URL パラメーターを使用した埋め込みマップの変更

注意:

現在、この機能は Map Viewer Classic でのみサポートされています。 Map Viewer の今後のリリースで提供される予定です。 の今後のリリースで提供される予定です。

Map Viewer Classic は、Web サイトにマップを埋め込むための、すぐに使用できる HTML コードを提供します。 ホーム ボタン、ズーム コントロール、凡例など、マップに含めるオプションを選択できます。コードにこれらを追加し、Web サイトにコピーして貼り付けます。 これらのオプションは、URL パラメーターを使用して追加する方法もあります。

埋め込みマップの URL は、常に組織の URL またはパブリック サイト (https://www.arcgis.com) および /apps/Embed/index.html?webmap=<your web map ID> で始まります。 例を以下に示します。

https://www.arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118

URL には、次に示す 1 つ以上のパラメーターも含まれます。 URL パラメーターには、埋め込みマップの動作を変更するもの、埋め込みマップで使用できる機能を変更するものがあります。 複数のパラメーターを含めるには、アンパサンド (&) を使ってパラメーターを区切ります。 例を以下に示します。

https://www.arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118&legend=true&details=true

注意:

URL パラメーター内のリソースが HTTP として指定されている場合は、URL に含まれる HTTP を HTTPS に置き換えて、HTTPS のみを使用してすべてのリソースにアクセスできるようにする必要があります。

レイアウト

次のパラメーターを使用すると、マップの外観と操作性を制御できます。

  • theme - サイド パネルとボタンに適用される配色を決定します。 使用できるオプションは、light または dark です。
  • legend - true に設定すると、マップのレイヤーを表示する凡例がサイド パネルに表示されます。
  • details - true に設定すると、マップの説明文がサイド パネルに表示されます。
  • active_panel - マップを読み込んだときに、サイド パネルのどのタブをアクティブにするかを設定します。 使用できるオプションは、legend または details です。 legend または details パラメーターは、active_panel パラメーターの値として使用する場合、true に設定する必要があります。
  • show_panel - true に設定すると、マップを読み込んだときにサイド パネルが表示されます。 デフォルトは、false です。
  • popup_sidepanel - true に設定すると、マップではなくサイド パネルの情報タブにポップアップ情報が表示されます。
  • zoom_position - ズーム コントロール ボタンの位置を決定します。 使用できるオプションは、top-left (デフォルト)、bottom-lefttop-right、または bottom-right です。 home パラメーターを true に設定すると、zoom_position パラメーターの値に応じて、ホーム ボタンも移動します。
  • logoimage - マップ レイアウトのクリック可能なサムネイルとして使用される画像への URL です。 サムネイルをクリックすると、logolink パラメーターで設定した URL にリダイレクトされます。
  • logolink - 外部の Web サイトまたは Web リソースへの URL です。 logoimage パラメーターで設定したサムネイル画像をクリックすると、logolink で設定した URL にリダイレクトされます。

暗いテーマ、凡例、読み込み時の表示パネル、右上のズーム ボタン、Web ページにリンクされたロゴ画像を含む埋め込みマップの例

https://www.arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118
&theme=dark&legend=true&show_panel=true&zoom_position=top-right
&logoimage=https://cdn-png.si.com/sites/default/files/teams/basketball/cbk/logos/ind_200.png
&logolink= https://en.wikipedia.org/wiki/Indiana_University

凡例、詳細、パネルのアクティブなタブとしての詳細、情報タブのサイド パネルに表示されるポップアップを含む埋め込みマップの例

https://www.arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118
&legend=true&details=true&active_panel=details&popup_sidepanel=true

マッピング

以下のパラメーターは、マップ ナビゲーションとマッピング要素の表示設定を制御します。

  • webmap - 埋め込みマップ ビューアー内に表示される Web マップの ID です (例: webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118)。 webmap パラメーターは必須です。
  • extent - マップを読み込むときに使用される範囲を指定します。 この値により、マップのデフォルトの範囲は無効になります。 有効な値は、地理座標系の値のみです。
  • center - 地理座標 (x,y) を使用して、マップを中央に表示します。
  • level - キャッシュ縮尺のレベル ID です。ベースマップの REST エンドポイントに表示されるものと同じです。 これにより、マップが読み込まれるときのデフォルトのズーム レベルが決定します (例: level=9)。
  • zoom - true に設定すると、拡大ボタンと縮小ボタンが表示されます。 マップ内でのこの位置は、zoom_position パラメーターで制御できます。
  • home - true に設定すると、ホーム ボタンが表示されます。 ホーム ボタンを使用すると、マップのデフォルトの範囲に戻れます。 extent を設定している場合、ホーム ボタンでは、マップのデフォルトの範囲ではなくその範囲が使用されます。 zoomtrue に設定されている場合に限り、home パラメーターが有効です。
  • scale - true に設定すると、縮尺記号が表示されます。 縮尺記号はマップの左下に表示されます。
  • disable_scroll - true に設定すると、マウス スクロールによるズーム機能が無効になります。 デフォルトは、true です。
  • marker - マップの選択した位置に、目的の画像をポップアップ付きのマーカー シンボルとして配置します。 構文は、marker=longitude;latitude;wkid;description;URL;title です。 緯度と経度は必須で、その他の値はオプションです。 説明とタイトルの値は、URL にエンコードする必要があります。 オプションの値が不要な場合は、空白のままにしておいてください。 例を以下に示します。
    marker=-86.52;39.18;;Assembly%20Hall;https://cdn-png.si.com/sites/default/files/teams/basketball/cbk/logos/ind_200.png
  • basemap_toggle - ベースマップの切り替えボタンが表示されます。 alt_basemap を使用するには、true に設定する必要があります。
  • alt_basemap - ベースマップの切り替えで、どのベースマップを代替ベースマップとして使用するかを制御します。 alt_basemap を使用するには、basemap_toggle パラメーターを true に設定する必要があります。 代替ベースマップが指定されていない場合、衛星画像ベースマップが使用されます。 有効な値は streetssatellitehybridtopograyoceansnational-geographicosmterrain、および dark-gray です。

カスタム範囲、無効になっているズーム ボタン、縮尺記号の表示、有効になっているマウス スクロールによるズーム機能、ベースマップ ギャラリーを含む埋め込みマップの例

https://www.arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118
&extent=-86.179,39.923,-85.932,40.075
&zoom=false&scale=true&disable_scroll=false&basemap_gallery=true

中心、ズーム縮尺レベル、ホーム ボタン、代替ベースマップを設定したベースマップの切り替えを含む埋め込みマップの例

https://www.arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118
&center=-86.39,39.84&level=16&home=true&basemap_toggle=true&alt_basemap=hybrid

フィーチャおよび位置検索 (ジオサーチ)

以下のパラメーターは、マップ内のデータを検索します。

  • search - true に設定すると、検索ウィジェットが表示されます。 このウィジェットは、ジオコーディングおよび検索可能なレイヤーを使用した検索をサポートしています。 マップ内の検索可能なレイヤーに対して find を使用するには、search パラメーターを true に設定する必要があります。
  • searchextent - true に設定すると、検索ウィジェットを使用したジオサーチにより、マップのデフォルトの範囲内の結果が返されます。
  • find - 特定の場所でマップを開きます。 find パラメーターを使用して、住所または場所で検索したり (ジオコーディング)、検索可能なレイヤーから属性フィールドの値を検索したりできます。 このパラメーターにより、マップがアクセスできるすべての検索リソースから結果が返されます。 検索可能なレイヤーの値がジオコーディングの値と似ている場合、間違った結果が返される可能性があります。 たとえば、検索可能なレイヤーのフィールドから 5 桁の FIPS コードを検索すると、米国の郵便番号と間違われ、目的以外の複数の結果が返される可能性があります。 このような場合や、より正確な結果を求める場合は、find ではなく、feature を使用してフィーチャ検索を行うことを検討してください。
  • feature - 検索可能なレイヤー内で特定のフィーチャを検索できます。 フィールドを検索可能にするには、マップで、レイヤーによる位置の検索を設定する必要があります。 この構文は、feature=layerID;searchfield;searchvalue です (例: feature=CentralIndianaCities_634;PLACEFIPS;05860)。

    次の URL は、上記のインディアナ州の中心都市の例を参照します。これを使用すると、マップの目的のレイヤーのレイヤー ID を検索することができます。 operationalLayers の下の id:CentralIndianaCities_634 に注目してください。 自身のレイヤー ID を検索するには、webmap ID を自身の Web マップの ID に置き換えてください。

    https://www.arcgis.com/sharing/rest/content/items/432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118/data?f=json

検索、検索範囲を含み、特定の場所に開く埋め込みマップの例

https://www.arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118
&search=true&searchextent=true
&find=500%20S%20Capitol%20Ave,%20Indianapolis,%20IN%2046225

特定のフィーチャに対して開く埋め込みマップの例

https://www.arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=432a8d7ca22d4b5b859e0bdaa30ae118
&feature=CentralIndianaCities_634;PLACEFIPS;05860