3D ビューアー テンプレートは、ズーム コントロール、画面移動、回転、コンパスなど、デフォルトの 3D ナビゲーション ツールとともにシーンを表示します。 ロケーター マップとブックマークを含めて、シーンにコンテキストを提供し、アプリ ユーザーに対象ポイントに関するガイドを提供します。 見通し、計測、スライスの各ツールを使用すると、利用者がシーンの 3D データを解釈できます。 アプリでスクロールを無効にするオプションを設定し、このアプリを別のアプリまたはサイトにシームレスに埋め込みます。 (詳細については、ArcGIS ブログ記事「3D ビューアーの概要」をご参照ください。)
例
このテンプレートを選択し、以下に示すようなユース ケース向けにアプリを作成します。
- 山の多い地域を大きい縮尺で詳細に 3D 表示し、世界の中での現在地の概観を 2D 差し込みマップで表示します。
- アプリの利用者がスライス ツールと計測ツールを使って探索できる、新しい都市開発の 3D 計画を詳細に表示します。
- 日光のアニメーションを使って、利用者がシーンの影の影響を視覚化できるようにします。
データ要件
3D ビューアー アプリを使用するには、Web シーンが必要です。
アプリの機能
このアプリ向けに構成できる主な設定と機能を、以下のリストに示します。
- [3D ナビゲーション] および [コンパス] - アプリの利用者がシーンを画面移動または回転したり、ビューを北向きにしたりできます。
- [マップ エリア] - アプリの利用者がアクセスするシーンのデフォルトの範囲を設定します。
- [事前設定されたスライドの表示] - マップのズームと画面移動を行い、そのシーンに保存された設定済み範囲のコレクション (ブックマークなど) に焦点を当てます。
- [スライス] - 特定のレイヤーを除外してシーンのビューを変更します。
- [見通し] - 観測ポイントから 1 つまたは複数のターゲットが見えるかどうかを視覚化します。
- [URL パラメーター] - カスタムの URL パラメーターを使用して、アプリで特定のスライドを開きます。
- [方向付き画像] - アプリの利用者が、方向付き画像、つまり任意の角度から撮影された画像を Web マップから操作および視覚化できます。 アプリの利用者はマップ上の位置をクリックし、パネル内のツールを使用して、その位置の周囲の画像を操作できます。 このツールは、大きなパネルを使用すると最適に表示されます。
- [可視領域解析] - アプリの利用者が、指定した観測点から表示される領域を特定する可視領域を作成できます。
- [言語の切り替え] - カスタム テキストの翻訳を表示し、多言語アプリを作成します。
- [ロケーター マップ] - 広範なエリアを背景としてアプリのマップ エリアを示す差し込みマップを表示します。
- [計測ツール] - 距離と面積を計測し、座標を検索して変換するツールを提供します。
- [レイヤー リスト] - マップまたはシーン内での表示設定のオン/オフを切り替えるオプションを持つレイヤーのリストを表示します。 この設定では、利用者がレコードを .csv ファイルとしてエクスポートするためのオプションを含む、レイヤーの属性テーブルを開くこともできます。
- [属性フィルター] - アプリの利用者が利用できるマップ フィルター オプションを構成します。
- [スクロールの無効化] - アプリの利用者がスクロール中にマップがズームされないようにします。 主にアプリをモバイル デバイスで使用する場合やアプリが Web サイトに埋め込まれている場合に、マップ内のスクロールを無効にします。
- [標高断面] - シーンで選択できる入力ライン フィーチャ全体の標高断面を生成します。または、ツールを使用して単一セグメント ラインまたは複数セグメント ラインを描画することで標高断面を作成することもできます。
- [時間] - 時間経過によるデータの変化をアニメーション表示する構成可能なタイム スライダーを提供します。 マップが時間対応である必要があります。
- [カバー ページ] - カスタム テキストとロゴを用いたカバー ページを含めて、アプリの目的を定めます。
- [フロア フィルター] - ユーザーが、フロア対応マップで建物の特定のフロアのデータを視覚化できます。
Instant Apps のすべてのテンプレートには、ホーム ボタン、ズーム コントロール、凡例、マップまたはデータの検索機能のための設定があります。