ファイル出力は、データ パイプライン データセットをユーザーのコンテンツ内の CSV、GeoJSON、または Apache Parquet ファイルに書き込みます。 新しいファイルを作成することも、既存ファイルに上書きすることもできます。
パラメーター
ファイル出力で使用するパラメーターを次の表に示します:
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
入力データセット | ファイルとして書き込まれるデータセット。 |
出力方法 | 出力結果を書き込むために使用する方法を指定します。 オプションは [作成] (デフォルト) と [上書き] です。 |
ファイル形式 | 書き込まれるファイルの形式。 [CSV]、[GeoJSON]、[Apache Parquet] のいずれかを指定します。 |
ジオメトリー フィールド | 生成された GeoJSON ファイルに表示されるジオメトリー フィールド。 このパラメーターは、CSV または Aparche Parquet ファイル形式では使用できません。 |
地理空間形式 | Apache Parquet ファイル出力の書き込みに使用される地理空間形式。 現在、[GeoParquet 1.1] が唯一のオプションです。 このパラメーターは、CSV または GeoJSON ファイル形式では使用できません。 |
プライマリー ジオメトリー フィールド | Apache Parquet ファイル出力の書き込みに使用されるプライマリー ジオメトリー フィールド。 GeoParquet 1.1 仕様では、プライマリー ジオメトリー フィールドは必須です。 このパラメーターは、CSV または GeoJSON ファイル形式では使用できません。 |
タイトル | 出力ファイル アイテムのタイトル。 |
アイテムがすでに存在する場合は上書き | 提供した出力名を持つ既存のアイテムを上書きするかどうかを指定します (オン)。 上書きはデフォルトで有効になっています。 |
フォルダー | ファイルが保存される出力フォルダー。 |
ファイル アイテム | 次回データ パイプラインが実行されたときに上書きする既存のファイル。 このオプションは、[出力方法] パラメーターが [上書き] に設定されている場合にのみ使用できます。 |
使用上の注意
データ パイプラインを実行するには、少なくとも 1 つの出力が構成されている必要があります。
[入力データセット] パラメーターを使用して、ファイルとして書き込むデータセットを特定します。
[出力方法] パラメーターを使用して、データ パイプラインの結果を書き込む方法を指定します。 次のようなオプションがあります。
- [作成] - コンテンツ内に新しいファイルが作成されます。 必要に応じて、[アイテムがすでに存在する場合は上書き] パラメーターを使用して、データ パイプラインを実行するたびにファイルを上書きできます。
- [上書き] - 既存のファイルが完全に上書きされます。
[作成] 出力メソッドを選択すると、次のパラメーターを使用できます。
- [ファイル形式] パラメーターは書き込まれるファイルのタイプを決定します。 [CSV]、[GeoJSON]、[Apache Parquet] のいずれかを指定します。
- [ジオメトリー フィールド] パラメーターは [GeoJSON] ファイル形式でのみ使用でき、生成された GeoJSON のジオメトリーを決定するために使用されます。 GeoJSON ファイルでは、WGS84 (4326) 座標系のみがサポートされています。 ジオメトリー フィールドが WGS84 (4326) 以外の座標系を使用している場合は、データが書き込まれる前に自動的に投影変換されます。
- [プライマリー ジオメトリー フィールド] パラメーターは、Apache Parquet ファイルを書き込む際に使用されるジオメトリー フィールドを決定します。 このパラメーターは [Apache Parquet] ファイル形式でのみ使用でき、GeoParquet 1.1 仕様では必須です。 現在、[GeoParquet 1.1] は [地理空間形式] パラメーターでサポートされている唯一のオプションです。
- [タイトル] パラメーターは、作成または上書きされるアイテムの名前を指定します。
- [アイテムがすでに存在する場合は上書き] パラメーターを使用すると、出力名を変更せずにデータ パイプラインを再実行できます。 この操作により、指定したフォルダーに格納されている指定したタイトルを持つファイルが完全に上書きされます。 このパラメーターは、デフォルトで有効になっています。
- [フォルダー] パラメーターは、新しく作成された結果が格納されるフォルダー、または上書きするアイテムが現在格納されているフォルダーを決定します。
[上書き] 出力方法が選択されている場合は、[ファイル アイテム] パラメーターを使用できます。 このパラメーターを使用すると、上書きするアイテムを参照して選択できます。 所有しているアイテム、または共有の更新グループで自分に共有されているアイテムを上書きできます。 選択したアイテムのタイプが GeoJSON または Apache Parquet の場合、既存のファイルを上書きする際に使用される入力データセットのジオメトリーを指定するジオメトリー フィールド パラメーターが使用可能になります。
ファイルに対する自動化された更新をスケジュール設定する場合、[アイテムがすでに存在する場合は上書き] オプションではなく [上書き] 出力方法を使用することをおすすめします。
サマリーやタグなどのアイテム プロパティを変更するには、ポータルのコンテンツ ページを参照して、アイテムを直接編集します。
制限事項
ファイル出力の既知の制限事項は以下のとおりです:
- CSV ファイル出力は常にテーブル形式になります。 ジオメトリーの文字列表現を CSV ファイルに格納するには、フィールドの更新ツールを使用して、ジオメトリー フィールドを文字列に変換します。 CSV ファイルに書き込む前にデータセットからジオメトリー フィールドを削除するには、フィールドの選択ツールを使用します。
- GeoJSON ファイル出力にはジオメトリーが必要で、公式の GeoJSON 仕様に従うためにジオメトリーは常に WGS84 (4326) 座標系で格納されます。 ジオメトリー フィールドが WGS84 (4326) 以外の座標系を使用している場合は、アイテムが書き込まれる前に自動的に投影変換されます。 座標系がカスタム WKT 文字列の場合、リアルタイムで WGS1984 (4326) に変換できない場合があります。 代わりにフィーチャ レイヤー出力を使用します。
- Apache Parquet ファイル出力は常にジオメトリーをバイナリー列に格納します。 一部のカスタム座標系 (WKT) は、Apache Parquet ファイル出力ではサポートされていないため、そのファイルを書き込めない場合があります。 代わりにフィーチャ レイヤー出力を使用します。
- 書き込み失敗が発生しても、上書き操作はロールバックされないため、データ パイプラインが再度実行されるまでアイテムが失われる可能性があります。
- ファイルに結果を書き込む際、入力ソースでサポートされているすべてのフィールド タイプが維持されるわけではありません。 選択したファイル形式との互換性を維持するために、フィールド タイプは自動的に変換されます。
- 自分が管理者である場合と、自分がメンバーになっている共有更新グループでファイルが共有されている場合を除いて、所有していないファイル対して [上書き] オプションは使用できません。
- [作成] および [アイテムがすでに存在する場合は上書き] 出力オプションを組み合わせて使用する場合、次の制限が適用されます:
- このオプションは、スケジュール化または自動化された実行では推奨されていません。 スケジュール化されたファイルの更新の信頼性を高めるには、[上書き] 出力方法を使用して、上書きする [ファイル アイテム] 値を明示的に参照します。
- 上書きするアイテムは自分が所有している必要があり、指定したフォルダーに格納される必要があります。 別のフォルダーに同じ名前のファイルが存在する場合、そのファイルは上書きされません。
- 書き込み失敗が発生しても、上書き操作はロールバックされないため、データ パイプラインが再度実行されるまでアイテムが失われる可能性があります。
ライセンス要件
次のライセンスと構成が必要です。
- Creator または Professional ユーザー タイプ
- 公開者、ファシリテーター、管理者ロール、またはそれと同等のカスタム ロール
Data Pipelines の要件の詳細については、要件をご参照ください。
関連トピック
詳細については、以下をご参照ください。
- 自動化されたスケジュールでアイテムを更新する方法については、「データ パイプライン タスクのスケジュール設定」をご参照ください。
- アイテムの詳細については、「ArcGIS Online でサポートされているアイテム」をご参照ください。