ディープ ラーニング モデルの使用

ディープ ラーニング モデルを使用して、観測データを記録し、解析レイヤーから地理特性を抽出するタスクを自動化することができます。 ArcGIS Excalibur でディープ ラーニングを使用するための要件については、要件をご確認ください。

プロジェクトへのディープ ラーニング モデルの追加

ディープ ラーニング モデルを実行する前に、Excalibur プロジェクトを作成し、ディープ ラーニングを使用するように構成する必要があります。 ディープ ラーニングを使用するには、プロジェクトの解析レイヤーとして ArcGIS イメージ レイヤーまたは ArcGIS タイル イメージ レイヤーまたは ArcGIS タイル レイヤーがプロジェクトに含まれている必要があります。

プロジェクトにディープ ラーニング モデルを追加するには、次の手順に従います。

  1. プロジェクトが開いた状態で、[詳細] オプション をクリックします。
  2. [プロジェクトの詳細] をクリックします。

    プロジェクトの詳細ビューが開きます。

  3. メニューの [ディープ ラーニング] をクリックします。
  4. [モデルの追加] 追加 をクリックします。

    プロジェクト所有者と管理者だけがディープ ラーニング モデルを追加できます。

  5. オブジェクト検出モデルとピクセル分類モデルをリストから 1 つまたは複数選択します。

    ArcGIS Excalibur では、多くのディープ ラーニング モデルを利用できます。 ArcGIS の事前トレーニング済みモデルの詳細、または利用可能なモデルの一覧をご覧ください。

  6. [保存] 保存 をクリックします。 または、[キャンセル] をクリックします。

    選択したモデルがプロジェクトの [ディープ ラーニング モデル] リストに追加されます。

  7. [モデルの詳細] 詳細情報 をクリックして各モデルの詳細を確認したり、[削除] 削除 をクリックしてリストからモデルを削除したりします。
  8. [プロジェクトを開く] をクリックしてプロジェクトに戻ります。

ディープ ラーニングを使用したモデルの実行

プロジェクトの詳細でプロジェクトに 1 つ以上のディープ ラーニング モデルが構成された後は、これらを [ディープ ラーニング] ツールで使用して解析を実行することができます。

[ディープ ラーニング] ツールを使用するには、次の手順に従います。

  1. プロジェクトが開いた状態で、[ツール] をクリックします。
  2. [解析ツール][ディープ ラーニング] をクリックします。

    [ディープ ラーニング] ツールのパネルが表示されます。

  3. 実行するモデルを選択します。

    プロジェクトの詳細に追加されているディープ ラーニング モデルだけがこのツールに表示されます。 このツール内のモデルの横にある情報ボタン 情報 をクリックして、そのモデルに関する詳細情報を表示します。

    [ディープ ラーニング] パネルが切り替わり、選択したモデルのパラメーターが表示されます。

  4. モデルを実行する [対象地域] を選択します。 [エリアの描画] を選択し、[エリアの描画] スケッチ ツール 四角形 を使用するか、[表示範囲の使用] を選択し、[マップ パネル] で必要な範囲に画面移動またはズームします。
  5. 必要に応じて、選択したモデルの [モデル引数] を調整します。 引数のタイプと数はモデルによって異なります。
  6. 結果レイヤーの [レイヤー名] を入力します。
  7. レイヤーの公開先となる出力 [フォルダー] を選択します。
  8. 必要に応じて、ArcGIS Online で [クレジットの推定] をクリックすると、そのモデルの実行時に消費されるクレジットの数が推定されます。
  9. [モデルの実行] をクリックして、選択したモデルと引数を実行します。 または、[リセット] リセット をクリックします。

    モデルが実行されます。実行が完了するまで数分かかる場合があります。 処理の実行中にエラーが発生した場合、エラーの詳細がサーバーからツールに直接返されます。

    注意:
    実行中にツールから離れている場合、処理の成否について通知されません。 ツールに留まっている間に処理に成功した場合、成功の通知が表示され、結果レイヤーがマップに自動的に追加されます。 ツールから離れているときに処理に成功した場合、結果レイヤーはマップに自動的には追加されませんが、[レイヤーの追加] メニューからマップに追加することができます。