ライン フィーチャやエリア フィーチャを収集したり、データを計測したりする場合は、図形を手動で描画または編集できます。ストリーミング オプションを使用して図形を自動的に描画することもできます。
新しい図形を手動で描画
データの収集中または計測中に、マップ上にポイントを手動で追加できます。また、[現在地の使用] 
を選択し、デバイスの GPS を使用してポイントを配置することもできます。
現在アクティブなポイントは赤色のポイントで表され、すでに追加されているポイントは青色の四角形で表されます。描画すると、アクティブなポイントの次のポイントが図形に配置されます。新しいポイントがアクティブなポイントになり、ライン セグメントでその前のアクティブなポイントに接続されます。また、エリア内では、ライン セグメントで図形の最初のポイントにも接続されます。
ポイントの追加を続けて、図形を完成させます。
新しい図形をストリーミングで描画
フィーチャを収集する場合は、ストリーミング オプションを使用して図形を描画することもできます。ストリーミングでは、デバイスの GPS を使用して図形が自動的に収集されるため、フィーチャに沿って徒歩または車での移動が可能になり、ポイントを手動で配置しなくても、その図形をキャプチャできます。
マップが開いている状態で、収集するライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャのタイプを選択します。収集を開始する準備が整ったら、[ストリーミングの開始] 
を選択します。ストリーミングの実行中は、図形を手動で編集することができません。少しの間だけ収集を中断する必要がある場合は、[ストリーミングの一時停止] 
を選択します。フィーチャの収集が終了し、変更を確定する準備が整ったら、[送信] 
を選択します。
備考:
ストリーミングを開始する前に、位置の精度が所定の範囲内にあることを確認する必要があります。[収集の設定] 
で、テキスト ボックスに数値を入力して、頂点の収集に必要な [位置の精度] を更新します。
[収集の設定] で、スライダーを動かして、[ストリーミング間隔] を更新します。ストリーミング間隔によって、ライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャのストリーミング中にポイントが収集される頻度が決まります。間隔が短いほど、形状が詳細になります。収集設定の指定が終了したら、[閉じる] を選択してマップに戻ります。
図形の編集
Collector を使用して、フィーチャまたは計測の図形を編集することができます。フィーチャを編集する場合は、マップ上でそのフィーチャを選択した後、[編集] 
を選択します。選択した図形のアウトラインがシアン色から濃い青色に変わり、その図形を構成しているポイントが表示されます。計測を実行する際には、図形がすでにこのように表現されています。現在アクティブなポイントは赤色のポイントで表され、すでに追加されているポイントは青色の四角形で表されます。
ポイントをドラッグして新しい位置に移動させると、そのポイントがアクティブなポイントになります。
ポイントを挿入すると、そのポイントはアクティブなポイントの後に追加されます。マップ上にポイントを手動で追加するか、[現在地の使用] を選択してデバイスの GPS を使用します。
ライン セグメントの中間点を長押しまたはドラッグして、そのライン セグメントに沿ってポイントを挿入します。
フィーチャの編集時に、[頂点の削除] 
を選択して、アクティブなポイントを削除できます。
タッチ デバイスを使用している場合は、マップ上を長押しすると、拡大鏡が表示されます。拡大鏡を使用して、ポイントを正確に移動または追加することができます。
ポイントに加えた変更を元に戻すことができます。また、図形を削除して、空の図形から描画を開始することもできます。最後に加えた変更 (ポイントの追加、削除、移動) を取り消すには、[元に戻す] 
を選択します。図形を消去する場合は [削除] 
を選択し、編集する場合は [形状の破棄] を選択します。