[設定] セクションは、データ マネージャーの最初のタブです。 このセクションでは、以下を管理できます。
- Urban モデル名
- 市の名前
- 市のロゴ
- デフォルト ビュー
- Urban モデルの座標系の確認
- 概略図表現レイヤー - 既存の建物、既存の樹木、ベースマップ
- 写実的表現レイヤー - リアリティ メッシュ、既存の樹木、ベースマップ
- 地表 - 標高レイヤー
- その他のレイヤー - カスタム ベース レイヤー
- 道路レベルの画像
- 初期ビジュアライゼーション
- 表示構成
データ マネージャーの [設定] タブを開くには、概要ヘッダーの右上にある [管理] ボタン をクリックします。
注意:
- [管理] ボタン を表示するには、サイン インしている必要があります。
- 一般設定は Urban モデルの所有者のみが編集できます。
一般設定の構成
[一般] セクションで、Urban モデルの名前、都市の名前、都市のロゴを示す URL、デフォルト ビューを構成できます。 Urban モデルを開くと、デフォルト ビューに初期マップが表示されます。 概要内の [デフォルト ビューにズーム] ボタン をクリックして、デフォルト ビューに切り替えることもできます。
注意:
[Urban Model 名] と [市の名前] を相互に独立して構成できます。
- Urban モデル アイテム、Urban データベース、Urban データベース ビュー アイテムの名前を変更するには、Urban モデル名を変更します。
- 概要のヘッダーに表示される内容を編集するには、市の名前を変更します。
デフォルト ビューを構成するには、次の手順を実行します。
- 概要でビューを参照します。
- 概要のヘッダーの右側にある [管理] ボタン をクリックします。
- データ マネージャーの [設定] タブをクリックします。
- [デフォルト ビュー] セクションで、[現在] ボタンをクリックします。
座標系の確認
データ マネージャーの [設定] タブで Urban モデルの座標系を確認できます。 座標系は Urban モデルの作成時に定義され、変更することはできません。 詳細については、「ローカル Urban モデルとグローバル Urban モデルの概要」をご参照ください。
座標系を確認するには、次の手順を実行します。
- 概要のヘッダーの右側にある [管理] ボタン をクリックします。
- データ マネージャーの [設定] タブをクリックします。
- [座標系] セクションを参照します。
Urban モデルの座標系の名前と WKID (well-known ID) が表示されています。
3D ベース レイヤーの構成
次の 3D ベース レイヤーを構成できます。
3D ベース レイヤーに関する詳細については、「3D ベース レイヤーの使用」をご参照ください。
注意:
3D ベース レイヤーは Urban モデルと同じ座標系でなければなりません。 データ マネージャーの一般設定で座標系を確認できます。 詳細については、上記の「座標系の確認」セクションをご参照ください。
概略図表現レイヤーの管理
[概略図表現] セクションでは、概略図表現の既存の建物レイヤー、既存の樹木レイヤー、ベースマップ レイヤーを構成できます。 カスタム レイヤーの構成をデフォルト値にリセットすることもできます。
レイヤーの追加
追加するレイヤーごとに、次の手順を実行します。
- 3 つの [概略図表現] レイヤー タイルのいずれかにマウス ポインターを合わせます。
- [アイテムの選択] ボタン をクリックしてレイヤーを選択します。
選択ダイアログ ボックスが表示されます。
- 使用するレイヤーをクリックして選択し、[選択] をクリックします。
レイヤーがレイヤー タイルに追加されます。
レイヤーの削除
削除するレイヤーごとに、次の手順を実行します。
- 3 つの [概略図表現] レイヤー タイルのいずれかにマウス ポインターを合わせます。
- [アイテムの削除] ボタン をクリックします。
レイヤーがレイヤー タイルから削除されます。
注意:
デフォルトのベースマップは削除できません。
デフォルト値にリセット
グローバル Urban モデルにはデフォルトの概略図表現レイヤーのセットが付属しています。
現在の概略図表現レイヤーの構成をデフォルト値にリセットするには、以下の手順を実行します。
注意:
[デフォルトにリセット] オプションはローカル Urban モデルでは使用できません。 詳細については、「ローカル Urban モデルとグローバル Urban モデルの概要」をご参照ください。
- [概略図表現] セクションにスクロールします。
- [デフォルトにリセット] をクリックします。
以下のデフォルトのレイヤーが復元されます。
- 既存の建物 - OpenStreetMap 3D Buildings
- 既存の樹木 - OpenStreetMap 3D Trees (Thematic)
- ベースマップ - Light Gray Canvas
写実的表現レイヤーの管理
[写実的表現] セクションでは、写実的表現用にリアリティ メッシュ レイヤー、既存の樹木レイヤー、ベースマップ レイヤーを構成できます。 カスタム レイヤーの構成をデフォルト値にリセットすることもできます。
レイヤーの追加
追加するレイヤーごとに、次の手順を実行します。
- 3 つの [写実的表現] レイヤー タイルのいずれかにマウス ポインターを合わせます。
- [アイテムの選択] ボタン をクリックしてレイヤーを選択します。
選択ダイアログ ボックスが表示されます。
- 使用するレイヤーをクリックして選択し、[選択] をクリックします。
レイヤーがレイヤー タイルに追加されます。
レイヤーの削除
削除するレイヤーごとに、次の手順を実行します。
- 3 つの [写実的表現] レイヤー タイルのいずれかにマウス ポインターを合わせます。
- [アイテムの削除] ボタン をクリックします。
レイヤーがレイヤー タイルから削除されます。
注意:
デフォルトのベースマップは削除できません。
デフォルト値にリセット
グローバル Urban モデルにはデフォルトの写実的表現レイヤーのセットが付属しています。
現在の写実的表現レイヤーの構成をデフォルト値にリセットするには、以下の手順を実行します。
注意:
[デフォルトにリセット] オプションはローカル Urban モデルでは使用できません。 詳細については、「ローカル Urban モデルとグローバル Urban モデルの概要」をご参照ください。
- [写実的表現] セクションにスクロールします。
- [デフォルトにリセット] をクリックします。
以下のデフォルトのレイヤーが復元されます。
- 既存の建物 - 空
- 既存の樹木 - OpenStreetMap 3D Trees (Realistic)
- ベースマップ - World Imagery
標高レイヤーの構成
[地表] レイヤー セクションでは、標高レイヤーを構成できます。 デフォルトでは、World Elevation Terrain サービスが使用されます。
レイヤーの追加
カスタム標高レイヤーを構成するには、次の手順に従います。
- [標高レイヤー] タイルにマウス ポインターを合わせます。
- [アイテムの選択] ボタン をクリックしてレイヤーを選択します。
[標高レイヤーの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
- 使用するレイヤーをクリックして選択し、[選択] をクリックします。
レイヤーがレイヤー タイルに追加されます。
レイヤーの削除
カスタム標高レイヤーを削除するには、次の手順に従います。
- [標高レイヤー] タイルにマウス ポインターを合わせます。
- [アイテムの削除] ボタン をクリックします。
レイヤーがレイヤー タイルから削除されます。
注意:
デフォルトの標高レイヤーは削除できません。
カスタム ベース レイヤーの構成
[その他のレイヤー] セクションでは、カスタム ベース レイヤーを構成できます。 カスタム ベース レイヤーによって、ArcGIS Urban の概要に追加のレイヤーを付加できます。
レイヤーの追加
カスタム ベース レイヤーの Web シーンを構成するには、次の手順に従います。
- [カスタム ベース レイヤー] タイルにマウス ポインターを合わせます。
- [アイテムの選択] ボタン をクリックしてレイヤーを選択します。
[カスタム ベース レイヤーの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
- 使用する Web シーン アイテムをクリックして選択し、[選択] をクリックします。
Web シーン アイテムがレイヤー タイルに追加されます。
レイヤーの削除
カスタム ベース レイヤーの Web シーンを削除するには、次の手順に従います。
- [カスタム ベース レイヤー] タイルにマウス ポインターを合わせます。
- [アイテムの削除] ボタン をクリックします。
レイヤーがレイヤー タイルから削除されます。
道路レベルの画像の構成
[イメージ プロバイダー] セクションで、グローバル Urban モデルの道路レベルの画像モードを有効または無効にできます。 詳細については、「道路レベルの画像の使用」をご参照ください。
注意:
道路レベルの画像機能はローカル Urban モデルでは使用できません。 詳細については、「ローカル Urban モデルとグローバル Urban モデルの概要」をご参照ください。
Mapillary
Mapillary から提供される道路レベルの画像を使用するよう API キーを設定している場合は、[Mapillary] 切り替えボタンをオンにします。 API キーは、対応するフィールドに追加できます。
自分の衛星画像を Mapillary に提供している場合は、自分の組織のキーで画像にフィルターを適用できます。
Mapillary API の取得と衛星画像の Mapillary への追加の詳細をご参照ください。
初期ビジュアライゼーションの構成
[初期ビジュアライゼーション] セクションでは、ArcGIS Urban の開始時に概略図表現と写実的表現のどちらをデフォルトにするかを構成できます。
- 概要のヘッダーの右側にある [管理] ボタン をクリックします。
- [設定] タブで、[初期ビジュアライゼーション] セクションを参照します。
- 既存の建物のデフォルト表示として、[概略図] または [写実的] を選択します。
- デフォルトでは [概略図] が選択されています。
- デフォルトでリアリティ メッシュの既存の建物レイヤーが表示されるようにするには、[写実的] をクリックします。
区画ラベルの構成
区画用の CustomID ラベルを構成できます。 CustomID 文字列ではなくこのラベルが、概要の区画エクスプローラーとプラン エディターの区画インスペクターに表示されます。
区画ラベルを構成するには、次の手順を実行します。
- 概要のヘッダーの右側にある [管理] ボタン をクリックします。
- [設定] タブで、[表示構成] セクションを参照します。
- [区画の CustomID ラベル] テキスト ボックスに文字列の値を入力します。
Urban モデルのコピー
プランとプロジェクトを選択して Urban モデルのコピーを作成できます。 Urban モデルを別の座標系にコピーすることもできます。 Urban モデルの座標系の詳細については、「ローカル Urban モデルとグローバル Urban モデルの概要」をご参照ください。
コピーには以下が含まれます。
- Urban モデルの一般設定
- 選択した設計プランと設計プロジェクト
- データ マネージャーにアップロードされているプロジェクト
- 記録システム (ゾーニングと開発データ)
- 指標と既存の指標値
- ArcGIS Living Atlas インジケーターとカスタム インジケーター
- フィードバック カテゴリ
- パブリック エンゲージメント設定
注意:
デフォルトでは、Urban モデルのコピーを作成できるのは Urban モデルの所有者だけです。 所有者以外のユーザーに対してこの機能を有効化する方法については、「コピーと複製の権限の構成」をご参照ください。
Urban モデルのコピーを作成するには、次の手順を実行します。
- 概要のヘッダーの右側にある [管理] ボタン をクリックします。
- [設定] タブで、[管理] セクションを参照します。
[管理] セクションが表示されていない場合、所有者は Urban モデルのコピーを許可していません。 この機能を有効化する方法については、「コピーと複製の権限の構成」をご参照ください。
- [Urban Model のコピー] サブセクションの [コピーの作成] をクリックします。
[コピーの作成] ダイアログ ボックスが開いて [モデル設定の構成] タブが表示されます。
- 都市名を入力します。
- ベースマップと座標系を選択します。
ベースマップの座標系が、Urban モデルの作成に使用されます。 Urban モデルの座標系の詳細については、「ローカル Urban モデルとグローバル Urban モデルの概要」をご参照ください。
- [ベースマップの選択] ボタン をクリックします。
- 使用するベースマップを選択し、[選択] をクリックします。
組織のベースマップ ギャラリーまたは ArcGIS Online ベースマップからのアイテムのみを選択できます。 ベースマップ ギャラリーを構成する方法については、ArcGIS Online ドキュメントの「マップの構成」のトピックをご参照ください。
- 投影座標系を使用したベースマップを選択した場合 (ローカル Urban モデル)、Urban モデルの標高レイヤーを選択できます。 詳細については、「標高レイヤー」をご参照ください。 グローバル Urban モデルの場合はこのステップをスキップします。
- [アイテムの選択] ボタン をクリックします。
- [標高レイヤーの選択] ダイアログ ボックスからアイテムを選択します。
- [選択] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
- [次へ] をクリックします。
アクセス可能なプランとプロジェクトが表示されたモデル コンテンツの構成タブが開きます。 プランやプロジェクトが表示されていない場合、次のステップをスキップします。
- Urban モデルのコピーに含めるプランとプロジェクトを選択し、ダイアログ ボックスの右側にあるボックスにドラッグします。
次の点に注意してください。
- このリストには、自分がアクセスできるすべてのプランとプロジェクトが含まれています。
- 所有者以外のユーザーが複製として保存することを所有者が許可していないプランまたはプロジェクトは選択できません。 所有者以外のユーザーによるプランまたはプロジェクトの複製としての保存の詳細については、「所有しているプランの共有」または「所有しているプロジェクトの共有」をご参照ください。
- コピーされた Urban モデル内の選択したすべてのプランとプロジェクトはユーザーが所有します。
- 選択したプランとプロジェクトの共有設定はコピー後にリセットされます。 コピーされたプランとプロジェクトは最初は自分にだけ表示されます。
- 選択したプランやプロジェクトにディスカッションや Web シーンが含まれている場合、それらのディスカッションや Web シーンは新しい Urban モデルにコピーされません。
- このステップでコピーされなかったプランとプロジェクトは、後から手動で新しい Urban モデルに保存できます。 詳細については、「別の Urban モデルへの既存のプランのコピー」または「別の Urban モデルへの既存のプロジェクトのコピー」をご参照ください。
- [次へ] をクリックします。
[完了] タブが表示されます。
- [作成] をクリックして Urban モデルのコピーを作成します。
Urban モデルのコピーが作成されました。 前のステップで選択したプランとプロジェクトの数が多いと、時間がかかることがあります。 処理が完了したら、次に実行できる操作がリストされます。
- 必要に応じて、[レポートのダウンロード] をクリックして、正常にコピーされたプランとプロジェクトの概要を確認します。
コピーに失敗したプランとプロジェクトは後から手動でコピーできます。 詳細については、「別の Urban モデルへの既存のプランのコピー」または「別の Urban モデルへの既存のプロジェクトのコピー」をご参照ください。
- 必要に応じて、[Urban Model を開く] をクリックして新しい Urban モデルを開きます。
- [完了] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
次の点に注意してください。
- Urban モデルを別の座標系にコピーした場合、一部のレイヤーは ArcGIS Urban で表示されず、代わりに警告メッセージが表示されることがあります。 この場合、データ マネージャーで 3D ベース レイヤーの設定を確認してください。 詳細については、上記の「3D ベース レイヤーの構成」セクションをご参照ください。
- デフォルトでは、Urban モデルのコピーは自分にしか表示されません。 これを変更するには、データ マネージャーで共有設定を確認してください。 詳細については、「Urban モデルの共有」をご参照ください。