ArcGIS Data Pipelines の 2025 年 6 月の更新には、新しい入力データ ソース、新しいツール、データ プレビュー環境の機能拡張が含まれています。 詳細については、ブログ記事「Data Pipelines の新機能 (2025 年 6 月)」をご参照ください。
入力
次の入力および入力拡張機能を使用できます。
- Snowflake - キーペア認証を使用して、Snowflake データベースに接続できるようになりました。
- Databricks (ベータ版) - Databricks テーブルに格納されたデータに接続できるようになりました。 この機能はベータ版です。
- URL - URL 入力が、新しいベータ版機能によって拡張されています。 パブリック URL からのデータの読み取りに加え、新しいサービス接続アイテム タイプを使用して、認証が必要な URL または API に安全に接続できるようになりました。 さらに、URL からのデータの読み取り時にカスタム ヘッダー値を指定することもできます。 これらの機能はベータ版です。
ツール
新しいクリップツールを使用すると、指定したジオメトリーと交差する空間データのサブセットを抽出できます。 たとえば、クリップを使用して、ポイント観測データを特定の対象地域に絞ってフィルターできます。 対象地域と交差していないポイント観測データは結果から除外されます。
一般的な機能拡張
スキーマ プレビュー環境が、struct、array、map タイプのフィールドのサブフィールドとサブタイプに関する詳細の表示をサポートするように拡張されています。 たとえば、{"x":-63.5827, "y", 44.6511, "name": "Halifax"} などの値を含む City という struct フィールドがある場合、スキーマ プレビューには、City フィールドに、double タイプの x、double タイプの y、および string タイプの name というサブフィールドが含まれていることが示されるようになります。