[ステップの詳細] パネルの [オプション] タブで、スケジュールされた日時に従って実行されるステップを構成することができます。 ステップは、一定時間の経過後に実行するか、特定の時点で実行するか、Arcade 条件式で定義された正確な時刻に実行するように構成できます。 ステップをアクティブにしたら、スケジュール設定された日時にそのステップを手動で実行できます。 ArcGIS Workflow Manager に ArcGIS Workflow Manager Advanced 組織エクステンションのライセンスが付与されている場合は、スケジュール設定された日時にそのステップが自動的に実行されます。 時刻を定義した場合は、Workflow Manager に対して構成されているタイム ゾーンが使用されます。
ヒント:
自動的に実行するようワークフロー ダイアグラム内の最初のステップをスケジュール設定する場合は、手動ステップをダイアグラム内の最初のステップとして使用し、[ユーザー プロンプト] および [ステップ ヘルプ] の値なしでそのステップを構成します。 次に、スケジュール設定されたステップをワークフロー ダイアグラム内の 2 番目のステップとして追加します。
[一定期間待機] オプションでは、待機時間を月、日、時間、分単位で定義できます。 ステップの実行時間のオフセットに使用される時間数 (分単位) を定義して、複数のジョブが存在する場合に、スケジュール設定されたステップが同時に実行されないようにすることもできます。 たとえば、待機時間を 45 分に設定し、オフセットを 5 分に設定した場合、そのステップはアクティブになってから 40 ~ 50 分後に実行されます。
[特定の時間まで待機] オプションでは、次の方法を使用して、ステップが実行されるタイミングを定義できます。
注意:
スケジュール設定されたジョブは、ArcGIS Online でスケジュール設定された開始時間よりも遅れることがあります。
- [時] - 指定した時刻に実行されます。
- [曜日] - 指定した曜日の指定した時刻に実行されます。
- [日] - 指定した日の指定した時刻に実行されます。
注意:
[日] を 31 に設定した場合、日数が 31 に満たない月では、その月の末日にステップが実行されます。
- [月] - 指定した月の指定した日と時刻に実行されます。
[Arcade 式で定義した正確な時間まで待機] オプションでは、Arcade 式を使用して実行時間を定義できます。 たとえば、DateAdd(Timestamp(), 2, 'hours') 式を指定した場合、そのステップはアクティブになってから 2 時間後に実行されます。 この式では、Arcade の日付関数でサポートされている入力値が必ず返されます。 この式に時刻を指定する場合は、UTC 形式で指定する必要があります。 時刻を指定せずに日付だけを指定した場合、このステップは指定した日付の UTC 時間の午前 0 時に実行されます。 Arcade 式を有効な日付に変換できない場合は、スケジュール設定された実行時間が設定されないので、手動でステップを開始する必要があります。