テーブル アイテムは、基本的に非空間的のフィーチャ レイヤーです。 これらには形状やジオメトリ フィールドが含まれておらず、マップ上に描画されることはありません。 それ自体が独立したアイテムになることもあれば、ホスト フィーチャ レイヤーのサブレイヤーになることもあります。
フィーチャ レイヤーと同様に、テーブルの各行は 1 つのエンティティや発生を表し、各フィールドにはそのエンティティや発生の属性情報が格納されます。 たとえば、顧客に関する情報を格納するテーブルは、アカウント ID、連絡先名、連絡先の電話番号、事業所名を保存するフィールドを持つことができます。 テーブルの各行は 1 つの連絡先を表します。
テーブル アイテムには、X 座標と Y 座標または住所など、場所を表すテキストや数値フィールドを含めることができますが、それらは情報属性であり、マップ上で情報を描画するためには使用されません。
ホスト テーブルでの設定
ホスト テーブルは、ホスト フィーチャ レイヤーとほぼ同じ設定を持ちます。 空間列に関連する設定のみがサポートされていません。
ホスト テーブルの設定を管理する方法については、「ホスト フィーチャ レイヤーの管理」と「ホスト フィーチャ レイヤーの編集の管理」をご参照ください。
ホスト テーブルの作成
ArcGIS Online でホスト テーブル アイテムを作成するには、カンマ区切り値 (CSV) ファイルから公開するか、Microsoft Excel ファイルから公開し、[位置情報の設定] で [なし] オプションを選択します。
ArcGIS Pro のスタンドアロン テーブルから公開することもできます。
ホスト テーブルの使用
Map Viewer では、[コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [テーブル] タブからテーブル アイテムを追加できます。 Map Viewer に追加すると、テーブルが自動的に開きます。 詳細については、「テーブルの表示」をご参照ください。
Map Viewer でテーブルの値を編集するか、テーブルのアイテム ページの [データ] タブを開いて属性値を編集できます。 ホスト フィーチャ レイヤーと同様に、アイテムの所有者および組織の管理者はいつでも編集することができます。 その他すべてのユーザーについては、テーブルの編集が有効になっており、フィーチャを編集する権限を持つロールのメンバーである必要があります。
テーブルの所有者または組織の管理者がテーブルの添付ファイルを有効にしている場合、テーブルの行に関連するファイルを添付することもできます。
テーブルは、同じフィーチャに追加の属性を提供するために、結合ホスト フィーチャ レイヤー ビューを作成することでフィーチャ レイヤーと結合できます。 ArcGIS Pro からジオデータベースのリレーションシップ クラスを介して関連付けられているフィーチャクラスとテーブルを公開すると、結果として得られるホスト フィーチャ レイヤーにはフィーチャ レイヤーと関連テーブルが含まれます。