ArcGIS Indoors for AutoCAD で使用する検証設定を構成し、アクティブな CAD ドローイングにおける潜在的なデータの問題の有無をチェックできます。 検証ツールには、ArcGIS Pro の [Indoors] タブの [検証] グループでアクセスできます。 構成ツールを使用すると、検証するレイヤーの指定や、さまざまな検証チェックの許容値の設定などの操作を行えます。

次の表に、上の図にある要素の説明を示します。
要素 | 画像 | ボタン | 説明 |
---|---|---|---|
1 | ![]() | 構成 | ドロップダウン オプションを使用し、[検証の構成] ウィンドウまたは [構成のインポート] ウィンドウを開きます。 |
2 | ![]() | チェック | 現在の検証設定で検証チェックを実行します。 |
3 | ![]() | 結果の表示 | [検証結果] ウィンドウを開き、最近実行された検証チェックの結果を表示します。 |
4 | ![]() | ヘルプ | Indoors for AutoCAD のヘルプ ドキュメントを開きます。 |
5 | ![]() | リソース | ArcGIS Indoors プロダクトのリソース ページが開きます。ここでは、Indoors に関するドキュメント、チュートリアル、ブログ記事にアクセスできます。 |
6 | ![]() | 情報 | Indoors for AutoCAD エクステンションの [情報] ウィンドウが開きます。 |
検証の構成ウィンドウが表示されます
新しい構成を行うか、既存の構成を編集する場合、[Indoors] タブの [検証] グループで [構成] をクリックします。
[検証の構成] ウィンドウが表示されます。

次の表に、上の図にある要素の説明を示します。
要素 | 説明 |
---|---|
1 | Indoors の情報タイプは、[検証の構成] ウィンドウのタブに整理されています。 |
2 | 情報タイプの視覚的表現。 |
3 | 情報のタイプと関連する検証チェックの説明。 |
4 | CAD ドローイング内で情報をタイプを表すエンティティを定義する ArcGIS for AutoCAD フィーチャ レイヤーを選択、作成、編集するオプション。 |
5 | 選択されたタブと情報タイプ (許容値、ブロック属性、テキスト解析、標準値など) に基づくその他のオプション。 |
既存の構成のインポート
類似した特性を持つ複数の CAD フロア プランを準備する時間を短縮するには、構成済みの CAD ドローイングファイル (.dwg) またはテンプレート (.dwt) から ArcGIS Indoors for AutoCAD エクステンションの構成をインポートできます。
- Autodesk AutoCAD を起動し、新規プロジェクトか既存のプロジェクトを開きます。
- 構成をインポートする CAD ドローイングを開きます。
- 必要に応じ、開いた CAD ドローイングを選択してアクティブにします。
- [Indoors] リボンの [検証] グループで [構成] ドロップダウン矢印をクリックし、[構成のインポート] を選択します。
- インポートする Indoors for AutoCAD 構成を含む .dwg または .dwt ファイルを選択します。
- [開く] をクリックします。
Indoors for AutoCAD 構成をインポートすると、欠落している CAD レイヤーの定義、欠落しているブロック定義、およびフィーチャ レイヤー定義もインポートされます。 同じ名前を持つ既存のフィーチャ レイヤーが存在する場合、新しいレイヤーをインポートすると、既存のレイヤーの名前に old_ という接頭辞が追加されます。