Business Analyst アシスタント (プレビュー版) は、人工知能を使用して、一般的なワークフロー、データ、インフォグラフィックス レポート、ヒントを推奨するアプリ内生産性向上ツールです。 プロンプトや検索クエリーを通じて知的な提案を示し、地理情報を理解します。
注意:
クレジットの消費、セキュリティーとプライバシー、制限事項、バイアスなど、アシスタントの詳細については、「Business Analyst アシスタント (プレビュー版) の概要」をご参照ください。
アシスタントの主な目的には次のようなものがあります。
- 自然言語のプロンプトを介してユーザーのニーズを理解します。
- Business Analyst Web App ワークフローによって実行可能な提案を提供します。
- ユーザーが自分のニーズにより適したものになるように提案を調整および変更できるようにします。
- アプリ内の対話型ガイド ツアーを通してワークフローの実行方法をユーザーに教えます。
- 技術サポートおよび製品ドキュメントの質問に答えます。
アシスタントの使用
Business Analyst アシスタント (プレビュー版) は人工知能を使用して、解析クエリーに関連するワークフロー、データ、レポートを提案します。
注意:
アシスタントは ArcGIS Online 組織レベルで管理され、管理者が無効にすることができます。
アシスタントを使用するには、次の手順を実行します。
- アプリ ヘッダーで、[Business Analyst アシスタント (プレビュー版)]
をクリックします。
[アシスタント (プレビュー版)] ウィンドウが表示されます。
- アシスタントを使用するには、次のいずれかを実行します。
- 提案をクリックして、クエリーを構築します。
- 関心があるトピックまたは場所を含むプロンプトを入力します。
- [生成] をクリックして、クエリーを実行します。
Business Analyst アシスタント (プレビュー版) は、[アシスタント] ウィンドウにワークフロー、ヒント、リソースを示します。
- 提案を操作するには、次のいずれかを実行します。
- 提案されたコンテンツを作成します。
- [その他のオプション] をクリックして、提案されたコンテンツを変更します。
- [その他の生成]
をクリックして、その他の提案を表示します。
- [結果の調整]
をクリックして、アシスタントの提案を使用してプロンプトを変更します。 プロンプトを変更したら、[生成] をクリックして、変更したクエリーを実行します。
- ヒントにポインターを合わせて、[ヒントの表示] をクリックし、ヒントの手順を起動します。 この操作はガイド ツアーの開始と同様です。
- アシスタントのフィードバックを提供するには、[ポジティブなフィードバック]
または [ネガティブなフィードバック]
ボタンをクリックし、調査を完了します。 フィードバックは、さらなる開発の指針として使用されます。
- クエリーの履歴を消去して最初からやり直すには、随時 [リスタート]
をクリックします。
- [アシスタント (プレビュー版)] ウィンドウの表示オプションを変更するには、[表示オプション]
をクリックします。
アシスタントのデフォルトの表示の初期設定を設定できます。
例
アシスタントを使用してカリフォルニア州の人口をマッピングします。 提案されたプロンプト [カリフォルニア州の人口のマップを作成] をクリックします。
プロンプトで、ハイライト表示されたテキストをクリックおよび編集してカスタマイズできます。この例では、トピック (人口) と場所 (カリフォルニア州) を変更できます。 トピックと場所をデフォルト値のままにします。 [生成] ボタンをクリックして、クエリーを実行します。
[Business Analyst アシスタント (プレビュー版)] ウィンドウに提案が表示されます。 アシスタントは、Total Population (Esri) 変数を使用してカラーコード マップを作成することを推奨します。 [マップの作成] をクリックして、推奨されたカラーコード マップを作成します。
カラーコード マップが作成されます。 マップを編集する方法の詳細については、アシスタントが提供するヒントを利用してください。 ヒントは、ガイド ツアーを開始するのとよく似た、手順のガイダンスを提供します。

ベスト プラクティスの理解
アシスタントを最も効果的に使用する方法を理解することで、クエリーからより良い提案を得るのに役立ちます。 以降の各セクションでは、プロンプトの記述とヒントの使用に関するベスト プラクティスについて説明します。
プロンプト
アシスタントを使用するには、提案されたプロンプトを選択するか、ユーザー独自のプロンプトを入力して提案を生成します。 プロンプトの提案をリソースとして使用して、独自の検索クエリーを構成できます。 適切な形式のクエリーは簡潔かつ直接的です。冗長なクエリーの場合、アシスタントの処理時間が長くなります。
次に示す例を、適切な形式のプロンプト作成のガイダンスとして使用できます。
冗長なプロンプト | 簡潔なプロンプト |
---|---|
「米国のカリフォルニア州の収入分布が表示されるマップを作成したいと思っています。」 | 「カリフォルニアの貧困についてのマップを作成。」 |
「グラスゴー市の中心部にあるすべてのコーヒー ショップが表示されるマップを作成したいと思っています。」 | 「グラスゴーのコーヒー ショップを表示。」 |
「380 New York St, Redlands, CA から 5 マイル以内の距離にある消防署を検索したいと思っています。」 | 「380 New York St, Redlands, CA から 5 マイル以内にある消防署を検索。」 |
注意:
プロンプトの作成とアシスタントの使用のガイダンスを得るには、[ようこそ] ウィンドウでベスト プラクティスと詳細情報をスクロールします。
ヒント
ヒントをクリックして、プロンプトの作成とワークフローの実行に関する手順のガイダンスを表示することもできます。これは、ガイド ツアーを開始するのと似ています。 アシスタントのプロンプト フィールドに質問を入力して、[ヒントの表示] をクリックすると、Business Analyst Web App でタスクを完了する方法を確認できます。
初期設定の設定
アプリの初期設定で Business Analyst Web App の初期設定を設定できます。 アシスタントでは、表示オプションを設定できます。 管理者は、組織全体に対して初期設定を設定できます。
アシスタントの初期設定を指定するには、次の手順を実行します。
- アプリ ヘッダーで、[初期設定]
をクリックします。
[初期設定] ウィンドウが表示されます。
- [一般] セクションを展開し、[アシスタント (プレビュー版)] をクリックします。
- [デフォルト表示] ドロップダウン メニューを使用し、表示オプションを選択します。
- [フローティング] - アシスタントのウィンドウは、アプリ上部の移動可能なフローティング ウィンドウに、フル サイズで表示されます。
- [コンパクト] - アシスタントのウィンドウは、アプリ上部の移動可能なフローティング ウィンドウに、小さいサイズで表示されます。
- [右に固定] - アシスタントのウィンドウは、アプリ右側、マップ ツールの横の、ドッキングしたウィンドウに表示されます。
注意:
アシスタントの表示の初期設定は、インフォグラフィックスとレポートを表示する場合はサポートされません。
- 必要に応じ、デフォルト設定に戻すには、[デフォルトに戻す] をクリックします。 変更内容を保存するには、[保存] をクリックするか、必要に応じて [保存して閉じる] をクリックして [初期設定] ウィンドウを閉じます。 変更内容を表示するには、アプリを更新します。