[属性] タブを使用して、アプリのバナー、状態、その他のデータ ソースを構成するなど、アプリ レベルでの基本的なカスタマイズを実行できます。
ブランディング
ロゴ、タイトル、サブタイトル、およびリンクをバナーに追加できます。
- アプリのロゴは、組織で定義されたロゴが使用可能な場合、デフォルトでそのロゴに設定されます。 それ以外の場合は、ロゴ アイコンをクリックして [カスタム] を選択すると、ファイル ブラウザーが開くので、[アップロード] をクリックして画像ファイルを選択することができます。 [リンク] テキスト ボックスに画像へのハイパーリンクを入力します。 アプリにロゴを付けない場合は、ロゴの [X] アイコンをクリックして、ロゴを削除します。
アプリケーションを起動したら、必要に応じて (特に文字サイズが大きい場合など)、上記のアイテムをすべて表示できるようブラウザーのサイズを調整してください。
- [フォント スタイルのカスタマイズ] ボタン をクリックすると、アプリのタイトルのフォント スタイルをカスタマイズできます。
- [フォント スタイルのカスタマイズ] ボタン をクリックすると、アプリのサブタイトルのフォント スタイルをカスタマイズできます。
- [新規リンクの追加] をクリックすると、ハイパーリンクをバナーに追加できます。名前と有効な URL を指定します。 リンクは、HTTPS、MAILTO、FTP など、ブラウザーでサポートされている任意のプロトコルです。
注意:
最大 4 つのリンクを追加できます。
アプリの状態
[アプリの状態] チェックボックスをオンにすると、アプリを終了したときにマップ範囲とレイヤーの表示設定を維持することができます。 このオプションは、デフォルトでオンに設定されています。 3D アプリの構築時には、このオプションは使用できません。
注意:
このオプションは、10.5 以降でのみ使用できます。
サブスクリプション コンテンツへのアクセス
- [登録者のコンテンツへのアクセス] の横にある矢印をクリックします。 これにより、ユーザーがサブスクリプション経由でアクセスできるように、アプリで使用される ArcGIS Online のサブスクリプション コンテンツを構成することができます。 登録者のコンテンツには、登録者のレイヤーとプレミアム サービスの 2 種類があります。
- マップ レイヤー - アプリにプレミアム サービスが含まれていれば、リストされます。 [クレジットの消費] アイコン は、レイヤーがクレジットを消費することを意味します。 [プロキシの使用] チェックボックスをオンにすると、パブリック ユーザーがあなたのサブスクリプションを通じてレイヤーにアクセスできるようになります。 必要に応じて、使用を制御するために [リクエスト制限] と [間隔] を設定します。
- カスタム URL - プレミアム サービスの URL がウィジェットで構成されている場合、[新しい URL の追加] をクリックし、タイトルを含めてその URL を追加します。 これで、個人向けプランのユーザーがサブスクリプションを通じてサービスにアクセスできるようになります。 必要に応じて、使用を制御するために [リクエスト制限] と [間隔] を設定します。
注意:
カスタム URL は、アプリの起動時に、ウィジェットに構成された URL を上書きします。
その他のデータ ソース
[その他のデータ ソース] オプションでは、アプリ レベルで共有されるカスタム データを構成することで、アプリのすべてのウィジェットがそのデータにすばやくアクセスして同時に応答できるようにします。 アプリが起動したら、構成済みのすべてのデータ ソースがサーバーから検索され、ブラウザー クライアントに読み込まれます。
追加できるデータ ソースには、レイヤーと統計情報の 2 種類があります。 レイヤーは、フィーチャ レイヤー、テーブル、またはイメージ サービス ベクター レイヤーのサブセット データです。 統計情報としては、グループ データのフィーチャ数 (指定されている場合) が格納され、グループの合計値、平均値、最小値、最大値 (指定されている場合) が 1 つ以上の数値フィールドに基づいて計算されます。
注意:
現時点で、その他のデータ ソースを使用する構成オプションが存在するのは、インフォグラフィックス ウィジェットのみです。
レイヤー データ ソースの追加
- [その他のデータ ソース] をクリックして、[新規追加] をクリックします。 ポップアップ メニューで [レイヤー] を選択します。
- マップまたはポータルからレイヤーを選択するか、サービス URL を入力します。 フィーチャ レイヤー、テーブル、およびイメージ サービス ベクター レイヤーがサポートされています。これらは、フィーチャ サービス、マップ サービス、またはイメージ サービスから取得できます。
- [データ ソースの構成] ウィンドウで、次の手順を実行します。
- [名前] の下でデータ ソースの名前を指定します。
- [フィルター] の下の [設定] ボタンをクリックし、条件式または集合によってクエリ条件を定義します。 また、マップ範囲に基づいてフィルターを有効/無効にすることもできます。 [現在のマップ範囲に含まれるフィーチャのみです。] がオンの場合は、マップ範囲が変更されるとデータが更新されます。
- [設定] ボタンをクリックして、取得されるフィールドを指定します。
- [レコード] で、取得されるレコードの数と取得順序を指定します。 [数値] ドロップダウン メニューには次の 3 つのオプションがあります。
- サービス制限 - サービスが公開されたときに指定されたレコードの最大数。
- すべて - サービスのすべてのレコード。
- カスタム - サービスから取得するレコードの数。
- [更新間隔] で、データ ソースの更新間隔を指定します (該当する場合)。
- [プレビュー] をクリックして、これまでのステップで構成したデータをプレビューします。
- [OK] をクリックします。
統計情報データ ソースの追加
- [新規追加] をクリックし、ポップアップ メニューで [統計情報] を選択します。
- マップまたはポータルからレイヤーを選択するか、サービス URL を入力します。 フィーチャ レイヤー、テーブル、およびイメージ サービス ベクター レイヤーが入力としてサポートされています。 これらは、フィーチャ サービス、マップ サービス、イメージ サービスのいずれかから生成されます。
注意:
データ ソースには、少なくとも 1 つの数値フィールドが含まれている必要があります。
- [データ ソースの構成] ウィンドウで、次の手順を実行します。
- [名前] の下でデータ ソースの名前を指定します。
- [フィルター] の下の [設定] ボタンをクリックし、条件式または集合によってクエリ条件を定義します。
- [統計情報] で、統計情報の基準となるグループを選択し、統計情報を計算するフィールド (合計値、平均値、最小値、最大値など) を設定します。
- [更新間隔] で、データ ソースの更新間隔を指定します (該当する場合)。
- [プレビュー] をクリックして、これまでのステップで構成したデータをプレビューします。
- [OK] をクリックします。
データ ソースの編集
- テーブル内の既存のデータ ソースにポインターを合わせ、鉛筆のボタン をクリックして [データ ソースの構成] ウィンドウを開きます。 適宜変更を加えます。
- 既存のデータ ソースを削除するには、[X] をクリックします。
- [更新間隔の設定] ドロップダウン メニューで、構成したデータ ソースに設定する間隔を選択します。