ArcGIS Web AppBuilder から ArcGIS Experience Builder への移行に関してよくある質問への回答をご紹介します。
はい、次のとおりです。
- Developer Edition - はい。 ただし、さらなる不具合修正も機能拡張も行われません。 ブラウザーの更新によって機能やセキュリティの問題が生じる可能性がありますが、Esri はその問題に対処しません。さらに、Esri のテクニカル サポートをご利用できなくなります。
- ArcGIS Enterprise - はい。 ArcGIS Web AppBuilder は引き続き完全にサポートされており、ArcGIS Enterprise の製品ライフ サイクルに従ってサポートが継続されます。 ただし、セキュリティ アップデートなど、重要な不具合修正のみが行われます。それ以外では、Web AppBuilder は保守モードとなり、機能拡張は予定されません。
- ArcGIS Online - はい。 お客様が構築した既存の ArcGIS Web AppBuilder アプリは、引き続き動作します。 ただし、廃止後はアプリを作成することも、既存のアプリを編集することもできません。 さらなる不具合修正も機能拡張も行われません。 ブラウザーの更新によって機能やセキュリティの問題が生じる可能性がありますが、Esri はその問題に対処しません。 さらに、Esri のテクニカル サポートをご利用できなくなります。
ArcGIS Web AppBuilder のアプリは、ArcGIS Experience Builder に移行できます。 ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise の ArcGIS Web AppBuilder については、こちらの移行に関するビデオをご覧ください。 Developer Edition で作成されたカスタム アプリ (カスタム ウィジェットやカスタム テーマなど) については、こちらのトピックにアクセスし、ArcGIS Experience Builder Developer Edition でウィジェットやテーマを再構築するためのヒント、テクニック、ベスト プラクティスをご参照ください。
一部の ArcGIS Web AppBuilder ウィジェットは、同等の Experience Builder ウィジェットにその機能が存在するため、1 対 1 のベースで ArcGIS Experience Builder に移行されません。 また、フィーチャ レイヤーでのクラスタリングなどの Web AppBuilder ウィジェットの機能は ArcGIS の機能として利用できるようになったため、ウィジェットなしで Experience Builder で利用できます。 場合によっては、ArcGIS Web AppBuilder に含まれている機能が非常に特殊であるため、ArcGIS Instant Apps で専用のアプリを通じて使用するのが最適となります。 これらすべてのシナリオの詳細については、トピック「Experience Builder で利用可能な Web AppBuilder ウィジェット」をご参照ください。
さらに、ArcGIS Instant Apps、ArcGIS Dashboards、ArcGIS StoryMaps などの他の ArcGIS 製品を使用して Web AppBuilder のアプリを置換することを検討することもできます。
ArcGIS Enterprise 11.0 から、Web AppBuilder で行ったのと同様に、Experience Builder のカスタム ウィジェットを ArcGIS Enterprise に追加できるようになりました。 Web AppBuilder のカスタム ウィジェットは、Experience Builder 向けに再開発することをお勧めします。 Web AppBuilder のカスタム ウィジェットを ArcGIS Enterprise に追加する機能は非推奨であり、現在はサポートされていない ArcGIS Web AppBuilder Developer Edition バージョンに依存しています。