注意:
Collector の最新リリースの新機能の詳細については、「新機能」をご参照ください。
21.0.3 (iOS)
iPad および iPhone での Collector 21.0.3 リリースには、次の更新が含まれています。
- 各種不具合の修正と改善
21.0.2 (iOS)
iPad および iPhone での Collector 21.0.2 リリースには、次の更新が含まれています。
- 各種不具合の修正と改善
21.0.1 (iOS)
iPad および iPhone での Collector 21.0.1 リリースには、次のような多数の不具合修正と機能改善も含まれています。
20.2.4 (iOS)
iPad および iPhone での Collector 20.2.4 リリースには、次のような多数の不具合修正と機能改善も含まれています。
20.2.3 (iOS)
iPad および iPhone での Collector 20.2.3 リリースには、次の更新が含まれています。
- 以下を含む各種不具合の修正と改善:
20.2.2 (iOS)
iPad および iPhone での Collector 20.2.2 リリースには、次の更新が含まれています。
- Collector for ArcGIS は ArcGIS Collector に名称変更されました。
- 各種不具合の修正と改善
20.2.0 および 20.2.1 (iOS)
iPad および iPhone での Collector 20.2.0 リリースと 20.2.1 リリースには、以下を含む複数の機能強化と不具合の修正が含まれています。
20.2.1 (Android)
Android での Collector 20.2.1 リリースには、次の更新が含まれています。
- Collector for ArcGIS は ArcGIS Collector に名称変更されました。
- 各種不具合の修正と改善
20.2.0 (Android)
Android での Collector 20.2.0 リリースには、以下を含む複数の機能強化と不具合の修正が含まれています。
20.1.0 (Android)
Android 対応の Collector 20.1.0 リリースでは大幅に更新され、iOS 対応のアプリに大きく近づきました。
ArcGIS 組織サイトで利用できる多くのマップの改善がサポートされ、アプリも最新化されました。フォームの改善、マップの一部として定義されたマップ エリアのサポート、新しいツール、および 3D データ収集のサポートが行われています。 さらに、アプリへのリンクのフォーマットも新しくなり、さらにパワフルになりました。 このリリースでアプリは大幅に更新され、それに伴い、元の Collector アプリの名前は Collector Classic に変更されました。
デザインとパフォーマンスが改善したマップ
ポータルで優れたデザインのマップを作成し、Collector で開くことができます。 ベクター ベースマップを使用して、ハイエンド モバイル デバイスのピクセル密度を利用した、鮮明で高品質のカートグラフィを表示できます。 ArcGIS Pro 経由で公開したシンボル効果を含む豊富なシンボルで空間情報を効果的に表現することで、Collector での見栄えが良くなります。 Collector に最も必要なラベル (Arcade 条件式の使用を含む) もサポートされています。 今回のリリースでは、マップのパフォーマンスとデザインが向上し、マップを回転させた状態でも同様です。
![マップの改善 マップの改善](GUID-00257999-D9B3-4DD9-B8E8-0CAAD46CF790-web.png)
ユーザー エクスペリエンスの更新
今回のリリースにおける重要な要素は全体的なデザインです。 ユーザー インターフェイスは、シンプルさと一貫性に重点を置いて再設計されました。
画面上のスペースの効率活用
画面をより効率的に使用して、デバイスを最大限に活用します。 スマートフォンでは、データの収集時にマップを表示するか、対象物または観測データのフォームを表示するかを選択する必要がなくなりました。 データ収集を開始すると、フォームが画面の半分を使用し、残りの半分をマップが使用します。 パネルを拡大すると、全画面で表示できます。
![フォームの高さの変更。 フォームの高さの変更。](GUID-E0D8E571-16F5-4EED-BA49-6C5B54D8BDB2-web.png)
位置ターゲット
データの収集時に位置ターゲットを使用すると、正確にポイントを配置できます。 このため、(単一の場所の位置として、あるいは長さまたはエリアの位置を作成するために) マップ上に手動でポイントを追加しても、マップの対象地域を鮮明に表現できます。 この位置の指定方法を使用して、マップ上の十字線で各ポイントが配置されている場所をマークできるようになりました。 GPS を使用するか、マップを移動およびズームしてポイントを配置し、配置中にデータを配置しようとしている場所を確認できます。
![位置ターゲット 位置ターゲット](GUID-4C5C76AD-73CF-4392-9D3F-2BAB99F339BE-web.gif)
一般的なタスクを簡単に操作
マップ上に表示されるボタンを押すか、デバイスを保有している場所の近くから、対象物または観測データを追加できるようになります。
新しい対象物や観測データを収集せずに、既存の対象物や観測データを操作する場合 フィーチャの編集やコピー、新しいコンパス ツールの使用、ルート案内の取得など、必要なタスクはすべて実行できます。
![一般的なタスク アイコン 一般的なタスク アイコン](GUID-35252C4D-EE4C-4DF9-B35D-1F28516770BB-web.png)
フォームの改善
フォームの機能とユーザー エクスペリエンスの両方を改善しています。改善点は次のとおりです。
- Arcade 条件式のサポート - Arcade 属性条件式を使用することで、式やフォームの他の部分に基づいてエントリを計算できます。 たとえば、単位変換を実行して末尾のテキストを含めて単位を表示したり、複数のエントリを組み合わせて直感的な表示を行ったり、カスタム形式を指定したりできます。 「Arcade 条件式を使用したタイトルまたはエントリの計算」をご参照ください。
- カメラへの迅速なアクセス - これまでカメラを起動するのに 2 回タップする必要がありましたが、今は 1 回だけで済むようになりました。 写真を撮影したら、プレビューを確認し、承認して、次のタスクに進みます。
- その他の添付ファイルのサポート - 画像に加えて、ビデオを添付できるようになりました。
- データ入力機能の拡張 - QR コードおよびバーコードから情報を読み取ったり、フォーム上の所定の位置でエントリを編集したり、数値エントリを編集する際に適切なキーボードを使用したりできるようになりました。
新しく効率化されたオフライン ワークフロー
Collector では引き続き、信頼できるデータ接続が存在しないエリアでも、マップをオフライン取得して作業できます。 アプリでも引き続き、モバイル作業者はオフライン取得するためのマップ エリアを定義できます。 さらに、マップ作成者はマップの一部としてマップ エリアを作成できるようになったため、Collector のモバイル作業者がマップ エリアを自身で構成することなくダウンロードできるようになりました。
マップの作成者が、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise 10.7 以降でのマップ作成の一部として、オフラインで使用するベースマップを指定できるようになっています。 モバイル作業者がマップ エリア (マップの一部として定義されている、またはアプリで定義されたマップ エリア) と、すでにデバイス上に存在するそのベースマップ パッケージを一緒にダウンロードした場合、ベースマップはダウンロードされません。 「デバイス上のベースマップの参照」をご参照ください。
その他のオフライン ワークフローの改善点としては、変更の自動同期のサポート、単一マップの複数のエリアのオフライン取得のサポート、同等のラスター ベースマップよりもデバイス上のスペース消費を削減したベクター タイル ベースマップのダウンロードのサポートなどがあります。
新規ツール
Collector に凡例と改善されたナビゲーションが表示されるようになりました。 凡例は [レイヤー] ツール に含まれています。
現場での作業中、対象物や観測データの近くにはいるものの、正しい位置に移動できていない場合があります。 [コンパス] (対象物または観測データの [オーバーフロー] メニュー
) を使用し、必要な場所に移動できるようになりました。 作業者の向いている方向にマップの向きが変わり、ガイドラインで目的の対象物や観測データへのルートが表示されます。
![コンパスによるナビゲーション コンパスによるナビゲーション](GUID-B1587515-B38B-4AA4-B81D-06DF5941038A-web.png)
近くに対象物が存在せず、道路レベルのナビゲーションが必要な場合は、コンパスを使用する前に [ルート案内] (対象物または観測データの [オーバーフロー] メニュー
からも利用可能) を使用してください。 ルート案内に使用するナビゲーション アプリを、Google Maps または ArcGIS Navigator から選択できます。最適なアプリを使用してください。
3D データ収集
これまで、Collector では Z 値 (高度情報) を記録していませんでした。 今回のリリースで Z 値が記録されるようになり、ArcGIS 全体で使用する 3D データを直接キャプチャできるようになりました。
新しいリンクと新しいパラメーターを使用して Collector を開く
モバイル作業者にリンクを表示します。これをクリックすることで Collector を開いたり、特定のポータルを使用したり、アプリ内で特定のタスク (対象物のキャプチャなど) を実行したりできます。 この機能の一部は Collector の URL スキーマを使用して実行できましたが、この新しいリンクではカスタム URL スキーマの代わりに HTTPS が使用されており、信頼性が向上しています。
新しいリンクは Collector の URL スキーマで使用できるすべての機能をサポートしており、ここにはマップを開く、中央配置する、対象物と観測データのキャプチャを開始することなども含まれます。 さらに、新しいリンクでは、モバイル作業者が接続するポータルの URL の提供をサポートします。
リンクおよびパラメーター詳細といくつかの例については、「リンクからマップを開く」をご参照ください。
Collector Classic との共存
元の Collector アプリは、Google Play では Collector Classic に名前が変更されました。 Collector と Collector Classic を同じデバイスにインストールできるため、組織サイトの準備が整い次第、既存のワークフローを中断することなく、新しいアプリに移行することができます。 ただし、今後の開発作業は新しいアプリに注力していきます。
![Collector Classic と Collector を並行してインストール Collector Classic と Collector を並行してインストール](GUID-CC6B8B2D-A90B-4052-B31A-B459FA631D93-web.png)
20.1.0 (iOS)
iPad および iPhone での Collector 20.1.0 リリースは、魅力的なリリースです。次のような要望が多く寄せられた機能改善が行われています。
また、このリリースには、機能拡張やバグの修正も数多く含まれています。
スナップ
マップを使用してデータ収集時に対象物の位置を指定する場合には、モバイル作業者は既存のポイント (単一の場所、あるいはラインまたはポリゴンに含まれるポイントのいずれか) にスナップできます。これにより、モバイル作業者は位置を共有する対象物と観測点を正しく取得できるようになります。
デフォルトでは、スナップが有効になっています。 スナップをオフにすることができます。 詳細については、「既存の位置にスナップ」をご参照ください。
![既存のフィーチャにスナップ 既存のフィーチャにスナップ](GUID-8CC045E5-EB30-4454-B73C-FF28D8A07465-web.gif)
フォームの一括更新
複数の対象物や観測データのフォーム エントリを同時に更新します。たとえば、モバイル作業者が調査を実行していて、複数の消火栓を検査に合格したとしてマークする必要がある場合、検査に合格した消火栓をすべて選択し、調査を追跡するフォーム エントリをすべて一度に更新できます。詳細については、「複数の既存の対象物のフォームを更新」をご参照ください。
![一度に複数のフィルターを更新する 一度に複数のフィルターを更新する](GUID-91753A71-6FD7-45C6-B68E-540C5A27D796-web.gif)
最近使用した値
フォーム間でフィールド エントリを簡単に再利用して、繰り返しのデータ入力タスクを最小限にします。 モバイル作業者がフォームの記入を終えて別のフォームに移る際に、最近使用したエントリから値を選択して、新しいフォームに入力することができます。 詳細については、「最近使用した値の再利用」をご参照ください。
![最近使用した値 最近使用した値](GUID-E893C2B3-AD1A-47DC-8345-076280B3AB42-web.png)
ポータル URL のスキャン
サイン インするためのスキャン可能なバーコードまたは QR コードを提供することによって、モバイル作業者がポータル URL を簡単に入力できるようになります。 詳細については、「サイン イン」をご参照ください。
Tracker からのトラック
モバイル作業者は組織にアップロードする前でも ArcGIS Tracker から自分のトラックを表示できます。 Collector は、デバイス上にローカル保存されたトラックにアクセスして表示できるようになりました。これにより、モバイル作業者はデータ収集でたどった場所を確認でき、必要なエリアを確実にカバーできます。 詳細については、「Collector では、位置の追跡がサポートされていますか?」をご参照ください。
![Tracker のトラッキングの表示 Tracker のトラッキングの表示](GUID-CDD0761A-1403-4F56-AB7D-599BA198B542-web.png)
多数のバグ修正および機能改善
このリリースには、次のような多数のバグ修正と機能改善も含まれています。
- iPhone X 以降での利用可能な画面スペースおよび iOS 13 のクリーンなアイコンとメニューを活用するために、アプリの外観と操作性が更新されました。
- マップ上でタップされた対象物と観測データのリストは、レイヤー別のセクションに分類されます。
- [レイヤー] と [凡例] が切り離され、[レイヤー]
はメイン ツールバーから使用できます。
- カスタマイズ可能なフィールド ガイド テンプレートは、[レイヤー] と [凡例] およびログを有効化する方法への変更により、更新されました。
- Dual XGPS160 と Juniper Systems Geode 受信機がサポートされるようになりました。
- マップを長押しして、拡大ツールを使ってピンを配置できます。
- 過去の対象物または観測データの編集に関する情報は、ポップアップがその情報を含むように構成されている場合にのみ表示されます。
- 新しいマップにオフラインで取得されたとき、衛星画像ハイブリッド ベースマップが正しくレンダリングされるようになりました。
- BUG-000119720
- BUG-000119842
- BUG-000120942
- BUG-000121419
- BUG-000121739
- BUG-000122051
- BUG-000123493
- BUG-000123963
- BUG-000126956
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