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データ パイプライン タスクのスケジュール設定

タスクを使用してデータ パイプラインの実行を自動化します。 15 分間隔~毎月まで、さまざまな間隔を使用してタスクのスケジュールを設定できます。 過去の実行結果を確認したり、データ パイプラインの実行によって返された出力レイヤーとメッセージを結果に含めたりすることができます。 データ パイプライン タスクは、次の方法で管理できます。

  • スケジュール タスクのページを使用して、既存のデータ パイプラインのタスクを管理する。
  • エディターを使用して、現在編集中のデータ パイプラインのタスクを管理する。

タスクの作成

下記のいずれかのワークフローを使用して、タスクを作成します。

スケジュール タスクのページでタスクを作成する

スケジュール タスクのページで既存のデータ パイプラインのタスクを作成するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS アカウントでサイン インし、アプリ ランチャーを使用して、Data Pipelines アプリにアクセスします。

    Data Pipelines ギャラリー ページが表示されます。

  2. [スケジュールの管理] をクリックします。

    スケジュール タスクのページが表示されます。

  3. [タスクの作成] をクリックします。

    タスク作成ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. スケジュール設定するデータ パイプラインを選択し、[次へ] をクリックします。
  5. タスクのタイトルを入力し、スケジュールの詳細を設定し、[保存] をクリックします。

    タスクが作成され、データ パイプラインの実行のスケジュールが設定されます。

エディターでタスクを作成する

エディターから開いているデータ パイプラインのタスクを作成するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS アカウントでサイン インし、アプリ ランチャーを使用して、Data Pipelines アプリにアクセスします。

    Data Pipelines ギャラリー ページが表示されます。

  2. スケジュールに従って実行する既存のデータ パイプラインを開くかデータ パイプラインを作成します。

    エディターが開きます。

  3. エディター ツールバーの [スケジュール] をクリックします。

    これは、開いているデータ パイプラインが保存済みの場合にのみ有効になります。

    スケジュール タスクのウィンドウが表示されます。

  4. [タスクの作成] をクリックします。

    タスク作成ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. タスクのタイトルを入力し、スケジュールの詳細を設定し、[保存] をクリックします。

    タスクが作成され、データ パイプラインの実行のスケジュールが設定されます。

既存のタスクの操作

データ パイプライン ギャラリー ページの [スケジュールの管理] ボタンからアクセスできるスケジュール タスクのページから、すべてのデータ パイプライン タスクのリストを閲覧できます。 エディターで [スケジュール] ボタンをクリックすると、開いているデータ パイプラインのタスクを表示するパネルが開きます。

エディターのスケジュール パネルとスケジュール タスクのページの両方に、タスクのタイトル、次回実行日、タスク ステータスなど、タスクに関する情報が表示されます。 [次の実行時間] の値は次のとおりです。

  • 日付 - 次の実行の開始がスケジュールされている日時。
  • [完了] - タスクの終了条件が満たされ、最後の実行が完了しました。
  • [失敗] - タスクの終了条件が満たされ、最後の実行が失敗しました。
  • [一時停止] - タスクが一時停止しています。

タスクの表示に加え、タスクを管理するための次のオプションを使用できます。

  • [一時停止] または [再開] - アクティブなタスクを一時停止したり、一時停止したタスクを再開したりします。 一時停止したタスクは、再開されるまで、スケジュールされた日時に実行されません。
  • [編集] - タスクに設定されているパラメーターを編集します。 タイトルとスケジュール設定を編集できます。
  • [削除] - タスクを削除します。 削除したタスクを元に戻すことはできません。
  • [再起動] - 完了したタスクを再起動します。

タスクの実行と実行の詳細

タスクをクリックすると、そのタスクの実行履歴が表示されます。 個々の実行をクリックすると、出力フィーチャ レイヤーやメッセージなど、実行結果が表示されます。 進行中のタスクの実行の情報は実行が完了するまで表示されません。 タスク リストの更新ボタンを使用して最新のステータスを確認します。

検討事項

スケジュール化されるデータ パイプラインを作成する場合は、以下に注意してください。

  • [レイヤーがすでに存在する場合は上書き] 出力パラメーターを有効にして [出力] の作成メソッドを使用することは、スケジュール化または自動化された実行では推奨されていません。 [置換][追加および更新] とは異なり、上書きパラメーターではスキーマ、ジオメトリ、レコードが変更される可能性があり、その結果、ポップアップやフィルターなどの下流方向ワークフローが中断される可能性があります。 さらに、書き込み時に失敗が発生しても、上書き操作はロールバックされないため、データ パイプラインが正常に実行されるまでレイヤーが失われる可能性があります。 [置換] および [追加および更新] は、障害が発生した場合にロールバックされます。つまり、元のデータは維持されます。
  • スケジュール設定したデータ パイプラインに、上書きパラメーターを有効にせずに [作成] 出力方法を使用する出力フィーチャ レイヤーが含まれている場合、1 回目の実行の後は、そのフィーチャ レイヤーがすでに存在するため、タスクの実行に失敗します。 タスクをスケジュールする前にフィーチャ レイヤーを作成し、出力方法を [置換] または [追加および更新] に設定するか (推奨)、または [レイヤーがすでに存在する場合は上書き] パラメーターを有効にする (非推奨) ことができます。

データ パイプライン タスクのスケジュールを設定する際には、次の点に注意してください。

  • タスクの実行をスケジュール設定できる最大頻度は、15 分間隔です。
  • 高度な [最大実行時間] パラメーターを使用して、タスクが自動的にキャンセルされるまでの最大実行時間を指定できます。
  • 自分が所有するデータ パイプライン アイテムにのみタスクを作成することができます。 このことは管理者を含むすべてのユーザー タイプに当てはまります。 管理者は、組織内のすべてのデータ パイプライン アイテムのタスクを表示および編集することができます。
  • スケジュール設定されたタスクの間隔よりもタスクの実行に時間がかかった場合、次回のタスクはスキップされます。
  • タスクごとに最大 30 回のタスク実行がタスク実行リストに保存されます 30 回実行された後は、最も古いタスク実行にはアクセスできなくなり、最新の実行がリストに追加されます。
  • 各ユーザー アカウントは最大 10 個のアクティブなタスクを持つことができます。 この制限には、他のタイプ (スケジュール設定されたノートブックまたはレポートなど) のアクティブなタスクも含まれます。 Data Pipelines では、アクティブなタスクには次の実行時間が表示されます。 非アクティブなタスクに制限はありません。 アクティブなタスクが 10 個ある場合、アクティブなタスクを一時停止するか削除して新しいタスクを作成します。
  • タスクがスケジュール設定されたデータ パイプラインが削除されたか、ゴミ箱に移動された場合、それらのタスクは完全に削除され、復元することはできません。