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属性によるフィルター

属性によるフィルター ツールは、クエリに基づいてデータセットのサブセットを返します。 クエリで指定した条件を満たすレコードのみを含む新しいデータセットが出力されます。

属性によるフィルター ツールは次のようなシナリオで使用できます。

  • ジオメトリが含まれていないレコードをフィルター処理する場合。
  • 特定の郵便番号を含むレコードのみを保持する場合。

パラメーター

次の表に、属性によるフィルター ツールで使用するパラメーターの概要を示します。

パラメーター説明

入力データセット

フィルター処理するデータセット。

フィルターの式

入力データセットのフィルター処理に使用する SQL クエリ。

使用上の注意

[入力データセット] パラメーターを使用して、フィルター処理するデータセットを特定します。

データセットをフィルター処理するには、[フィルター式] パラメーターを使用して、維持するレコードを特定する式を指定します。 式はブール値を返す必要があります。 式の条件を満たすレコードの場合、true が返され、そのレコードは結果に保持されます。 式の条件を満たさないレコードの場合、false が返され、そのレコードは結果から除外されます。

出力

ツール出力は、フィルター条件式で指定した条件を満たしたレコードのみを含むデータセットです。 出力データセットには、入力データセットのすべてのフィールドが含まれます。

制限事項

属性によるフィルター ツールの既知の制限事項は以下のとおりです。

  • 検索条件設定で文字列フィールドを選択した場合、プレビュー レコードのみに基づいた一意の値のリストが選択リストに表示されます。 これはソース データセット内の一意の値の完全なリストではありません。
  • このツールは、指定した式と一致するレコードが含まれている単一のデータセットを返します。 指定した式を満たさないレコードは返されません。 除外されたレコードを含むデータセットを作成するには、同じ入力データセットと、最初に使用したのと逆のクエリを使用してツールを再度実行します。

ライセンス要件

次のライセンスと構成が必要です。

  • Creator または Professional ユーザー タイプ
  • 公開者、ファシリテーター、管理者ロール、またはそれと同等のカスタム ロール

Data Pipelines の要件の詳細については、「要件」をご参照ください。