] で再生されているビデオを使用して開始時間と終了時間が選択され、選択したビデオ クリップが .mp4、.ts、または .mov ファイルとしてエクスポートされます。 このツールは、ビデオ レイヤーが接続された解析レイヤーとして使用されている場合にのみ使用できます。
[ビデオ クリップ] を使用するには、次の手順を実行します。
- キャンバスで [ツール] をクリックします。
- [エクスポート ツール] リストの [ビデオ クリップ] をクリックします。
- [クリップの開始] 時間と [クリップの終了] 時間を選択します。
ビデオ クリップのプレビューが表示されます。 または、[現在の再生時間を使用して値を設定します] をクリックして、現在のビデオ時間を入力で使用します。
- ビデオ クリップのファイル名を入力します。
- 出力ファイル形式を選択します。
- .mp4
- .ts
- .mov
- ビデオの出力解像度を選択します。 選択したビデオに応じてオプションは変わります。
- [クリップのエクスポート] をクリックします。
出力ファイルがブラウザーのデフォルトのダウンロード場所に追加されます。
アタッチメント レポート
[アタッチメント レポート] では、プロジェクトの観測レイヤーで使用できるアタッチメントをハイライト表示するレポートを作成および構成します。 このレポートは、他のユーザーと解析内容を共有するためのシンプルで没入感のある体験を提供します。
アタッチメント レポートを生成するには、次の手順を実行します。
- キャンバスで [ツール] をクリックします。
- [エクスポート ツール] リストで [アタッチメント レポート] をクリックします。
- [レポート タイトル] を入力します。
- 必要に応じて、[タグ] を追加します。
- [フォルダー] を選択して、レポートを公開するフォルダーを選択します。 プロジェクト フォルダーがデフォルトで選択されています。
- 必要に応じて、レイアウト スタイル、テーマ、添付ファイルがある観測データなどの構成オプションを選択します。
- [レポートの作成] をクリックします。
このレポートは、構成時に選択したポータル アカウントのフォルダー内に公開されます。 これは、[プロダクト] タブの [プロジェクトの詳細] にも追加されます。
- このレポートの共有レベルを選択し、変更を行った場合は [共有の更新] をクリックします。
- [レポートを表示] をクリックします。
レポートが新しいタブで添付ファイル ビューアー Web アプリとして開き、プロジェクト内の観測レイヤー上の添付ファイルをさらに分析できます。