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フィールドのマップ

[フィールドのマップ] ツールでは、データセットのスキーマをターゲット スキーマと一致させて、そのスキーマを変換します。

[フィールドのマップ] ツールは、次のようなシナリオで使用できます。

  • データセットのスキーマを更新して、そのスキーマが追加されるフィーチャ レイヤーまたはテーブルとの互換性を確保する
  • 複数のデータセットのスキーマを標準化して、これらのデータセットをマージできるようにする

パラメーター

[フィールドのマップ] ツールで使用するパラメーターの概要を次の表に示します。

パラメーター説明

入力データセット

指定したスキーマにマッピングされるフィールドを含むデータセット。

フィールドのマッピング

入力データセットのスキーマをホスト フィーチャ レイヤー、ホスト テーブル、またはデータ パイプライン内の別のデータセットのスキーマにマップします。

使用上の注意

ターゲット スキーマにマップするフィールドを含むデータセットを選択する場合は、[入力データセット] パラメーターを使用します。

ターゲット スキーマのインポート元のフィーチャ レイヤーまたはデータセットと、入力データセット フィールドをターゲット フィールドにマッピングする方法を指定する場合は、[フィールドのマッピング] パラメーターを使用します。

ターゲット スキーマをインポートする場合は、次のオプションを使用できます。

  • コンテンツのフィーチャ レイヤー - コンテンツ内のホスト フィーチャ レイヤーまたはテーブルを参照して選択します。 選択したフィーチャ レイヤーまたはテーブルは、データ パイプラインのキャンバスには追加されません。
  • [このデータ パイプラインのデータセット] - データ パイプラインのキャンバスに現在含まれている別のデータセットを選択します。

[フィールドのマップ] ダイアログ ボックスにあるテーブルを使用して、入力データセット フィールドをターゲット フィールドと一致させます。 フィールドをマップするには、フィールド タイプの互換性を確保する必要があります。 たとえば、文字列入力フィールドを整数ターゲット フィールドにマップすることはできません。 デフォルトでは、名前がよく似ていて、タイプに互換性のあるフィールドが自動的に一致します。

出力

出力データセットには、ターゲット スキーマのフィールドと一致した入力データセットのフィールドが含まれます。 一致した入力フィールドは、マップ先となったターゲット フィールドの名前とタイプで返されます。 一致しなかったフィールドは出力に含まれません。

ジオメトリ フィールドは一致しているが、空間参照が異なっている場合、入力ジオメトリはターゲット ジオメトリの空間参照に投影されます。

制限事項

フィールドのマップ ツールの既知の制限事項は以下のとおりです。

  • ターゲット データセットまたはフィーチャ レイヤーのスキーマが変更された場合、その変更内容はフィールド マッピングで自動的に反映されません。 ターゲット スキーマの変更を反映させるには、現在のフィールド マッピングを削除し、ターゲット スキーマをもう一度インポートします。
  • このツールでは、フィールド値がキャストされません。 たとえば、double フィールドを string フィールドと一致させることはできません。 フィールドをキャストする場合は、フィールドの更新ツールを使用します。
  • array、map、struct などの複合フィールド タイプを一致させるには、完全に一致したキーと値タイプが入力フィールドとターゲット フィールドに含まれている必要があります。 たとえば、整数値が含まれている入力 array フィールドは、文字列値が含まれているターゲット array フィールドと一致させることができません。

ライセンス要件

次のライセンスと構成が必要です。

  • Creator または Professional ユーザー タイプ
  • 公開者、ファシリテーター、管理者ロール、またはそれと同等のカスタム ロール

Data Pipelines の要件の詳細については、「要件」をご参照ください。